人生という舞台
人生と言う舞台には、監督がいません。脚本もないのです。
誰かがやってくれると思っている間は、自分は観客で、自分がやらなければいけないと思った瞬間から、自分も登場人物のひとりになるのではないでしょうか。
演じたい人が舞台に上がり、自分の考えたセリフを話し、役をこなします。観客から拍手をもらうこともあれば、罵倒されることもあるでしょう。
自分の出番がないと思えば、舞台から降板します。
舞台は、数え切れないほどあるので、休んでばかりもいられません。
入れ替わり立ち替わり、誰かが出演しなければ、その舞台は終わってしまうからです。
突然出番が回って来ることもあります。それをチャンスととらえるか、ピンチととらえるかは、あなた次第でしょう。
脇役でいい味を出す人も、ずっと主役でい続ける人も、エキストラで出演する人も、舞台には欠かせない出演者なのです。
望んでいないのに、気づいたら出演している人もいるかもしれません。
飛び入り参加の人だっていると思います。
この舞台は、みんなで作り上げるものなので、いつだって自由そのものなのです。
誰だって、自分の役は自分で決められます。
僕は、そんな風に考えて、毎日を過ごしています。
僕の場合、観客になっている時間の方が多いのかもしれませんが、様々な舞台に関心をもっています。
自分のことのように、はらはらしたり、どきどきしたりしながら、客席のはしっこに座っていられる幸せに満足しているのです。
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