見出し画像

旅とお祝い事。休日の公園と食の景色 -阿蘇熊本-

はじめに

友人のお祝い事で、熊本に行った。
去年行ったのは、その友人アリーとのお仕事。
"今年は"という表現になってしまうほど、月日が経つのは早いもので、
一年がたって、今回は、当時付き合っていた彼との結婚式。
とても嬉しいお誘いだった。

以前もお仕事と同時に、いろんな人に合わせてもらった。
そんな熊本は、思い入れ深い場所になっている。
今回も、熊本での見たもの感じたことをこのnoteに綴っていきたい。

羽田空港と阿蘇神社

羽田第2ターミナルのゲートに向かう途中

一度行ったことのある場所への一人の飛行機時間は慣れてきたものの、
離陸や着陸間際の風景は何度乗ってもワクワクする。

羽田空港を出てすぐに海ほたるが見えた。
神奈川の海、相模湾

街のランドマークがわかると視点によって解像度がグンと上がる。駅や川、遺跡などから人の動きや歴史の流れを感じる。
見える順番と頭の中の地理が航路を描いて、自分の軌跡を再確認した。
前回熊本を訪れた時より街の見え方が違ってこの時間も楽しかった。

金峰山が見えると熊本に来たなという気分になる。
熊本駅と万日山緑地公園、横を流れる白川
熊本城が見えた。
市街地から住宅街。田んぼや畑は、空港までのグラデーションになっている。

4泊5日の旅。
今回もたくさんの人に会った。会ったというよりも会わせてもらったという感覚。度々思う楽しかったという感覚は、もうみんなへの感謝でしかない。

空港に着いて友人と合流。
案内してくれた友人はNさん。以前から繋がりのある友人だけど、会うのは実は初めて。だけれど、古くからの友人で久しぶりのような感じだった。
この機を逃すとなかなか会えないよねと、いろいろ日程を合わせてくれた。

阿蘇神社へと向かった。

-阿蘇神社-
約2,300年の歴史を有しており全国に約500社ある「阿蘇神社」の総本社。
神殿や楼門などの6棟は国重要文化財に指定。中でも楼門は九州最大の規模を誇り、「日本三大楼門」の一つともいわれている。平成28年熊本地震により楼門が倒壊し、また拝殿が倒壊するなど、重文以外の社殿についても甚大な被害を受けた。

(阿蘇神社 web参照)
工事中の阿蘇神社。
阿蘇神社の修復の痕跡を感じる"継ぎ"
当時、建設時に入れられた木材だろうか。

工事中ではあったが、修復が終わっている場所や、残っている場所は見学可能だった。おみくじはなんと大吉。祝い事の前にいい運を引いた。

阿蘇神社を出て、阿蘇門前町商店街を散歩した。
そこは運が悪く、ほとんどのお店が閉まっていて、目当ての珈琲屋さんとアンティークショップは定休日だった。地元のおじいちゃんたちが話しているところになんだか混ざって、お話しした時間はよかった。Nさんがいたからこそ、一人では聞けない話もできた。その方は町長だったらしい。
いろいろ連れて行ってくれてありがとうございました!
また会いましょう。

ここでも"無意識な生活”は撮り続ける。
阿蘇門前町商店街は泉が多かった。
苔が美しく、水も透き通っている。
野良猫。気持ちよさそうに日向ぼっこしていた。
外に放置された一人用の浴槽。
随分放置されたのか先約が居た。


写真家の大ちゃんと合流。
新郎新婦の友人で、結婚式にも一緒に参加するので、
今回は泊めてもらうことになった。
大ちゃんは熊本で活動するフォトグラファー。
一年前熊本へ訪れた際アリーの紹介で出会い、仲良くしているひとり。
とてもいい写真を撮るので、もしよければ見てみてください。
Instagram
https://www.instagram.com/dai___hashimoto/

2日目の朝。
大ちゃんと朝食を食べにタラチネさんへ。
おはようございます。と席に座り、
彩豊かな卵かけご飯のプレートを食べた。
丁寧な朝食に二人とも感動しながらいい朝がスタートした。
ごちそうさまでした。

