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創業社長の覚悟

創業社長の覚悟

2016年8月20日に23年間務めた会社を辞めた。

転職した会社で新しい仕事に就いたが、精神的に不安定に

なり、2016年11月に精神科の病院に入院した。

退院できたのは、年末の暮れであった。

入院中は、まるで別の空間に存在しているような感覚であった。

完全施錠に病棟、売店に買い物をするにも付き添いがいた。

真っ暗に明かりのない、長いトンネルに立ち止まっている

ように思えた。
これまで45年間の人生はなんだったのか?

何故にこんなにつらい気持ちになったのか。

そして障害者手帳を所持するようになった。

退院後も引きこもりの日が続いた。

その当時の記憶もあまりない。

2019年干支はいのしし。

猛烈に人生はただひたすらに真向勝負で生きてきた。

いよいよ また 働くことができる。

うれしいさと反面 不安が襲い掛かる。

久しぶりにパソコンのキーボードを入力する。
まだ打てる!

2019年にラグビーワールドカップが日本で開催された。

暫くラグビーから離れていたが、日本代表の活躍している

勇姿に感動した。そして息子が高校1年生で花園の大会に

出場ことになった。

2020年1月に正社員として3年ぶりに会社に勤めた。

人材の会社であった。やはり このフィールドが合っていた。

長年経験した人事、総務、経理は、どの会社でも実力が発揮できる。

営業は初体験であったが、人と話を聞いたり、話すことは得意であったので

自分に合っていた。

2020年7月に個人事業主として独立した。

業務を受託して、会社と人を繋くマッチングサービスを事業にした。

2021年6月の会社を設立した。手探りであったが、いろんな事が

学であった。
人の力が一番の価値であると仮説し、人に投資した。
あらゆる手段で、資金を集めた。
事業計画書を作成したり、商工会に出向き、起業家むけの融資を

受けることができた。

2022年4月に派遣、職業紹介の許認可を受けで、主に派遣事業のサービスに特化して、事業を展開した。

損益分岐点を明確にして、人材の確保と人材の育成をした。

最初のメンバーは大切にした。

メンバーは友人を誘い、メンバーがひとり、ふたりと増えていった。

気が付けばたくさんの人がスクラムヒューマンパワーの加入してくれた。

2016年から2019年に3年間は貴重な時間であった。

無力感を味わい、自分の限界を知った。

2023年 卯の年に飛躍の光を見た。

これでいこう!

2022年は虎の目で事業を見ていた。

やはり自分たちの強み、チャンスの事業に行こう!

2023年8月1日 久しぶりに 帰ってきた。

新しい事業がスタートする。

何よりもうれしかったので、機械の前で 目をキラキラさせて

機械の性能を確かめていたメンバーの表情に、目頭が熱くなった。

「変化という犠牲を恐れず」にこれから残された人生 何ができるか

 そして後世に何を残せるか、微力ながら 貢献する。


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