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バイブスが合う、チームづくりを!

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

ラグビーチームマネジメントの際に、
特に意識していたことは「人事」でした。

誰をキャプテンに任命するのか?
キャプテンやリーダーに求めるものは何なのか?

レギュラーシーズンが終了すると、チームはしばらく活動を休止します。
その間に監督・GMは新シーズンに向けて新しい体制を思考するんです。
17年間チームを運営していましたが、
誰をリーダーにするかが、その年で一番の大きな決断ですね。

監督時代は同級生がキャプテンだったりもしました。
8名のキャプテン、そして監督を育成しました。
それぞれのキャラクター、個性に合わせ、個性を活かし、
チームの強化を図りました。
誰が一番リーダーに向いていたか、
優れていたかと問われても、誰もが相応しかったと応えます。

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初めからリーダーに向いていたかというと、
「???」となるリーダーもいましたが、
「権限を与えれば責任を感じ、
    自由な発想でチームを任せることができる」と確信を持ち、
年度終わり、納会の時には新体制の報告ができました。

ところで、近年若者たちの間で
使われている言葉に「バイブス」があります。

英語の「Vibration」が語源で、振動や震えるという意味を持ちます。
そのバイブレーションの略語である
「バイブス」が生まれたのは音楽業界です。
レゲエやヒップホップのミュージシャンからスラングとして広まりました。

2000年代のHIPHOP業界で使われていた用語が
次第に若者たちに広まっていき、
音楽関係とは別の日常にも使われるようになりました。
バイブスは人の感情が揺れ動くことを意味するため、
気持ちがワクワクする・ゾクゾクするといった表現としても使われます。「ノリ」や「フィーリング」「気合」などの
抽象的な意味合いで使われることもあり、
感覚的に理解している方も多いかもしれません。

私もチームづくりには、雰囲気やこころの力、
考え方を大切にしていました。
GM時代には、毎日監督とチームの状態について話をして、
相互に理解を深めていました。

気が合う/合わない・雰囲気が合う/合わない

波長・周波数・振動数といったものがバイブスといえるでしょうか?

ラグビーのゲーム中も15人が連携して、
アタック・ディフェンスをその瞬間瞬間に判断・決断していきます。
言葉ももちろん大切なんですが、波長が合わなければ、
いくら優秀な選手がいても勝つことはできません。

チームの雰囲気づくりである「チームビルディング」ができているチーム、バイブスが合うチームは心と身体が一致して、
勝利をつかむことができます。
企業も組織も、これからの時代は「バイブス」が大事です。
若者だけが使う言葉ではなく、大人も上司もリーダーも!
テンションアップして、気持ちよくバイブスを上げて行きたいですね!


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