合理的で無駄のない人生ほどつまらないものは無いという話
昨日寝る前に首が吹き飛ぶくらい頷いたツイートがある。
それがこちら。
人生がつまらないと嘆く人の人生がつまらなくなっている理由を的確に表してくれてて、僕の中では共感の嵐でした。笑
この回答者の方と一緒に酒を飲み交わしたい。
僕もよく冒険したり、一般的に見れば理解しがたいであろうことにチャレンジしてみるんですけど、そういう時が一番楽しいよなぁって改めて思えたんですよね。
たまにド正論で興ざめするような事言われたりもするんですけど、そんなん知ってて敢えて道を外しとるんじゃいって思ってます。
面白さに正しさは必要ない
よく世間で言われる事で言えば、なぜ身体に悪いと分かっているのにタバコを吸う人が絶えないのか、酒を飲む人が絶えないのか、なんてことがありますね。
他にも、なぜ犯罪だと分かっているのにドラッグに手を染める人が現れるのか、とか。
非効率的であるにも関わらず、ヒッチハイクをしてみたりバイクで日本や世界を一周してみようと考える人が現れるのはなぜか、とか。
そんなのみんな答えは分かってるはずなのに、ちょいちょいニュースに取り上げられたりする。
実は分かんないのかな。
だってこれ全部、面白いと思ったからみんなやってるんでしょ。
個人的にタバコは嫌いだけど、ドラマやアニメでタバコ吸ってる渋いおっさんキャラとか見るとかっこいいなって思うし。
酒は飲み過ぎると毒だけど、単純に酒飲んでるなぁっていう空気は楽しいし、「俺は自由だ!」みたいな気持ちの象徴みたいになってる節がある。
覚せい剤とかシンナーとかのドラッグの使用は犯罪だし、気が動転した時に何をしでかすか分からないから止めた方がいいと僕は思う。刑務所に入れられたら他の楽しいことができなくなるし。
けど人生どうなってもいいからどうしてもやりたいって思うなら、刑務所に入った上でとか北極や南極や砂漠のど真ん中とか、人が全くいないところで迷惑かけずにやればいいんじゃない? って思う。
ヒッチハイクは1度実際にやったことがあって、東京から北海道まで行ったけど、金があるなら僕は普通に飛行機とかで行きたい。
でも人の温かさとか、普段出会わない人との出会いとか、そういうのを味わえてすげーいい体験と思い出になった。
これ全部、人によっては正論で一掃しそうなことだし、一般的には正しいこととは言えない。
倫理的な観点から見るとあり得ないってこともある。
でもそう考えてずっと優等生で生きてる人って、人生楽しめてるのかなって思う。
規則正しく生活して平凡な娯楽を享受するのって僕にとってはすんごいつまらない。
僕は借金背負ってでも好きなことやってみたいし、ワクワクすることは絶対にやりたい。そこにリスクが生まれたとしても、それが人生だろうって思うから。
狂気というモノへの憧れ
時々身一つで世界一周しましたとか、アマゾン川踏破しましたとか、エベレスト登頂しましたとか、人間とは思えないような偉業を達成している人たちがいる。
そのどれもが普段の生活には必要ないとされていることなのに、なぜ彼ら・彼女らはわざわざそんなことに挑戦するのか。
答えは簡単。面白いから。
もしかしたらそれを達成しなければ殺すって脅されてやってるパターンとかもあるかもだけど、強制されてないのに行為に及んでいるのなら、つまりはそういうことだ。
人生を謳歌している人たちは時に愚か者と呼ばれようが、命を落とす危険が伴おうが挑戦をやめない。
真剣に自分と向き合い、たった一つの尊い生命を燃やしている。
そんな狂気とも取れる生き様に、僕は強烈な憧れを抱いている。
片や「人生つまらない」と宣う合理主義者たちはどうだろう。
安全地帯でなんの危険もなく安心して暮らすのは楽だし、高見の見物ができる。
挑戦者が失敗した場合は「ほら言わんこっちゃない」と嘲笑しながら、偉そうに説教を垂れることもできる。
彼らは正しくて合理的で無駄のない環境の中で、他人からもたらされる日常をただただ享受するのだろう。
どちらの生き方が好ましいかはその人次第だし、危険を冒すくらいなら人生なんの刺激がなくてもいいという考えも分かる。
でもそれなら「人生つまらない」と嘆くのはお門違いだよね。
人生を超楽しんでいる人はみんな、狂気じみた非合理的な行動をしている。
日々に彩りを持たせたいなら、まずはその人たちを見習って狂気を体験してみることから始めよう。
そして実際やってみてそれを楽しめず日常に戻るなら、やはりその人は平凡な日常がお似合いなんだと思うし、そのまま狂気にのめり込んでいけるなら、ようこそこちら側へ、と歓迎したい。
僕は命ある限り、愚かで愛すべき大いなる無駄に寄り添いたいな。
ただ、楽しい無駄が大好きな僕も、全力の無駄を謳歌するための合理性は大事だと思う。
時間は有限だからこそ、大胆に使っていきたいね。
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