約3年ぶり、コロナ禍以降はじめての海外ひとり旅。
目的地に選んだのは中央アジアのウズベキスタンでした。
当初は欧州方面で検討していたのですが、以前に比べ航空券代がかなり高騰していること、ロシア上空を迂回して飛行するため所要時間が大幅にかかってしまうことから、第二候補であったウズベキスタンにしました。
シルクロードの中継地、美しいイスラム建築、モンゴル帝国の襲来くらいしか予備知識のなかったウズベキスタンですが、実際訪ねてみるとそれだけではないたくさんの魅力が溢れる国でした。
(今回は2023年3月に首都のタシケント→サマルカンド→ブハラ→タシケントを約二週間で巡りました)
子どもの頃NHKの『シルクロード』という番組を今は亡き父とよく見ていたのですが、それから40年以上経っても巨大なイスラム建築や滅んだ都市や城の跡、社会主義国家の人々の様子など数々のシーンが強烈に記憶に残ってたりします。
今回訪ねたのは長大な交易路シルクロードにおいて極々一部のエリアではありましたが、その雰囲気を充分感じることが出来たんじゃないかと思います。
シルクロードのこと、イスラム教のこと、モンゴル帝国襲来のこと、三蔵法師のことなど当時の様子に思いを馳せながら(喜多郎のテーマ曲が頭の中で流れながら♪)の旅はとても楽しいものでした。
数々のイスラム建築ももちろん感動しましたが、行く前に全く想像していなかったのが、地元の人達がとても人懐っこくて要所要所で親切にしてもらったり助けてもらったりしたこと。これはホント感謝。
ウズベク語とロシア語以外なかなか通じないし、クレジットカードもほぼ使えないし、両替所自体なかなか無いし、新幹線乗るたびにパスポート&手荷物検査あるし、まぁ面倒くさい事だらけでしたが、それらを差し引いても余りある魅力(人、文化、歴史)に満ちた国だと思いました。
もし次回この国を訪ねることがあるなら、干上がりかけているアラル海跡の荒野に多くの錆びた漁船が打ち捨てられている光景など見に行きたいな〜♪