友人からのギフト。

先に開示しておきます。

ほんの十数年前のわたしは、自分を信じる力がとてもとても弱い人間でした。仕事はめちゃくちゃデキる女だったし（自分で言うけどw）遠距離恋愛の末結婚もしていた。なのに全く幸せじゃなかった。未来に希望を見出せなかったし、仕事、プライベート、パートナーシップのすべてにおいて悪循環に陥っていました。

弱さを「何かがデキる」ことでカバーしようとしていたから、とても脆く攻撃的だった。だから人を信じることもできていませんでした。

・

・

・

そんなわたしがわたしを取り戻す旅をはじめることになったきっかけは間違いなく「あの日」食べたおむすびだったと今はわかります。頬張った瞬間に涙が溢れたおむすびが、”嶋田佑紀を生きる”スイッチを入れ直してくれたと思っています。

そしてあの日から劇的な変化があったわけじゃなくて、やっと違和感というものを自覚できるようになって（完全にマヒしていたからなぁ）会社員を卒業しました。誰かのためでなく、何かになるためでなく、わたしのために、わたしが大事にしたいものを大事して働こうと決め、あゆみはじめたのでした。

そしてそれから8年も経っておむすびで泣いたことを思い出しました。

その辺りの詳しい話はマガジンにも掲載しているので読んで頂けたらと思いますが

おむすびで人生が変わった話｜いのちをつくるごはん◎おむすびと一緒にお米と野菜と子どもを育てています｜note

思い出してからおむすびをむすび続けた今のわたしは、あの日のわたしに言ってあげたいことがあるんだよ。

「たくさん遠回りをしたけれど、わたしは自分を取り戻すことができたよ。自分を生きることを諦めないで！生きていてよかったって思う日が必ず来るから。」

・

・

・

そんな話を聞いてくれた友人が、その後メッセージをくれました。

♪ナビゲーターは おむすびだ
https://youtu.be/BfTRYJ29xsc

URLのリンク先はこの動画でした。

生きている事の証明に　私の涙をビンに詰め
宇宙のどこかに置きましょう
結んでほどくメッセージ
私はきっと悲しみの　真ん中あたりで泣いている
私はきっと喜びの　真っただ中で笑うんだ

ピリー　ピリー
ナビゲーターは魂だ

この歌詞を読んで、震えました。

何このシンクロ！！！！

鳥肌立ちました。

友人がこの曲を知っていたことも、この曲を思い浮かべてくれたこともすごいって思った。

そう。わたしにとってナビゲーターはおむすびで、おむすびはきっとたくさんの人の魂とつながっている！！！

そしてブルーハーツであることもまた私にはすごく響いて。

というのも、高校時代（どんな高校時代だったかはこちらをご参照に）所属していたソフトボール部。わたしの応援歌はブルーハーツの情熱の薔薇だったから。

情熱の真っ赤な薔薇を胸に咲かせよう
仲間を信じて突っ走れ

そこの歌詞だけ覚えています。

わたしは「仲間」という存在をなかなか信じることができなかったんです。

いなくなったらどうしよう、失って傷つくくらいなら、初めから心触れ合うなんてことはしないでおこう。

そして「あなたなんていなくて平氣」と強がり孤独に耐えて伏せていた時期が本当に長くありました。

だけどこんな恐怖心を克服するタイミングだったのか、先日、とある場所で瞑想をしていた時「すべての存在は味方だよ」ってメッセージをもらったんです。

そして「感じたことが真実」とも。

それを現象として見せてくれた氣がして。仲間という存在を感じられるってなんて幸せでなんて心強いんだろう、と。自分が信じていること、ものを信じてくれる存在。それを感じた時、愛と悦びが湧いてきました。

心を開いたわたしを受け止めてくれた友人。そしてわたしに手渡してくれたギフト。きっと一生忘れることのない宝ものです。

・

・

・

お時間ある方は歌詞全文をぜひ読んでみてください。

>> ブルーハーツ「ナビゲーター」

すごく深くて、すごく沁みる、素敵な曲です。