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話を聞くだけでは足りない

物わかりのいい上司?
傾聴力など、最近はコミュニケーションの中でも
発信力とは逆に受信力が強調される場面が多々あります。

私自身、傾聴力はマネジャーにとって
必須スキルだと感じていますし、
その習得に日夜努力しています。

しかし一方で、話を聞くだけの上司も増えているようです。
今日は傾聴力のあり方について考えます。

話を聞くのは前提

こちらの記事で、PDCAの中でDo(行動)は
すべての前提なんだよ、
というお話をさせていただきました。

傾聴力についても同じ事が言えます。
まず大前提として部下の話を聞くことは
具体的なDoにつなげるための材料にすぎません。
どんなに傾聴ができていたとしても
Doができていなければ部下からは
話を聞いてくれるだけの人と認識されてしまいます。

行動力を鍛える
ホリエモンさんを筆頭に多くの著名な
ビジネスマンの方々が行動することの
重要性を訴えています。

これは裏返すと、世の多くの人は
行動ができていないということです。

こちらの記事で、人は意味を見失うと
やりがいを失うというお話をさせていただきました。
それはこの行動しない上司にも当てはまる話で、
どんなに話しても行動してくれない上司のもとを
部下は去っていきます。
つまり、上司の行動力は離職率に影響を与えてしまうのです。

ではどうすれば行動力を鍛えられるのでしょうか?

答えは簡単で、まずは小さく試してみること、
そしてその小さな試みの回数を増やすことです。

いきなり綿密な計画を立てて行動しようと
するとどうしてもフットワークが重くなります。
上司としては慎重な態度なのかもしれませんが、
部下からすると何もしていないように映ってしまいます。

これを防ぐために部下からの提案は
本格導入の前に小さく試すこと、
しかもその回数をたくさんを行うことで
部下からも上司は自分の話を聞いたうえで
何かアクションしようとしてくれていると
実感できるようになるのです。

アクションを起こすというのはリスキーです。
なぜなら失敗が付きまとうからです。
しかし失敗を恐れていては何事も前に進まず、
やがては組織の崩壊を招きます。

そんなことがないように、
今日も行動を前提とした
傾聴力の強化に努める次第であります。

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