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私を救った友人の言葉たち

昨日、大学時代の友人と数ヶ月ぶりに連絡をとった。
彼女とは同じ心理学部で、大学の頃から考え方や信念みたいなのがすごく合う気がして。私より年上で、「尊敬できる存在」であり、同時に「良き理解者」でもあった。

大学を卒業してからは、お互い違う道を選び、数年に一度会えるか会えないかという日々が続いた。連絡もほとんどせず、でも心は通じてるというか、連絡していなくても、彼女に対する尊敬度であったり、分かり合えてるという気持ちが変わることはなかった。

私は最近、台湾留学を終え、日本で就職をした。というより、前働いていた職場に戻ってきた。「やりたいこと」ではないけれど、海外にいながら日本の仕事を探すのは大変で、ここは辞めてからもずっとオファーを出し続けてくれていて、融通を利かせてくれたのと、金銭面の安定という理由から、再就職を決意した。
けど、実際始めてみると、「やっぱり違う」と思うことが多くなり、開始1ヶ月で辞めたいと思う様になった。その原因は色々あって、人間関係がうまくいかなかったり、達成感ややりがいが感じられなかったり。
前働いていた時は、自分で言うのもなんだが、所謂「できる人」だった。しかし、そこで働いていた期間より、そうでない期間の方が遥かに長くなった今は、すぐに「できる人」にはなれるわけもない。
そんなこんなで自信とやる気をなくしていた私は、久しぶりにその友人にメッセージを送った。彼女がかけてくれた言葉たちに私はすごく救われたので、ここに残しておきたいと思う。

『難しい道が必ずしも最善な道とは限らないし、楽な方を選んだって全然良いと思う。』

(職場を離れていた期間に)台湾やアメリカで培った習慣や文化が〇〇(現職の会社名)のそれとは違くて、その見えない差に苦しんでるのかも?』

『日本の社会って年齢に重きを置くところがあるよね。あと、人と違うことをよしとしないところがある。なんでできる・できないに年齢が関係するのかなぁ。そういうこと言う人がいたらさ、あなたは中国語喋れるんですか?今の生活全部捨てて、何もない状態で異国にいけるんですか?その勇気がなかったり、家族がいて安定を選んだんだったら、私にとやかく言う資格ないわー!って心で思って毅然とした態度でいればいいと思う。』

前職に戻ってきておいてまた辞めたいと、同じことを繰り返していると思ってる私に対して・・・『同じことの繰り返しのようだけど、全然違うと思うよ!これは〇〇(私の名前)が違う道を選ぶのに必要な一歩だったと思う。このまま戻らずに違う分野にいってたら、ずっと心のどこかで、前職だったらこうだったのに…とか心残りな不完全燃焼だったと思う。やっぱり違うって再認識できたことで、違う道を心置きなく模索できるし。』

自分では分かっているつもりだったり、当たり前のようなことだけど、こうやってハッキリとしっかりした言葉で伝えてくれると、すごく心強いし、自尊心を高めてくれる気がする。

こうやって親身になって相談に乗ってくれて、味方してくれる友人がいて、私は幸せ者だなぁと感じた日曜でした。
そして、私も周りの人たちにとって、そんな存在でありたいなぁと改めて思いましたとさ。

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