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二項対立と和の精神

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

目的とは、意志を言葉にする。決意宣言!
目標とは、意志を創造し、時空にアクセスする!

二項対立によって、長らくうつ病になり
社会から離脱した時期がありました。
成功法則が正しいと思っていた時に、
身近な人が警鈴を鳴らしてくれ、この時、批判は二項対立だと思いました。

二項対立とは、論理学で二つの概念が
矛盾または対立の関係にあること、
また、概念をそのように二分することを指します。

内側と外側、男と女、損と得、主体と客体など、
相対する概念や、相容れない考え方のことです。

成功学を否定はしませんが、この価値観でいきている限り
人は競争、比較、勝ち負けの世界から自由になれません。

私は長らくスポーツの世界に身を置いていました。
まさに勝ち負けの世界で勝負をしてきましたが、
企業スポーツにおいては、単に勝ち負けでは評価することが出来ません。
仕事とラグビーを両立しなければなりません。


ゲームに勝っても負けても、翌日は仕事です。
応援に来てくれた社員も、「昨日の試合、感動したよ!」
とねぎらいの言葉をかけてはくれますが、仕事が優遇されるわけでもなく、
やはり就業後にしか練習の時間は取れず、いつも通りに仕事をこなします。

チームが強化され、多くの人材がチームへ加入したいと
直接連絡をしてきてくれるようになりました。
やがていち企業では抱えきれなくなり、
山梨県内の企業が採用の助け舟を出してくれるようになります。
そのおかげで、40人以上の部員を確保できるまでになりました。

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ただ母体が大きくなるにつれ、競争が生まれます。
他者との比較もあり、なかなかチーム本来の目的である
「仕事とラグビーの両立」からは離れてしまいます。
リーダーであった私は、「孤立」し、「分断」され、「排除」されました。

その二項対立に気付かずにいた私は、
他責思考ばかりが強まり、長らくの冬眠生活をおくることになりました。
そんな私を支えてくれた家族には頭が上がりません。

私の息子の名前は「慶和」と言います。
慶和の「和」は、和を以て貴しとなすの「和」、
日本的な思考を意味します。
和とは結びであり、「統合」「調和」を意味します。
受け継がれてきた日本の叡智を統合する力が
「和」の文字に込められているんです。

家族のことを考えていくと、当然先祖のことにも関心が高まっていきます。
私の先祖をたどると、神道につながりがあったことがわかりました。
奈良県桜井市檜原神社にご先祖とゆかりがありと聞き、
ある時訪ねてみました。檜原神社は、日原社とも呼ばれると知り、
なるほどなあ、と腑に落ちたことを覚えています。

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スクラムヒューマンパワーの使命は、雇用の創出です。
そこへ向けて進むための使命が、すとんと統合されたように感じました。
統合とは、「輪=円」で、「円=スクラム」です。
神社からの帰路でそう捉え、これからは和の成功法則を、
スクラムヒューマンパワーの人材育成として伝えていこうと決心しました。

目的と目標の4観点、「私」の有形、無形だけではない、
「社会や他者」の有形、無形の、
公の場でひとりひとりが自分の能力を最大限発揮できる社会を創造する!
そこにデジタルアクセスし、デジタルとアナログを統合します。
雇用の創造から人材育成を展開し、
「誰ひとり取り残さない」SDGs 持続可能な達成目標を目指し、
日本本来の「和の精神」を、
スクラムヒューマンパワーは展開していきます!


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