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この30年でテクノロジーが変えた子育てのあれこれ

これはM&Aクラウドアドベントカレンダー2021の10日目の記事です。

はじめてのアドベントカレンダー

はじめまして。M&Aクラウドのコバヤシと申します!
長らくM&A業界にいてエンジニアカルチャーに触れてこなかったので、アドベントカレンダーというイベントを意識したのは初めてなのですが、今年M&Aクラウドでは全職種参加でのアドベントカレンダーにチャレンジするということでご指名頂き、初めて記事を執筆することになりました。
(エンジニアメンバーは文章を書き慣れてるなぁと思いながら、僕も辿々しく書いてみます)

最初は、「M&Aアドバイザリー業務においてこれからテクノロジーがイノベーションを起こし得る領域」とか「テクノロジーが変えるぼくたちの働き方」とか「でかい組織からスタートアップに転職して日々感じるテクノロジーとのふれあい」とか、仕事に関わるテーマを書こうと思ったのですが、これらのテーマは他の機会でも書くだろうということで、ちょっと違う目線でテクノロジーについて書きたいと思います。

平成と令和の子育て 〜30年の時が変えたもの〜

仰々しいタイトルですが、何を書こうかなと考えていて、ふと子育て目線で書きたいと思い至ったのでこれで行こうと思います。

僕には先月11月に1歳を迎えためちゃくちゃかわいい(客観的に見ても)娘(めちゃかわ)がいるのですが、パパ1年生を終え、パパ2年生を迎えたタイミングでもある今、この1年を振り返ってみると、これは過去の子育てとは明らかに違う「令和の子育て」なんじゃないか?と思うポイントが多々あり、平成元年生まれの私を両親が育ててくれた時とは全く違うものになっていると感じたので、平成と令和の子育ての違いの中で特にテクノロジーの影響を受けていると感じたものをまとめてみました。

1.Amazon

令和ピーポーにとってはめちゃくちゃ当たり前過ぎて書くのも憚られるレベルですが、

Amazon。

30年前にはなかったテクノロジーの産物。

粉ミルク、おむつ、おしりふき、離乳食、おもちゃ、お風呂グッズ、子ども用ベッド、ベッドから落ちないよう柵、フロアマット等々。
これ30年前は「自分の足」でお店に行って、売っているか売っていないか「自分の目」で確かめて買って、「自分の手」で持って帰ってたんですよね。
令和の時代では「親指一本」で家の玄関まで届きます。
当たり前になりすぎてるけど、これは本当にすごいことだなあと改めて。
そして両親への感謝も改めて。


2.カメラ(スマホ)

これも当たり前かつ平成にも存在はしていたものだけれど、こんなに手軽に、フィルムの上限も気にせず、片手で、いつでも、どこでも、写真も、ビデオ(もしかして今ってビデオじゃなくてムービーって呼ぶ?)も、撮れるのは革命じゃないか。
僕の両親は几帳面なタイプで、僕が生まれた時から小学校くらいまでの映像をハンディカムで撮ってテープにまとめて保管してくれていて、僕に娘が生まれたタイミングでそのテープをブルーレイに焼き直してプレゼントしてくれたのですが、多分僕の世代全員がまとまった赤ちゃんの頃の映像を保管されている訳ではないだろうと。そもそも当時映像を撮れる機器を持っていて、ちゃんと記録して、整理して、保管して、いなければ30年後の僕には届かなかったはずです。
今だったら大体全員スマホを持ってます。片手でビデオ撮れます。勝手にクラウドに保存されてます。っていう状況で、クラウド上にフォルダ作ってまとめて保存してURL送るだけっていう。
むしろ映像の価値自体は下がっちゃってる気がするのが面白い。
苦労して撮って、長い間奇跡的に残っていた映像の方が有り難みが強いという、テクノロジーによってちょっと大事なものが失われてる(見えづらくなってる)気もするけど、やっぱり赤ちゃんの時の映像なんて永久保存ものなので、どんな形でも残ってるほうが嬉しいですね。


3.ウォーターサーバー

急に路線変更感ありますが、これも広義のテクノロジーの産物ではないかなと。
これめちゃくちゃ助かってます。

うちではサントリー天然水のウォーターサーバーを導入していて、そもそもサントリー天然水のウォーターサーバーがあることだけでも驚いたんですが。これ、冷水はもちろん熱湯もボタン一つで一瞬で出てくれるという、ミルク作るのに最強のアイテムです。
これなかったら本気でパニックになってたと思います。
30年前は、赤ちゃんがミルクで泣いたら、赤ちゃんあやしながらお湯沸かして、沸騰待って、煮沸したお湯で粉ミルク溶かして、人肌に冷めるまでぬるめて、やっとあげられるんですよね。10分くらいかかるのかな。。
ウォーターサーバーがあれば、粉を哺乳瓶に入れて、熱湯半分注いで粉ミルクとかして、冷水入れて温度調整して完成。20秒。
清潔な冷水と熱湯がノータイムで出るというのがポイントですよね。
超優秀。めちゃくちゃ感謝してます。


