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教えて宮司さん!日本人の生活にまつわる身近な神社の話

こんにちは!スクラムヒューマンパワーです。

8月8日 開催のNATURAL WORKSHOP SEMINAR、
那賀都神社 日原盛幸宮司による神道
「日本人の心について」をご紹介いたします!

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初詣や七五三、受験シーズンのお参りなど、
神社は私たちの生活に密接に関わっています。
伊勢神宮や出雲大社といった大きな神社から、
日々の散歩コースにある小さな神社と、その種類は様々です。
そんな身近にある神社や神道について、
皆さんはどのくらい知っていますか?


そんな神社についてのお話を、
那賀都神社宮司・日原盛幸さんに聞いてみました。
偶然お名前は「日原さん」ですが、弊社代表日原とは別人です。
ややこしいので「宮司さん」と呼ばせていただきますね。
知っているようで知らない、新しい神社の姿が見えてきますよ!

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「神社」と「お寺」はなにが違うのでしょうか?
ざっくり説明するとお寺は仏教、神社は神道という異なる宗教の施設です。見た目の違いとしては、仏像やお墓のある所がお寺で、
鳥居がある所が神社です。現代では仏教や神道の違いについて
教わる機会も少なく、何が違うの?と問われても、
うまく答えられない方も多いかもしれません。

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宮司さん曰く、
「例えば欧米ならキリスト教、インドではヒンドゥー教のような、
それぞぞれの国柄を反映した宗教が確率されていますよね。
では、日本人はどうでしょうか。家庭に仏壇があるように、
多くが仏教です。しかし、神社にもお参りします。
つまり仏教と神道の二つを崇拝している珍しいタイプなのです。

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仏教も神道も、どちらも日本人にとってはなじみ深いものです。
多くの日本人が仏教と神道、どちらの神様にもお祈りします。
毎年お正月には神社に参拝し、
お葬式は仏教の方式でおこなったりもします。
ふたつの宗教を違和感なく受け入れているのは、
日本文化のユニークな点ですね。

なぜ日本人は、ふたつの宗教を受け入れていったのでしょうか?
それには、日本人が持つ「心」に秘密があります。

日本は島国であったため、
諸外国から様々なものが導入されてきました。
宗教や漢字、食品や文化など、
様々なものが雑多に流れ込んできたのです。
歴史を振返ってみても、諸外国から入ってきたものを
拒むことなく受け入れています。

しかしただ吸収するのではなく、
日本の生活に合うものはそのまま、
あるいは日本の様式に合うように改良して受け入れてきました。

何かひとつの形式にこだわるのではなく、
より良いものを求め続け、絶えず変化させていったのです。

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宮司さんは
「神道は歴史ある古いものではありますが、
常に新しく変化し続けていくものなのです。
今では様々な考えや生き方をもった人が多くいます。
そういった現代の人たちにも寄り添っていけるのが、
古く新しい神道の魅力かもしれませんね」

とおっしゃっていました。

普段なかなか聞けない神社にまつわるお話、
もっと知りたい!聞いてみたい!
という方は、是非8月8日のセミナーへご参加ください!

セミナー開催の詳細は、こちらの記事をご参照ください。

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皆様のご参加をお待ちしています!

<お問い合わせ先>
スクラムヒューマンパワー セミナー運営事務局
メール: info@scrum-hp.com


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