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ベンチャーで一年間七転八倒すると、何が出来るのか

2022年3月にセルソースに入社して、1年ちょっとが経過しました。

ライフワークにしていた個人note執筆が止まってしまうほど、仕事と育児に明け暮れた1年でした。次の一年に進むにあたり、一回自分の足跡を振り返ってみたいなと思い、久々にnoteを開いています。

もしいずれかの内容にご興味がある方は、いつでも私宛ご連絡ください!

そして、この記事が「セルソースにおける1年」のイメージに繋がれば幸いです。しかし、こうやって書くと本当に色んな人に助けていただいているなぁ。。。


Human Resources/HR

なぜかPR/DX/海外/社内企画/営業戦略/・・・と幅広くやっていますが、元々は「HR」での入社であり、今もメインスコープです。

HR① 選考ガイドライン制定&面接官モニタリング

それまで、「セルソースにおける選考とは」を言語化したものが無かったので、面接官ごとに面接のやり方や軸が異なっている状態でした。

「選考の目的は①その人の人生がセルソースに入ることで、本当に豊かになるのかを見極めること、②セルソースのファンになってもらうこと」といった私の信念を注ぎ込みながら、選考ガイドラインを作成しました。

また、面接後のFeedbackを行うなど、常に選考プロセスの高度化を行える体制を整えました。

「セルソースに応募して良かった」、そう思ってもらえる人を1人でも増やしたい。そんな想いで選考に取り組んでいます。

HR②オンボーディングプログラム制定

中途採用者の場合、システムや社内ルールに関する研修を終えると、すぐに配属部署に送られ、そしてオンボーディングは各部署に任せられていました。

それだと、当然ながらオンボーディングのクオリティに差が生まれてしまうのと、部署を跨いだ人間関係構築も難しくなります。

そこで、最初の3ヶ月を対象とした「Day 90プラン」を作り、研修プログラムの内容だけでなく、入社同期(前後1ヶ月含)で関係を作る「ヨコツナ」なども立ち上げ、「90日目の時点で、全員が憂いなく前を向いている状態」を作ることを目指しています。

このオンボーディングプログラム作成の過程では、株式会社事業人の宇尾野さんに幾度もアドバイスをいただきました!ありがとうございます!

HR③エンゲージメントサーベイ

昨年11月に株式会社アトラエさんのWevoxを導入しましたが、これは革命でした。

毎月パルスサーベイを取っていますが、そのUI/UXが素晴らしく、32問を1−2分で回答できます。そのため、業務の支障になりづらく、且つ、回答者の内面が出やすくなっています。

Wevox上ではいくつかのレポートが出せるのですが、私は自分なりの分析シートを作り、そこに生データを読み込んでレポートを自作しています。

また、毎月取ることでIssueが顕在化する前に早めに手を打てますし、会社全体の状況もよく分かります。また、目安箱の機能も同時に果たせるのもいいですね。
(全質問に対する回答を一週間以内に社内Wikiに載せる運用にしています)

「サーベイ導入して終わり」のケースもあると思いますが、セルソースはかなり上手く使えている自信があります。

HR④全社マネジメント研修&新任マネジメント研修

ベンチャーなので、ある日いきなりメンバーがマネジメントポジションに就く、ということが当たり前のように起きます。

ですが、当然のことながらそれは非常にハードルの高いことであり、「やってみなはれ」で済ますのは怠慢とも言えます。

そこで、昨年秋よりマネジメント研修を主催し、来月からは「新任マネジメント研修」も開始。少しでも各部隊の組織レベルが上がるように、と頑張ってます。

研修内容は完全に内製化していて一枚一枚私がスライドを作っていますが、昨年参加した「人事の寺子屋」で学んだことを活用・発展させていただいています。

5月からはTeamboxさんとコラボしてのリーダーシッププログラムも開始予定であり、リーダーやマネジメントの育成をより加速させていきます。

HR⑤近日公開予定の子達(1 on 1ガイドライン、OKR管理高度化)

1 on 1、難しいですよね。「はい、仕事以外の話を30分してください」と言われても、という人、沢山いると思います。

そこで、今完全オリジナルの1 on 1ガイドラインを作成中です(既に私の本部では数ヶ月運用済であり、これをアップデート)。とてもセルソース思考が反映されたものになっていると思っていて、これも社内展開後、世にも公表できたらいいなと思っています。

また、社員が100人を超えてきて、全社OKR〜組織OKR〜個人OKR〜個人アクションを連携させるのがめちゃくちゃ難しくなっています。

そこで、Notionを活用したOKR管理を実施予定で、私がメンバーと共にチコチコ作っています。大きな革命の匂いがします。

尚、Notionの勉強には、よーじろーチャンネルを全力活用しています。めちゃくちゃ分かりやすいので、Notion初級者・中級者におすすめ。

HRその他

これ以外にも、色々とやってきました。本当に小さい、細かいことから大きなことまで。ここでは書けないこともありますが、「人を大切にするHSF経営」を標榜する会社として恥ずかしくないHR部隊であれるよう、頑張ります。

PR/スポーツ連携

正直、めちゃくちゃ苦しんだPR。「医療関係✖️ B to B」はPR面で中々に難しく。。。でも、「なら自分で発信してしまえ!」と公式noteを始めた辺りから、風向きが変わってきました。

PR① 公式noteアカウント始動

昨年11月中頃に始めた公式noteアカウント。社員紹介、DX、パートナースポーツチーム、、、多様な記事を自分たちで執筆し、運用しています。

note専任担当は誰もいない中で5ヶ月で17記事、4万PVを達成。転載含めると、20万PVほど。

応募者の方は皆さん見ていただいていますし、これきっかけで取材が決まるケースも複数出てきていて、「自社発信」の重要性を改めて認識しました。

今後も「1ベンチャー」では普通は書けないようなゲストの記事などが続きますので、是非フォローしてください!

