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中学受験を終えて、学校選びに必要だと感じたこと

とても個人的な経験ですが、2023年2月に長男の中学受験を終えました。こちらは「偏差値競争を降りる幸せ」を知った中学受験シリーズ、6つ目の記事です。

●目次:偏差値競争を降りる幸せを知った中学受験

ワーママ量産化時代の中学受験
難関校目指して当然!でスタートした中学受験
高学歴は幸せなのか?
我が家の学校選びの基準
中学受験で気づいた人生をより複雑にしているもの
中学受験を終えて、学校選びに必要だと感じたこと
普通のワーママが中学進学/中学受験に直面する時代へ

※2023年2月「ぶっちゃけメルマガ」に書いたものをリライト、再編集した内容です。

学校選びの件で、こんな質問をいただきました。

ーーー
地方出身で都内中学には疎く、1校1校見学に行って子どもに合うところを探しているのですが、どこも、グローバル、探求、ITCが前面に出ており、多少のカラーはあれど、同じように感じてしまいます

また本人が海外大学への進学を希望しており、その観点からも探すのですが、結局は帰国子女の入学率でかさまししてる等数字だけでは判断できない部分もあります。これだという学校を見つけられるのに、地方出身の岩橋さんが、どのようにされたか具体的に教えて頂けたら幸いです。

また、学習はノータッチでも、学校選びは子供の力では難しいと思っています。選択肢を提示してやるためにも、いくらか介入されたかと思うのですが、どのようなことを心掛けていたか、もしあれば教えて下さい。
ーーー

今回はこちらの質問について、考えてみたいのですが、
1校1校見に行って、探されているとのこと、まずは、その行動力に脱帽です!

そして、私は教育の専門家でも何でもなく。単なる経験者でしかないのですが。という、ヘッジ文言からのスタートで恐縮ですが、私の考えを書いてみますね。

学校説明会だからこそ得られること

はい、おっしゃるとおり、地方出身ですが、今の都内の中学校の状況を見ていると、特に、なんとか国際系の学校は、どんどん新しい学校が増えており、元々首都圏出身の方であっても、知らない学校も多いんじゃないかと思ってます。なので、地方出身だからといって、そんなに悲観的になる必要はないのかなと。
私は地方出身ですが、地方出身だからこそ、なんの偏見もなく、フラットに調べることができる、というメリットもありますので。地方出身だからと引け目を感じるようなことはほとんどありませんでした。

また、学校見学は、何の現実も見えていない小3くらいの頃に、私でも知ってるような、難関男子校の文化祭を2校ほど行き、その後、コロナになったので、実際に見学に行った学校は3校だけ。本当はもう少し行っても良かったのですが、人気の学校は学校説明会の予約すら取れず、、、ずっと乗り遅れてました。

また、学校の特長がどれも似たりよったりに見えると感じていらっしゃるとのことですが、私は、説明会などで何を話しているかは、正直あまり聞いておらず。何を話しているか、その内容よりも、先生方から受け取る雰囲気というか、エネルギーというか。実際に訪問するからこそ受け取ることが出来る非言語な情報も含めて感じるようにしてました。

先生だけでなく、生徒の方々の様子から受け取るものもたくさんありましたし、グローバルだ、新しい教育だ、とか言っていても、それ、本当に実行する力あるかな、、、?と感じる学校も正直ありまして。なんか違う、なんかイヤ、と感じた学校は受けませんでした。(って、偉そうにすみません。母数は5です)

進学実績よりも参考にしたこと

また、おっしゃるように、学校リサーチは、子ども本人には結構難しいのかなと思ってまして。かといって、親である私も中学受験には素人なので、その道のプロで、たくさんの情報を持っている塾の先生に色々教えていただきました。ちなみに、塾の先生なら、誰でも盲目的に信じるわけではなく、この先生の言うことは信じる!という先生との出会いがあり、長男もその先生のことは大好き。私も夫も全信頼。
実は、塾は一度変えたのですが、その結果、信頼できる先生に出会うことができたのは、本当に良かったなと思っています。

あと、進学先の実績ですが、私はほとんど参考にしなかったですね。
同じ学校でも、結局、どんな子どもたちが居たかによって、進学実績って大きく変わるし、6年も経つと、学校の状況も変わりますしね。

そもそも、私が楽観主義、感覚重視なので、学校のことを批判的に見ることはあまりせず、最後は、自分の感覚を一番大切にしてました。

すべて完璧だと思う学校を必死に探すというより、ここが良い!と思える感覚を養う方が結果大事なのかなと。

受験を終えて、今はそんな風に感じています。
なにか参考になれば幸いです!

なお、個人的な想いとして、この記事を読んでくださっているワーママ量産化時代同士の皆さんと、助け合いつつ、互助会的に、中学受験、中学進学を乗り越えていきたい。そんな想いがあります。
今後書くかも知れない続編のために、このシリーズを読んでのご感想やご質問、ご意見などぜひお気軽にご連絡いただけるとうれしいです。

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