タラチネさんの卵かけご飯のプレート

Licht coffeecakes でアイスコーヒーを買って、水前寺江津湖公園 へ向かった。
ここも2回目の訪問だったが、今回はじっくり回ることができ、行ってない場所も周ることができた。

おしゃべりと釣りを楽しむ二人。
スワンボートとボート体験もできる。
野良猫もリラックスした時間を過ごしている。
三匹は仲良しで、体を擦り合わせながら近寄ってきた。
南国のようなヤシの木や、睡蓮、様々な植物が育つとともに、虫も多かった。
自然豊かな江津湖は、野鳥も多く、アオサギも何羽か見れた。

こども本の森 熊本
安藤忠雄さん建築のこども本の森は、入れ替え制で、ちょうど入れ替えのタイミングで少し入館することができた。
湾曲した建築は物理的にも難しいらしいが、重厚感と柔らかさの両方を備えた外観と、こどものスケールに合わせた2階建ての建築は、10分というあっという間の時間でも堪能できた。
森を意味するような、友情や平和、調和を意味するような三角のモチーフは、日照時間によって変わってくる様子が想像できてよかった。

こども本の森 熊本
こども本の森 熊本 の外観
 大人もこどもも楽しめる空間だった。
天窓からさんかくの日差しが差し込む


2階のテラスから眺めると猫が散歩をしていた。
閉館後、外から眺めるこども本の森。

夜は子飼商店街のASIPAさんへ。
翌日一緒に参列する友人2人も合流。
一口目で、また来ます。と思う美味しいタイ料理でした。
もちろん何を食べても美味しい。
東京から来てるはずだけど、もうすでに熊本にずっと住んでいるような友人との出会いで、フェスの前夜祭のような夜だった。

一番最初に食べた春巻
前夜祭のような夜。


結婚式当日

結婚式当日。
朝風呂で、気合を入れようと西の聖地 「湯らっくす」へ と向かえばまさかのメンテナンス日。惜しくも他のサウナを大ちゃんアテンドのもと向かったのは、カンデオホテルズのSPAサウナ♨️
完璧な朝を迎え、会場の阿蘇へと向かった。

会場の阿蘇アコンカグアからの景色。
アコンカグア スパリゾート

楽しみにしていた結婚式は、昼過ぎから始まった。ドレスコードは、それぞれ思い思いのオシャレ。映画マンマミーヤの世界観のようなアロハシャツや華やかなドレス姿、もちろんスーツやビンテージワンピースの人もいて、素敵な世界観だった。

挙式での一コマ。最高なロケーション。
披露宴会場のらしさ抜群装飾も素敵だった。

結婚式と名乗るのではなく、ファンミーティングと題された通称 "ファンミ" は、全国からたくさんの新郎新婦の友人が広大な自然の阿蘇に集った。
フェスをやりたい。というのは聞いていたので、本当に実現してるなぁと思う。そして、「結婚おめでとう!」という気持ちと同時に、ファンミに参加したファンの方々ともたくさん話した。ここまで横のつながりがある結婚式はそうないと思うくらい、理想の結婚式だった。阿蘇という特別な場所に皆が集い、一泊しゆっくりと朝を過ごして、東京でまた出会う。
やりたいを実現する。そして巻き込んで、繋げていく二人は本当にすごいと思う。
トモヤくん、アリー本当におめでとう!

披露宴の一コマ。

泊まった宿の部屋からも新阿蘇大橋と田園が見える。

朝風呂が気持ちいい。なんて幸せな朝だっただろう。
夜ははっきり見えなかった、新阿蘇大橋と田園も鳥の囀りと共に、露天風呂を堪能した。
コーヒーを飲み、山を眺め、プールに入る。
幸せ余韻に浸りながら、ゆっくり午前中を過ごした。

愛車とスパイスカレー

午後、昼食を食べ。
大ちゃんの撮影に同行させてもらった。
草千里浜での撮影は、広く風も強いので、意外と体力が奪われる。
改めて、撮影に同行させてもらう体験は貴重だった。ありがとう!

