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愛と怒 (Twitter140文字小説)

 温もりが欲しい。

 今年もこたつを愛でる季節が到来した。

 足元から頭の先まで、じんわりと熱が伝わる。

 この至福のひとときには、ホットミルクも目ではない。

 ふいに眼前5cmの距離に、地を踏む逞しい筋肉の塊。

 次はお尻に衝撃。

「んにゃ~、おまえら俺が中にいるにゃ~」

 猫は激怒にゃ。

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