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レモンをレモネードに変える!

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

先日、とある会社の経営者の方に、
最近の人材不足についてお話を聞きました。
その方は「数年人材不足で、面接してもろくな人材が集まらない」と
ぼやいていました。この方のお話を聞きながら、
私の頭の中には「レモン」が浮かんできました。

以前読んだ本にこう書いてあったな?
「運命のレモンをレモネードに変えよ!」

デール・カーネギーの「道は開ける」では、

愚か者は人生の贈物がレモンであると知って、あきらめ顔で「私は負けた。
これが運命だ。もはやチャンスはない」などと言い出す。
そして世間に文句をつけ、自分を甘やかして放蕩の限りを尽くすようになる。
けれども、賢い人はレモンを手にして自問する。
「この不運からどんな教訓を学ぶべきだろう?どうしたら周囲の状況がよくなるであろう?どうすればこのレモンをレモネードに変えられるだろうか?
運命がレモンをくれたら、それでレモネードを造る努力をしよう。」

と記されています。

人材育成とは、レモンをレモネードに変えることです。
「レモン」という言葉には、あの酸っぱい果物の他に、
英語で「役に立たないもの」「ふざけた奴」などの意味があるそうです。
「like a lemon」で「できそこない」「役立たず」を意味します。

もし、「運命がくれたレモンをレモネードに変える方法」を
マスターすることができたなら、
それは孝子が見つけた「養老の滝」のように、
優秀な人材が集まり、正しい方向に会社が進んでいくでしょう。

人の意識が変化する瞬間とは、
逆境、試練を奇跡的な力で変えられると信じ、
勇気の力が発揮されるのは、皮肉にも自分のことを
考えるのではなくなった時だということに気づいていません。
ラグビーでは、「ONE FOR ALL,ALL FOR ONE」、
自己犠牲の精神で戦っているときに、奇跡的なプレーの瞬間があります。
鍛錬された人材は、どんな組織の中でも、
多様性を持ち組織自体を活性化させます。

「レモンのままならば酸っぱいが、レモネードにすればいい」
辛いことや悲しいことがあっても、
考え方次第でうまく乗り越えられるんです。

心理学者アルフレッド・アドラーも、
「人間の驚嘆するべき特質の一つは、
マイナスをプラスに変える能力である」と記しています。
人間は与えられたものを活かすしかありません。
マイナスが与えられたのならば、
どうにかしてそれを活かすしかないんです。

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世の中には人生の贈り物がレモンだと知ると、
あきらめ顔で「私は負けた。これが運命だ。もはやチャンスはない」と
言い出す人が多いです。
そして世間に文句を言い、自己憐憫にどっぷり浸かります。
しかし、考え方次第なんです!
賢い人はレモンを手にして
「この不運からどんな教訓を学ぶべきか?どうすれば状況は良くなるか?
どうすればこのレモンをレモネードに変えることができるだろうか?」と
自問自答します。

レモンを与えられて
「他のものが良かった」と言っても現状は変わりません。
人は失望落胆し、レモンをレモネードに変える気力すら
沸かない時もあります。
そんなときでも人は「必ず変えて見せる!」
「マイナスからプラスへ感情を持っていく」ために、
現状打破を試みなければなりません。

アスリート採用に関わっていると、
面談にくるアスリートからはレモネードの香りがします。
しかし、最初からレモネードではありません。
これからの育成次第で、レモネードになれる、そんな香りです。

レモネードの香りがするアスリートを育てた指導者は、
「時に人生ではすごく酸っぱいレモンを差し出されることがある。
でも工夫次第でレモネードに変えることはできる」という思考で
人材育成を仕組み化しています。

宝くじが当たるのを待っている必要はないんです!
レモンをレモネードにするように、
人材を「人財」に育成していけばいいんです!

私たちスクラムヒューマンパワーは、その「仕組み」を持っています!


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