PR② 社外イベント

先日は茨城ロボッツさんのホームゲームスポンサーをやりました。二日間で8,000人弱の方に当社を全力でお伝えすることができ、社員向けにも対外的にも貴重な機会となりました!

そして、来る5/3(水・祝)にはイオンモール熱田で神野大地さんをお招きしてのイベントも開催します(以下画像参照)。

こういうイベント開催も一切の経験無い中で、メンバーに助けてもらいまくりながら、何とか現実に落とし込んでいます。5月末には川崎で、夏には刈谷でのイベントも予定していますので、お近くにお住まいの方は是非お越しください!

スポーツ連携① メディカルパートナーを介しての出会い

現在、15のスポーツチームを支援させていただいておりますが、昨年夏に私の管掌となってから、各チームとのコミュニケーションをかなり活発化させました。

その結果、数多くのスタッフの方や選手の方との交流が生まれ、「ただのスポンサー」とかではない、ユニークな関係が築けてきていると思っています。

その結果、我々にしか書けないバスケチームトレーナーの記事が生まれたり、TWOLAPSさんが素敵なnoteを書いてくださったり、といったことにも繋がっています。

これからも「セルソースならでは」のご支援とコミュニケーションを行い、その欠片を世に伝えていけたらと思います。

社内企画

僕が社内企画担当になってから新しく始めたことを2つ、ご紹介します。

社内企画① 毎月社内イベント

それまでは感染症の影響もあり、全社イベントは全社集会がメインで、それ以外の社内企画はほぼありませんでした。

そこで、私が担当になってからは「大小問わず、必ず毎月企画をやる!」と宣言し、今日まで継続しています。

基本は全社集会以外完全任意参加ですが、「一年に最低一回は全員が参加している」ように、オンライン/オフライン、朝/夜、平日/土日を切り替えながら開催しています。これまでの企画は、例えばこんなのです。

・全社忘年会
・初詣
・オンラインクイズ大会
・茨城バスケ観戦
・ハーフマラソン参戦、、、
(5月の幹事は僕なのですが、間違えて1ヶ月に2回開催予定。。)

少しでも「ゆるい横の繋がり」が作れるよう、低コストで色々工夫しています。

社内企画② セルソース・ラジオ

一年前から毎月の全社朝会を始め、11月からは「セルソース・ラジオ」と題してリニューアルしたPurpose/Mission/Value/セルソース思考22/Spiritについて、社長の裙本と私が対話しています。

今6回終わったところですが、「誰もちゃんと聴いてないかな。。。」と思っていたら、高評価の声が最近耳に届いてきたので、調子乗ってもう少し続けます笑

DX?

とりあえず「DX」という単語が便利なのでそう書きますが、僕らはあまりDXという単語を使いません。

あくまで「課題」ドリブンであり、その課題解決がたまたまデジタルやITといった分野のものを使って行なっているだけ、という整理です。

DX?① 新社内Wiki by Notion

社内Wikiはこれまでもあったのですが、そのシステム上、①どうしても「一方向」の情報発信になってしまう、②情報の分散が避けられない、③UI/UXを高められない、、、などの問題点がありました。

そのため、「社内情報の保管・共有・活用」に革命を起こすべくNotionを導入し、今週の4/17(月)にローンチしました!

名前はセルナラ(CellSource Knowledge Libraryの略)。

かなり工夫して作り込んだので(メンバーが)、有用性の高いWikiに仕上がっている自信があります。そして、Notionの可能性は本当に凄まじく、活用しまくり、革命を起こし続けたいと思っています。

DX?② Slack

これは、セルソース公式noteに二つ記事を書いたので、そちらに譲ります。

とても不遜なことをいうと、かなり多くの会社さんとSlack連携していますが、僕らのガイドラインが一番使い勝手がいい気がしています(すみません)。このガイドラインもガンガンレベルアップしているので、ご興味あればご連絡ください。

DX?その他

Salesforceの活用レベルアップなど、他にも色々ありますが、書き始めるとキリがないので、こちらはこの辺で・・。

海外事業

これも本当に色々あったのですが、ここに書けないことばかり・・・涙
当社プレスリリースを楽しみにしてください!(海外チーム、ごめん!笑)

おわりに

ここまで辿り着いてくださり、有難うございます。一方、これで大体「30%」くらい。書けないことも含めて、もっともっと色々ありました。

「本気でやりたければ、やれる」環境であり、そして会社が大きくなってもスピード感が全く衰えないので、あらゆる案件が進み続けてしまいます。

これだけのことを10人強のメンバーで実現できていることは本当に誇らしいですし、これからも社会とセルソース内にインパクトを与えていきたいです。

もしセルソースで働きたい、という方がおられれば、是非公式noteや公式HPを覗いてみてください。私への直接連絡(Twitter)もお待ちしています!

では、できればまた来週お会いしましょう。

細田 薫


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