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55年目のプロポーズ (Twitter140文字小説)

 あの人との出会いはきっと運命だった、と思う。
 共に汗した部活。
 励ましてくれた受験。
 運命のいたずらで、私たちは永い時を隔てられた。
 こんな所で、また出逢えるなんて。
 あなたは米寿で、私はもう古希。
 それでもかまわない。
 あなたと共に過ごしたい。
「残りの人生を、私にください」

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