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ワーママ量産化時代の中学受験

とても個人的な内容ですが、2023年2月に長男の中学受験を終えました。

中学受験を伴走する母親としては、正直、とても劣等生でしたが。笑
結果的に、面白そうな学校に出会い、ご縁あってそちらに入学することになりました。

中学受験は、とても個人的な体験ですし、当事者は、長男本人なので、発信するかどうか正直悩みました。
ですが、あとに理由は述べるのですが、今回の経験について何かしらのかたちでシェアするのは、私に与えられた役割の一つなのかなと。
そんな勝手な使命感から、先日メルマガで中学受験の振り返りを書きはじめたところ、、、中学受験シリーズは、メルマガ開封率なんと80%近くに達するという、メルマガ発信歴7年の私も驚愕の大反響。

このnoteでは、大反響シリーズのメルマガをリライト、再編集。「偏差値競争を降りる幸せを知った中学受験」としてお届けしています。

●目次:偏差値競争を降りる幸せを知った中学受験

ワーママ量産化時代の中学受験
難関校目指して当然!でスタートした中学受験
高学歴は幸せなのか?
我が家の学校選びの基準
中学受験で気づいた人生をより複雑にしているもの
中学受験を終えて、学校選びに必要だと感じたこと
普通のワーママが中学進学/中学受験に直面する時代へ

※2023年2月「ぶっちゃけメルマガ」に書いたものをリライト、再編集した内容です。

●ワーママ量産化時代の中学受験元年

私が長男を出産したのは2010年5月。
そう、育児介護休業法改正直後のタイミングに、当時29歳だった私は、たまたま出産。その法改正で、3歳までの短時間勤務が義務化。それを起点に、いわゆる普通の人が出産を経ても働き続けるようになり、ワーママ量産化時代がやってくるわけですが、、、

このあたりの経緯は、こちらのnote記事にまとめてます↓
https://note.com/hikari_iwahashi/n/n575f3034f2cb


まさかそんなタイミングを狙ったわけでもなく、その年に出産した私は、偶然のめぐり合わせでワーママ量産化時代の先陣を走り続け、会社員ワーママを4年ほど経験。その後、2015年に思いがけない流れから女性のキャリアをテーマに独立。今に至ります。振り返ってみると、2010年に長男を出産したことで、私自身の働き方もライフスタイルも大きく変化しました。

あれから12年強が経ち、2010年生まれキッズたちは2023年の春には中学生。これからワーママ量産世代が中学進学に直面するのは確実な流れです。そう、2023年2月はワーママ量産化時代の中学受験元年とも言えるのですが、現状、飛び交っている中学受験に関する発信やメディア記事は、量産化世代の少し先輩。現存のワーママの中学受験にまつわる情報は、出産を経ても働き続けることを主体的に選択した方や、子育てをしながら働き続ける環境が整備された会社で働いていた方の経験が中心です。

今後、ワーママ量産化世代の同士の皆さんが、続々と中学受験に直面することになると思うので。先に中学受験を終えた私の体験や、私の視点、気づき、学びなど、何かしらの役に立てたらと思い、こちらのシリーズを書き綴ることにした次第です。何かの参考になれば幸いです。

中学受験に懐疑的な私が受験に至った理由

正直、中学受験については、そもそも懐疑的。
というのも、小学、中学、高校、大学と、ずーっと公立、国立の学校に通ってきた、地方出身の私なので、私学には一切縁が無く。小学生のうちに、夜遅くまで塾に通ってガリ勉してまで、中学受験する意味なんてどこにある??小学生は遊んでればOK!受験なんて必要なし!と思ってましたw

ですが、ひょんな流れから、小3の夏休みに、とある塾の夏期講習に参加。楽しい!続けたい!という本人の意向もあり、塾通いがスタート。中学受験に至るという、まあ、よくある流れでもあるのですが・・・
強い意思を持って受験をするとも、しないとも、決めないままに、流されて受験に至ったというのが、正直なところです。

そんな、子育てに関しては超絶ズボラな私ですが(あ、ズボラなのは子育てだけじゃないですがww)、そんな私でも、さすがに中学受験は、結構ドギマギ。勉強は本人しかできないし、親に出来ることなんてなにもない。そんな親の無力さを痛感しつつ、初めての経験にドギマギしながら、2月の受験当日を迎えたのでした。

偏差値競争から降りる幸せ

私も、過去には高校受験、大学受験を経験してきましたが、偏差値、点数至上主義の中で、受験は「もっと上!もっと上!」と少しでも上を目指すことを求められる世界でもありました。

でも、今回の受験で、偏差値競争に参加しない(できない?)世界を知ることができ、負け惜しみでもなんでもなく「偏差値競争から降りる幸せ」を知りました。

きっと、このnoteを読んでくださっている方の中には、学生当時、私のように、偏差値競争に身を置き、戦ってきた方も多いと思いますし、そういう競争を戦ってきたからこそ、小学生のうちに受験勉強を強いるような中学受験に懐疑的な人も多いのではないでしょうか。

ですが、うっかり、中学受験をする流れになり、今の時代の中学受験を体験。初めての中学受験を無事に終えることができた今、やってよかったなと心からそう思います。

私は決して教育の専門家ではなく、中学受験についてあれこれ語る資格はないのは重々に承知しています。ですが、前に書いたように2023年以降、ワーママ量産化時代の先陣チームが、第1子の中学受験に直面することになるので。子育てに関しては、びっくりするくらいにズボラで、偉そうに語れることは何一つない私ではありますが、先に経験した立場から、また女性のライフキャリア支援に関わってきた立場から、個人的な体験やそのときに感じたこと、気づきなどをシェアさせていただく次第です。

なお、個人的な想いとして、この記事を読んでくださっているワーママ量産化時代同士の皆さんと、助け合いつつ、互助会的に、中学受験、中学進学を乗り越えていきたい。そんな想いがあります。
今後書くかも知れない続編のために、このシリーズを読んでのご感想やご質問、ご意見などぜひお気軽にご連絡いただけるとうれしいです。

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●目次:偏差値競争を降りる幸せを知った中学受験

ワーママ量産化時代の中学受験
難関校目指して当然!でスタートした中学受験
高学歴は幸せなのか?
我が家の学校選びの基準
中学受験で気づいた人生をより複雑にしているもの
中学受験を終えて、学校選びに必要だと感じたこと
普通のワーママが中学進学/中学受験に直面する時代へ

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