4.Alexa(スマートスピーカー)

Amazon信者感出てくるんですが。
Alexaには子守唄歌ってもらったり、外の気温教えてもらったり、この後の予定教えてもらったり、電気消してもらったり、テレビ消してもらったり、完全に僕の「手」として機能してもらってます。
いつも手が足りないんですよね。少し自我が出てきてハイハイとかする時期になると、抱っこやめると嫌がるし、離乳食食べる時はもちろん、何かとスマホ見て確認、ちょっと移動、が出来ない時が多いですよね。
声だけで電気が消えたりテレビが消えたり、これは30年前にはなかっただろうな。
まあ想像するに、30年前は旦那がAlexaやってたのかな、、、

その反面奥さんに育児が偏っていたということだろうし、時代の流れで男女の役割分担は変わってきてるかもしれませんが。
それでもやっぱり子育てで父親は母親に敵わないなと思う所はたくさんあります。


5.インターネット

ここに来て馬鹿になっちゃった人みたいですが、そもそも30年前って子育てにインターネットを活かしてる人なんていないですよね。というかWindows95より前、、、今調べたら「Microsoft Windows 3.1」の時代らしいです。

画面はこんな感じ。
Internet Explorer搭載前の時代ですね(後に追加モジュールで搭載)。

いや、真面目に、子育てって分からない事だらけですよね。
特に第一子の場合。
本で調べるにも限界あるし、人に聞いても、人によって意見が違うし、今目の前で起こっているこの状況をすぐに調べたいし。

全知全能のインターネット先生がいることで何度救われたか。

Youtubeで赤ちゃんが泣かない抱っこの仕方を見たり、げっぷの出させ方を学んだり、お風呂の入れ方と保湿の仕方を教わったり、おそらく正解がないような悩みもあるんですけど、インターネットで自分が納得行くまで調べたり、自分が腹落ちする答えが見つかっただけでも救われることは多々あったと思います。

30年前だったら、本を買って調べたり、周りの知り合いに聞いたり、なにより自分の親に相談したりっていうのが当たり前だったんでしょう。
そうやって家族や地域のつながりや信頼が受け継がれていたのかもしれません。
他方、インターネットが発達することで、皆まずはインターネット先生に相談するようになり、そういう地域の特性だったり親から受け継がれるものだったりという文化的なものが薄れていって、(子育てに限らず)均質的な文化になってきているのかな、などと考えたりしました。

といいつつ、親としては我が子が健康に、安全に、育ってくれることを一番に願っている中、インターネット先生が令和の親たちの心の支えになってる感は絶大で、この時代に生まれた以上はインターネットがない状態での子育てなんて想像できないくらいに依存しきっています。

最後に

今回レベル感もバラバラに5つあげましたが、アプリ部門とか、webサービス部門とか、ハードウェア部門とか、結構色々できそうですよね(買ってよかったみたいになっちゃうか)。

この記事を書こうと思ったのは、先述の両親が僕のこども時代の姿を収めてくれたビデオの、デジタルだけどアナログな映像を見て、今と全然違うなあ、あれ、よく考えると今って色々とめちゃくちゃ楽じゃないか、と気づいたことがきっかけでした。

さて、そんな文字通り「テクノロジーの恩恵を受けてまくっている」パパ2年生の僕ですが、僕たちM&Aクラウドはそんなテクノロジーの進化をさらに加速させるようなM&Aや資金調達を積極的にサポートしています。
M&A・資金調達のご相談がある方は是非お気軽にご連絡ください。
「お気軽に」というのがポイントです。今検討していなくてもいずれ必要になる可能性があれば、カジュアルにお話しておいて損はないかと思います。

追伸:最近M&Aクラウドのブランドイメージだったりカルチャーを褒めて頂くことが多いのですが、それはこういうnoteとかにM&Aアドバイザー個人が発信したりしていて、多少なりとも人となりが伝わり、それが束になってカルチャーとして伝わっているのかなあなどと初めて記事を書いてみて思いました。

それでは、明日からのアドベントカレンダーもお楽しみください!

コバヤシ

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