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フランスから帰ると現実が押し寄せた

初めまして。フランスに交換留学をしていた、現在大学3年生のラングドシャです。

フランスには2019年の7月から留学していて、その後コロナの影響ではんば夜逃げのように2020年の3月に帰国しました。

フランスではジブリの世界のような美しい世界で生きていると自分に言い聞かせながらも、それなりに現実と、外国人として生きるという辛さを少し思い知ったのでありますが、やはり本当の現実は帰国してから目の当たりにすることになりました。

その現実とは、つまり、、就活です。

冒頭にも述べましたが、私は現在大学三年生です。就活の始まりのスタートラインに立っているのです。私が留学に行きフランスで一人で生きていることを実感し始めた大学2年生後期に、私の周りの学生は就活に向けての心の準備を日本で着々と進めていました。

それが今、フランスから帰国したタイミングで急に私の目の前に現れた、ということです。いや、正確にはずっと前から目の前にはあったのですが、フランスから帰国してやっと私の心の中で直視し始めたわけです。

今まで自分の将来について、漠然と考えていたものを急に現実化しなければならない状況になりました。今までの学校受験も留学も、全て将来のためであり、そして興味関心があって選択してきたものでしたが、それでもやはりここまで将来を現実化・現実視することを求められた時は無かったように思います。(周りはそうでもなかったのかもしれませんがね)

「具体的に」「なぜ?」「どうやって?」「どう思ったの」

自分の人生をそうやって細かく分析していくと、自分が信じられないぐらい現実的にとても冷え切った見方で世界を見始めていることに気づきました。

この冷え切った目はおそらくこれからの人生で必要なんだと思いつつも、自分の中の子供が少しずつ消えていくような、そんな悲しい感覚になります。

フランスに滞在していた時の私は、その子供が前面に外に出ていたように思うのです。

フランスで育てた自分の中の子供はずっと心の中にいて欲しい、でもしっかりと世界を直視して冷静には生きていきたい。

今はそれを叶えられる将来を模索中です。





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