高学歴は幸せなのか?
とても個人的な経験ですが、2023年2月に長男の中学受験を終えました。こちらは「偏差値競争を降りる幸せ」を知った中学受験シリーズ、3つ目の記事です。
偏差値競争を降りるに至った理由
さて、今回は、そろそろ「偏差値競争から降りる幸せ」について、
書いてみようかなと。
私自身、子ども時代は、勉強が得意で、偏差値はまあまあ高い方で。
大学に進学しても、まわりに、高学歴の人ばかりがいる環境だったので、難関校目指すのが当然でしょ、くらいの気持ちで、長男の中学受験がスタートしたわけですが・・・
いざ、入塾テストを受けてみると、あれ?そんなに点数が良いワケじゃなさそうだぞ、ってことが発覚し。その後も、ぐんと成績が伸びるわけでもなく。中学受験界の偏差値でいうと、45前後を推移。いや、もっと下?
かつての私は、高校受験前、はじめて通うことになった塾の入塾テストで、いきなり良い点数を取って、上位クラスに入ることになったり(自慢。笑)上位校を目指すことが当たり前。塾に貢献するため?に、行く予定もない私立高校も受験して、特待生の合格をゲットする、みたいなことを、
求められるような環境だったので、(・・・はい、これも自慢。笑笑)
偏差値40台・・・それ以下ってどういうこと?!と信じられなかったわけですが。最初から偏差値が高くない状態でのスタートだったので、これは、もしかすると、難関校は、全然ムリなんじゃ?!と思うようになり、諦め半分、興味半分。難関校ではない学校も調べてみることに。
すると、都内在住なこともあり、びっくりするくらいの多様な選択肢があって、逆に、未知の世界すぎて、私は興味津々。
中学時代から英語教育に積極的で、海外の学校への進学を見据えた教育カリキュラムがある学校があることを知り、驚愕。
というのも、福岡県内の公立高校、地域トップ校で育った私は、目指せ、九大!(あ、九州大学のことですw) 九大に行ってこそ、一人前!という環境下、私も、環境の力に屈し、当たり前のように九州大学を目指すように。
その後、学校見学に行くも、なんかちがう、なんかイヤ、と身体が拒否する感覚があり、その後、直感的に、お茶の水女子大学を目指すことになったのですが、(私の大学受験話は、本筋とズレるのであまり深くは書きませんが、冗談でも、謙遜でもなく、直感の力だけでお茶大に合格しましたw)
高校の同級生の多くは九大に進学。さらに、私はうっかり理系特クラにいたので、九大だけでなく、東大、京大の他、国立大学の医学部に進学する人も多数。そんな環境でしたし、運の力でお茶大に進学した私は、1年次の学園祭で東大とペアクラスで屋台を出店したり、東京医科歯科大学という屈指の難関国立大学とのインカレサークルに入ったり。医科歯科大生や、東大生など、日本トップクラスの超絶高学歴な人たちと関わって大学時代を過ごしてきました。
超高学歴の環境で感じた、偏差値競争の弊害
でもね。でもね。
その、超絶高学歴の人たちに囲まれる環境下、私も、まあまあいい感じの学歴の部類ですが、じゃあ、そういう学校を出たからって、本当に幸せなの?いや、そうじゃないよね。
ってことを、あまり表立っては言えないけど、心の底からの実感としてずっと感じていました。これ、あんまり表の発信では書きにくいですが、このこのテーマの記事を読んでくださっている方であれば、共感してくださる方もきっといるはず、と思うのですが、学歴って、別に・・・。学歴って、別に・・・。
いい学校行ったからって、その後の人生が幸せかというとそれは別の話。
高学歴育ちの人は、いわゆる「いい子ちゃん」が多く、言われたことを言われたとおりに正しくオペレーションすることは得意だけど、自分の頭で考えることは苦手だったり。
ほどほど良い環境に身を置けてしまったことで、挑戦すること、冒険することに、必要以上に臆病になってしまったり。
そういう人をたくさん見てきたので、これこそが、偏差値競争の弊害なんだな、と、どこか冷静に見ている自分もいたんですよね。
偏差値が高い人たちに囲まれる環境で育ったからこそ、偏差値が高い学校に行っても、意味ないよね〜wとも思っていたのですが、
長男は、その流れを汲んだのか、偏差値高くない状態での中学受験スタートだったので、偏差値競争に参加することなく。また、偏差値が低いことに対して、親である私が、子どもにプレッシャーを与えることも無く。コンプレックスを感じることも無く。
偏差値の高い低いじゃなくて、こんな面白い教育を提供してる学校があるんだ!! と、純粋な興味、関心から、学校を調べることができたのは、本当によかったなと思っています。
なお、個人的な想いとして、この記事を読んでくださっているワーママ量産化時代同士の皆さんと、助け合いつつ、互助会的に、中学受験、中学進学を乗り越えていきたい。そんな想いがあります。
今後書くかも知れない続編のために、このシリーズを読んでのご感想やご質問、ご意見などぜひお気軽にご連絡いただけるとうれしいです。
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