見出し画像

理由の深堀りをしよう

ルールには理由が存在する
どの会社でもルールというものは存在するでしょう。
ルールとまではいかなくても
ワークフローや書類の回し方など、
何かの手順は存在するはずです。

ルールは自然の世界には存在しません。
本能に沿って獲物を追いかけるライオンはいても
ルールにそって昼寝するライオンはいないわけです。

あくまでルールとはホモサピエンスが
独自に作り上げたものです。
ホモサピエンスが作り上げたものには
必ず理由が存在します。

そして仕事の場においては必ず
この理由の追及が必要になります。

理由をしっかり深掘りすることが業務改善のカギ
業務改善を行うにあたって、
表面的には業務フローの書き換えや
手順の変更を行うわけですが、
その際に重要になるのは業務の理由、
あるいは目的がちゃんと把握されているか否かです。

あるルールが存在するとして、
それはどういう理由で存在するのかを
考える必要があります。

そして多くの場合、その理由は組織の中で
忘れられていることが多いです。

なぜこんなにも重要な理由というものを
忘れてしまうかというと、
上記の記事でも書いた意味を教わっていないからです。

業務の意味とはなぜそれをするのか
という理由や目的を指します。
しかし多くの人がこの意味を教えずに
表面のルールや手順の指導にあたります。
結果、組織内に仕事の意味を、
行為の理由や目的を知っている人が
いないという事態が発生します。

こうなるとルールがどんなに時代遅れのものであっても
改善されることはなく、
非効率なまま日々が繰り返されていきます。

理由を追求することはクリティカルシンキング
クリティカルシンキングとはこの理由を
徹底的に追及することとも言えます。
常になぜ? とといかけることで物事の本質、
すなわち理由に近づいていくことです。
本質というと大仰に聞こえますが、
もっとシンプルに理由だと考えればいいのです。

クリティカルシンキングは癖です。
毎日なぜ? と問い続けることで身につきます。
私も世の中の常識・ルールに対してなぜ? 
と問い続け、新しい価値を生み出したいなと
考える次第であります。


この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?