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この世には現実の世界が2つある

現実の世界と自分がイメージしている現実の世界、この世には、ふたつの現実の世界があるのかもしれません。
現実の世界というのは、事実から成り立っています。
現実の世界に、さまざまな意味づけをしているのが、自分がイメージしている現実の世界だと思います。
では、この意味づけは、なぜ必要なのでしょう。

現実の世界が、あまりに自分にとって理解不能だからではないでしょうか。
周りでなぜ、そんなことが起きてしまうのか、自分は間違っていないのか、次から次に起こるひとつひとつの現象を、自分の心で受け止めるには、現実は、あまりにも重過ぎるからだと思います。

自分という人間を現実に当てはめるより、現実の方を、自分に合わせて少しずつ修正していく方が簡単なので、自分でも気づかないうちに、脳が勝手に都合のいいように解釈してくれているような気がします。

事実が変わらなくても、捉え方を変えるだけで、この世界には、行く通りもの正義や真実が出現します。

今、自分が見ている世界が「絶対」だと思わないことが重要ではないでしょうか。

もしかしたら、間違っているのは自分の方かもしれない、そんな危機感を持ち続けることで、新たな事実に対応できなくなった時、自分で自分を追い込み過ぎることを避けられるような気がします。

自分がイメージしている世界は、生まれてから長い時間をかけて、自分自身がつくりあげて来たものです。

その世界を壊すことは難しいですが、この世には、現実の世界がもうひとつあることを認識することで、いろいろな出来事に柔軟に対応できるのではないかと考えています。


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作家。著書「自閉症の僕が跳びはねる理由」「自閉症の僕が跳びはねる理由2」「跳びはねる思考」「絆創膏日記」「自閉症の僕が生きていく風景」詩集「ありがとうは僕の耳にこだまする」他多数。 東田直樹オフィシャルサイト https://naoki-higashida.jp/
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