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チームワークとは?

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

先日、委託でお仕事を受けていた農園の今年の業務が終了し、
メンバーと懇親会をしてきました。
甲州市勝沼で農園を経営している鈴木さん、
元ラガーマンで日川高校ラグビー部のOB、私の大先輩です。
お話が上手で、人を笑顔にし、その気にさせることが上手なリーダーです。

今回学んだことは、チームワークと共同作業の違いです。
このふたつの違いは、チームで仕事をしているのか、
チームで作業をしているのかです。
では、何が仕事で何が作業なのでしょうか。

その例えに、石切職人のお話をしましょう。
石造りの教会を作る職人の意識が、
「○月○日までにこれだけの石を揃えねばならない」といい、
石をひたすら切り出す作業を続けているのが共同作業です。
「我々は村の人達の心の安らぎの場となる教会を作っている」と、
生み出す価値やビジョンが見えて仕事をするのがチームワークです。

リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーを社長兼創業者であるコルゲート・ホームズとともに率いたホルスト・シュルツ氏は、
「リーダーが犯し得る最大の罪は、
社員にビジョン無き仕事をさせること。」だと言い続けました。
大切な社員を、単なる作業員には絶対にしてはいけないということです。

どんな組織でも単位は「個」から始まります。
その「個」がそれぞれが尊敬しあって、認めあって、
良いところをひきだし、伸ばしていきます。
規則にしばられて使われるのではなく、お互いに尊敬し、
信頼し、慈しみやいたわりの気持ちを忘れず、
「個」で成り立つチームで行う仕事が、チームワークということです。

今回の農業の仕事は、甲州市勝沼の傾斜地からスタートしました。
7~9月の猛暑、雨の日もあります。
外的な要因によるスケジュール調整もあり、人材を集め、
適材適所に配置します。
チームワークとチームプレーが重要なキーファクターです。

仕事をする上で、日々の業務が安定しているということは、
安定した結果へと繋がりやすく、スタッフにとっても
安定したメンタルに繋がると思います。
そして、仕事をする上で安定した結果を
出す為に必要なのは、チームプレーです。

チームプレーを実行するためには、リーダーの考えをメンバーが理解し、
手足の様に動けるようになっておかなければなりません。
そのためには日々のコミュニケーションをしっかりとり、
チームスタッフ同士が、リーダーに対する考えを
理解しておかなければ成り立ちません。
そしてチームは、何のためにその仕事を遂行するのか、
目的を明確にします。

例え個人のプレーがクオリティの高いプレーだったとしても、
チームプレーは個人よりチームの結果を
重視した行動でなければならないのです。
ラグビーでは、トライを挙げた選手は
「あのトライは他の選手が身体を張って
  ボールを繋いでくれたおかげです。」と、インタビューで話し、
オーディエンスはチームプレーを評価します。

チームワークはどうでしょうか。
今回の農業業務で学んだのは、
委託された業務以上に成果を楽しむことでした。
変化を楽しみ、イレギュラーな対応ができたからです。
すばらしいチームプレーができるチームであっても、
安定を求めイレギュラーな要望、
お客様の特別な要望をかなえる事ができなければ、
最高のサービスを提供することはできません。

すなわちチームプレーを超えなければ、イレギュラーな要望、
お客様の特別な要望に対応できないのです。
チームワークは、先ず各々の仕事をプロとしてできることが条件です。
プロ意識ですね!「個」の力が大切です。

メンバーひとりひとりが他のメンバーの仕事をリスペクトし、
目的、目標を達成する為に各々の仕事をプロとして取り組んで
「個」を出し合い、そしてチームワークが機能し始めるのです。
各々のプロとしてのプレー無くては、
強力なチームワークが発揮できません!
そして、プロの仕事になるには
チームプレーが出来るようになるのが先決です。
チームプレーとチームワークは、

チームプレーを身につける

プロになる

チームワークを身につける

というような順番で身につけていくものです。
そしてさらに、大きな組織全体のチームワークは、
複数のチームプレーそれを束ねて結果を出していくものです。
農業の仕事を通じて、チームプレーからチームワークに成長し、
高い成果を発揮していきます。

スクラムヒューマンパワーは、チームプレーとチームワークを向上し、
特別な要望にも応えられるプロ集団を目指していきます!


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