我が家の学校選びの基準
とても個人的な経験ですが、2023年2月に長男の中学受験を終えました。こちらは「偏差値競争を降りる幸せ」を知った中学受験シリーズ、4つ目の記事です。
時代の変化と、偏差値教育と。
前の記事で「高学歴は幸せなのか?」を書いたのですが、私は決して学歴を否定するわけじゃないですし、なんなら、私自身、学歴で得してきた経験もたくさんある側でもあります。
ただ、時代のトレンドというか、時流というか。そういうのもあるんだろうなと思ってます。
私が高校、大学と進学した当時は、偏差値や点数くらいしか基準になるものもなく。他に選択肢も見当たらなかったので、盲目的に受験まっしぐら。
高校生時代を振り返ると、インターネットも、都会の誘惑も無い、勉強と、部活しかすることがない環境で、塾なんかに行く暇が無いくらいに学校が忙しすぎて。ただひたすら、部活と勉強だけに没頭してました。
まわりもそんな感じでしたし、そういう時代でもあったので、いわゆる偏差値の高い、良い学校に、単に勉強ができる人だけでなく、面白い才能が集まる時代だったんだなと。
基準が偏差値、点数だけとシンプルだったのと、他に情報も誘惑もなく、目指す方向もとてもシンプルな時代でした。
ですが、あれから20年以上が経ち、時代は大きく変化。
今の世代の子どもたちは、幼い頃からインターネットに触れることが当たり前、自分らしさや個性が大切とされ、教育の選択肢も増え、多様性が慮られ、親も子も、そうした多様な情報に触れる機会が増えました。
中学受験とライフキャリアの共通点
中学受験を通じて、本当にびっくりしたのですが、首都圏の私立中学の選択肢の多さよ、、、電車も便利なので、通える学校も数多く。無限とも言えるような選択肢があって、すべての学校を網羅するなんて到底無理なくらい、特色豊かな学校で溢れています。
本当にたくさんの、たくさんの、多様な学校があるので、実際に学校をリサーチしたり、見学に行ったりする前に、まずは、教育に何を求めるのか?その基準というか、価値観というかを、ある程度、クリアにしておくことが本当に大事だなと。
それをせずに、学校探しをはじめたら、時間がどれだけあっても足りないくらいに、無数に学校があるので。子どもの性格や、小学校での様子を踏まえつつ、親としての自分が、教育にどんなことを求めるのか。そうしたことを、自分だけでなく、パートナーや、子どもと事前に話し合うことがすごく大事。我が家は、そこが割と早い段階で明確になったので、偏差値が高いとか、低いとかに翻弄されることは少なかったのかなと思ってます。
まあ、要は、「自分がどうしたいか?」ってヤツですよ。
その主語が、単に自分だけでなく、子どもや、夫も含めてすり合わせする必要があるので、自分単体よりやや複雑ですが、自分の意見を持たないままに、多様な選択肢に溺れて、世の中的に良いとされることに流されたり、先にノウハウやテクニックに走ってしまい、情報の海に溺れてしまったり。頑張っても、頑張っても苦しい。そんな沼に陥ってしまう。
ってのが、ライフキャリア問題だけでなく、中学受験はじめ、子どもの教育問題でも、起きているようです。
ライフキャリアも、中学受験も、問題の本質は同じですな。
我が家の学校選びの方向性
ちなみに。参考までに。
具体的な事例を書いたほうがイメージしやすいと思うので。我が家は中学受験に対して、どんなことを考えていたかというと、
大きな方向性でいうと、このあたりでしょうか。この基準を持っているだけでも、学校選びはとてもシンプルになったように感じています。
ま、中学校生活がはじまってみないと、わからないことも多いですが。合格が決まった後に出席した、入学前オリエンテーションでは、ほんとに世界に目を向けた教育やってるんだ、、、と、望んでいたとはいえ、ややビビっていますw
ちなみに、これまで英語教育はほぼやってません!
さて、果たしてこれからどうなることやら!?
なお、個人的な想いとして、この記事を読んでくださっているワーママ量産化時代同士の皆さんと、助け合いつつ、互助会的に、中学受験、中学進学を乗り越えていきたい。そんな想いがあります。
今後書くかも知れない続編のために、このシリーズを読んでのご感想やご質問、ご意見などぜひお気軽にご連絡いただけるとうれしいです。
感想はLINEにどうぞ
>>岩橋ひかり公式LINEはこちら
メルマガはこちら
>>岩橋ひかりのぶっちゃけメルマガ
●次の記事はこちら
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?