撮影の前に、大ちゃんの車を撮影させてもらった。
相変わらずかっこいい。そして去年と少し変わってハンドルが新しくなっていた。

この車を撮ると、車が好きになる。会うたびに顔色が変わる感覚がある。
愛車という言葉があるように、ドライバーの愛情が乗り移り、格好良くなっていく。また一段と格好良くなった愛車を撮影したい。

天気が良く、草千里浜を一周できたのもよかった。
今度は阿蘇山火口周回や九重連山にも行きたい。
夜は、結婚式に参加したメンバーに、呑みに誘ってもらいご一緒した。
2件目は、大ちゃんと出会った場所でもあるblebleさんへ。
帰りの時間を考えることなく語らう夜は楽しかった。
深夜に食べた一蘭が格別に美味かった。

翌日は、大ちゃんの紹介で、
フォトグラファーのハラくんと3人でカレーを食べに行った。
お店は CURRY&BAR サンテリアさん
キーマカレープレートをいただいた。パンチのある胡椒にナッツのコクとほんのり甘い優しさがよかった。ナスの副菜が個人的に好きだった。

熊本の訪れる際、美味しいお店が知りたいという人が多そうなので、
そんな人のために 熊本県観光連盟がやっている公式SNS。

もっと、もーっと!くまもっと。https://www.instagram.com/kumamotto.official/

飲食店に限らず、おすすめスポットなど様々な熊本の魅力ある選りすぐりの情報がのっています。是非みてください。

同業の一緒のエリアで頑張る仲間がいるのはやっぱりいいな。別畑でも良く会って遊んで、なんとなく共有し合える関係があるのは素敵なことだと思う。
なんて話もしたんだっけかな。
空港まで向かう別れ際にやはり話は盛り上がるもので。笑
ザ熊本観光ではなく熊本市民の休日を体現したような感覚だった。
大ちゃん、5日間一緒にありがとう。

そしてトモヤくん、アリーご結婚おめでとう!末長くお幸せに!
これからもよろしくおねがいします!

草千里浜の放牧馬

展示とPodcast

photo by @ynsk.log
photo by @ynsk.log

熊本から帰ってきてすぐ、展示をしました。
31日がある日に開催されるCLOSED PARTY @31.thirstyone にて、
5人のアーティストの一人として1日限定の展示に参加しました。
自分は阿蘇の草千里浜の写真を展示。
いつもDJやFOODなどで関わりながら参加しているパーティー
今回は新たに展示として関われてよかった。ありがとうございました!



この記事を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
拙い文章では全て伝えきれず、写真が多いnoteですが、それでも伝えきれないリアルな臨場感や温度はあると僕は考えます。そんなリアルを伝えるべく、少し前に旅のポッドキャストを始めていました。

”エコーオブジャーニー -音で旅する声日記-”
訪れた"旅"を想う場所で収録するポッドキャスト。
さまざまなところに訪れ、見たものや体験したこと、そして、そこで感じたこと、考えたことなどを語ります。

今回は、この5日間お世話になった大ちゃんをゲストに収録。
結婚式前の数日間と、結婚式の感想をメインに旅について話しています。
もしよければこちらも聞いてみてください。

P.S.
そんな感謝と思い入れのある大好きな熊本をテーマに写真展をします!!
(個人的に決めました)
時期、開催場所は追って告知します!!

良ければ各SNSもフォローまたはご覧ください。
Instagram 
Hide Watanabe
https://www.instagram.com/sumhide/
尾根と街
https://www.instagram.com/onetomachi/
無意識な生活
https://www.instagram.com/muishiki_seikatsu/

photographer / Hide Watanabe


この記事が参加している募集

#一度は行きたいあの場所

52,384件

最後までみていただきありがとうございます。 この記事が気に入ったらサポートしていただけると嬉しいです。 頂いた贈り物は今後の📸や🍛の活動に充てたいと思います。 https://www.instagram.com/sumhide