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人材育成を最適化する方法 2

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

人材育成を最適化するためには、
相手を信頼して「任せる」ことです!

やってみせ、言って聞かせて、
させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ。

話し合い、耳を傾け、承認し、
任せてやらねば、人は育たず。

やっている、姿を感謝で見守って、
信頼せねば、人は実らず。


山本五十六元帥の名言ですね!

ラグビーにおいては、まずキャプテンやリーダー陣が、
プレーで見本を示さなければなりません。

私は、中学時代のラグビースクール、日川高校、TOSENラグビー部、
山梨県代表のキャプテンとして、チームを牽引する立場でした。
プロップというポジション柄、
瞬時にゲームをコントロールできるわけではありません。

スクラムの最前列、攻撃の要セットプレー
(スクラム、ラインアウト、キックオフ)では重要な役割を担います。
ブレイクダウンでは野獣のように、本能的な感覚で80分間、
相手を打ち負かし反則ギリギリのプレーをします。
時にはレフリーの視線を逃れてパンチが飛んできたりもします。
魂を込めて戦います。

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ペナルティ、攻守が切り替わる瞬間の判断は、
キャプテンである私にも決断する権限があります。
判断、決断に要する時間は0.2秒程、脳はフル回転、
匂い、周辺視野、音、監督のオーラ、観客のヤジ、
選手同士のアイコンタクトなど、使えるものはなんでも活用します。

ラグビーの試合には、リスクを予測し、
最低最悪の情報を想定し、最高の準備を行って望みます。
私は無自覚に周りを威嚇していたのかもしれません。
試合の時は仲間からも、
安易に接近距離には入り込めなかったと言われました。
高校時代、ここ一番の試合では
監督が伝統の赤黒ジャージに塩をかけ、水杯を交わします。
ロッカールームでは涙を流し伝統の部歌を歌います。
最後にキャプテンである私が一言、
「60分間、死に物狂いでタックルするぞ!」
と気合を入れ、芝のスタジアムへ飛び出していきます。

キャプテンには色んなタイプがいました。
司令塔のように冷静に指示を飛ばすタイプや、
先頭に立って鼓舞するタイプ、本当に色々です。
私は、まず率先してやって見せるタイプのキャプテンでした。

本気の気合を短い言葉に乗せ、チームに簡潔にコミットメントします。
身体を張った本気のプレーを褒め、ミスは「どんまい」引きずらせません。
チームの勝利まで全力でプレーし、ノーサイドのホイッスルが鳴る、
その瞬間まで、ギリギリ、心理的限界を超越するまで走り回ります。
最前線で戦う姿を、仲間たちは見ています。

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教育も同じです。
本気、真剣、真面目、愚直、真摯、誠心誠意関わり、
最後まで最前線で戦う背中を、部下やメンバー、メンティーは見ています。
怖いぐらいに、見ているんです。
リーダーの負担は大きいです。しかし、やりがいも大きいです。
人材育成を最適化することは、リーダーを育成することです。

50にして天命を知り、半生を、生きてきた証を事業で伝えたいと、
腹を括って、経営の矢面に立ちました。
事業というフィールドで、本気の人材育成を展開していきます。

「ONE TEAM」、理想のチームを描けることが、
人材育成を最適化する最短の選択肢です。
人は人と関わることで、相手の存在を認め絆が深まっていきます。
例えリモートであっても、必要です。

経営者は、リーダーを育成し、
リーダーに権限を与え、責任を明確にします。
あとは任せること!信じること!自由にやらせること!
確かな土壌を作り上げてきたなら、人は勝手に育っていきます!


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