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これからの人材戦略

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

様々な企業で、人材採用が課題となっています。
時代の変化に対応できた会社だけが、10年後に生き残っているでしょう。

飲食店ではロボットが料理を届けてくれたり、
スーパーのレジではバーコードで清算できる仕組みになっています。
IOT、AIの導入が身近なところでも見られます。

人手不足を解決できる打開策はないのか?
人材が集まれば事業展開できるのに。
業績につながる一番の近道はなんでしょうか?
様々な会社から、そんな悩みをよく聞きます。

答えは、人材戦略です。人材戦略こそが「鍵」となります。

私は長らく、20年以上人事の仕事をしてきました。
20年間継続して、「新卒」採用を獲得してきているんです。
その新卒で採用した人材のほとんどが、
管理職となり会社の中枢を支えています。
いちばん大切なことは、「新卒」を採用する事なんです。

良い大学出身だとか、取り立てて優秀である必要はないんです。
しっかり人材育成を行い、会社の理念や社是、
社訓を共有することが大切です。
教育する時間がないとか、即戦力がいいとか、
おっしゃる気持ちはとてもよくわかります。
そこに時間をかけるより、すぐに業績につなげていきたいですよね。
しかし、そういった営業戦略の優先順位が高い企業は、
これから厳しい時代になるでしょう。

人材戦略とは、「社員ひとりひとりの生産性をあげる」ことなんです。
御社では、5年以上勤めてくれた人材が辞めていったりしていませんか?
5年以上勤めてくれた人材が辞めていくのは、
本当に損失以外の何物でもありません。
人材の流出を防ぐためには、やはり人材育成、人づくりが大切なんです。

今年生誕500周年を迎える武田信玄公は、
「人は城、人は石垣、人は堀」という言葉を残しています。

人が国を支えるんです。人材こそが宝だと、伝えてくれているんです。

組織にとって大切なこととは、社員の能力以上に価値観を揃えることです。
ラグビーでいうなら「Oneteam」、同じ方向を見て、
同じ目的に向かっていけるチームを作ることなんです。
2019年、ラグビーワールドカップにて、
日本代表はアイルランド、スコットランドに勝利しました。
選手の能力をみれば、相手の選手の方がずっと格上です。
なぜ勝てたのでしょうか?
厳しいトレーニング、戦略、戦術もあるでしょう。
しかし、一番の要因はチームの価値観を揃えたことです。
リーダーの指示通り動けるのは、言葉の価値観から来るんです。

烏合の衆をひとつにまとめ組織化し、
価値観を共有し、成果を上げ続けることがリーダーの仕事です。
新卒を採用したら、最低6か月は教育を実施したいところです。
仕組み化してしまうことが一番良いです。スクラムヒューマンパワーにも、新卒採用向けの教育プログラムがあります。

オンラインで気軽に基礎を学べるコンテンツもあるんです。

特にメーカーは現場にて、現物、現実、製品、
サービスの実践教育を導入しましょう。
自社の製品についてわからないではお話になりません。
採用は未来のリーダーを創り出す活動です。
「新卒の採用」は会社の命綱と言っても過言ではありません。

「うちの会社は新卒を募集しても採用できない」という問題を
抱える会社もあります。まずは人材の流出を防ぐことから始めるべきです。5年以上勤めた社員が「辞めたい」と言ってきたなら、
全力で引き留めてください。
それでも人材が流出してしまう場合もあると思います。

その場合、どのような採用方法があるでしょうか?
続きはまた、次回お話いたしますね。


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