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初期教育のパッケージ化

不安な新入社員をさらに不安に陥れる体制
新入社員というのは不安でいっぱいです。
どんな仕事を任さられるのか、
人間関係はうまくいくのか、
ワークライフバランスは、
などなどまだ見ぬ未来への不安でいっぱいです。
そんな彼ら彼女らをさらに
不安にさせるものがあります。
それは組織の教育体制です。

人によって言っていることが違う
同じ仕事であっても人によって
やりやすい方法というものがあります。
そして多くの人は自分の
やりやすい方法を人に伝えます。
ところがこれをすると新人さんは
色んなやり方を色んな方から教わることになります。
それは将来的に考えれば
仕事の考え方の幅を
広げてくれる可能性もありますが、
まったくの新人さんからすれば
どれを信じればいいのかわからなくなります。
だからこそ多くの会社にはマニュアルが存在するのです。

プレイヤーが仕事を覚えない責任はプレイヤーにはない
これは極論ではありますが、
プレイヤーが仕事を覚えない責任は
プレイヤーが負うものではありません。
マネジャーの責任です。

マネジャーはプレイヤーを使って
目標を達成する人をさします。
つまりプレイヤーが目標を達成できるか否かは
マネジャーの力量です。

また、プレイヤーが仕事を覚えない責任を
プレイヤーに負わせた場合、
プレイヤー個人の能力によって
習熟度がまるで違ってきます。
プレイヤーの能力に頼り切る集団を
組織と呼べるでしょうか?
むしろプレイヤーの能力を引き出してあげるのが
組織なのではないでしょうか?

教育をルーチンワーク化する
まずは何よりも仕事をマニュアル化しましょう。
そしてそのマニュアルをチームとして共有し、
マニュアルを見せながら教育を行いましょう。

こうすることで教える側のブレはかなり抑えられます。
また教わる側も振り返るための材料が手に入ります。

マニュアルは作って終わりではありません。
チームで共有し、使うためのツールです。

マネジャーはマニュアルが
有効に利用されているのか
モニタリングする必要があります。
そして有効に使われていないのであれば
それはマニュアルの問題なのでマ
ニュアルの刷新を行いましょう。

少しでも新人さんの不安を減らせる環境を
築けたらいいなと思う次第であります。

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