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あなたの身体に革新を起こすなら

今、僕は「身体ってすごいんだよ!」と伝えたくて筆をとっています。みなさんの身体には、想像以上の可能性が
秘められているのですから。身体の真実というと、巷には「現代医学は嘘ばかりだ!」みたいな本や雑誌があふれています。

僕は最新の文献や経験を元に、普段聞かないような身体の真実を面白く伝えていくつもりです。


「身体ってすげえぇえ~!」と、ぜひ驚いてください。

身体や精神が変わるだけで人生が変わる。それをひとりでも多くの人に実感してもらえたらうれしいです。


あらかじめ知っておいてもらいたい重要なトピックスがあります。それは身体の情報の多くが無意識下にあるということです。

無意識下にあるからこそ、当然本人はなかなかわかりません。しかし、実際
は人間の認識は意識下が2%。無意識下が %を占めています。

と、言われても、うまくイメージできませんよね。


そこでひとつ例を出しましょう。

あなたは今椅子に座っていますか、それとも立っていますか?


ここで質問です。

もし椅子に座っているのなら、

あなたの「お尻」は椅子の触感を捉えているでしょうか? ......

おそらく「お尻の触感」と質問されて初めて感覚がわかったのではないでしょうか。


立っている人も同じでしょう。

聞かれて初めて、足の裏の感触がわかったはずです。


まだピンときていない人のためにもう1問。


本を持ってください。内容はどんな内容ですか?


次に、重さを感じとれていますか?


どうですか、聞かれた途端に

しっかりと重さを意識できたのではないでしょうか。だけど熱中して読んでいる最中も、本の重さは変わっていません。

ここが重要なポイントです。無意識下の情報こそ実はとても重要で、身体のコントロールのほとんどを司っているが故に侮れないのです。


ここでもう1問。


あなたが〝ぎっくり腰〟になってしまったとき、どうしますか?

いち早く治すために「やってはいけない」こと。 それは次のうちどれだと思いますか?

1 普段のように動く
2 痛み止めの薬を飲む
3 安静にする

...... 正解は、「3 安静にする」です。


んっ!?と思うかもしれませんが、

実は私たちが信じてきた定説が間違っているとわかってきました。「大事をとって安静にする」「痛みがあるときは動かないほうがいい」と言われたことありますよね?

またほとんどの方は動かないほうがいいんじゃないか。と感じるのではないでしょうか?

しかし、 現段階での腰痛を早く治すための常識は、大きく変わっているの
です。


このような研究がありました。


フィンランド労働衛生研究所が行った研究(下図)では、ぎっ くり腰になった人に「ベッド上で安静」にするよう指示した場合 と「できるだけ通常の生活をする」ように指示した場合を比べる と、安静にした場合は仕事に復帰するまでの期間が倍近くかかっ てしまうことがわかりました。

現在の日本の腰痛治療の指針となるガイドラインにも、「安静は必ずしも有効な治療法とはいえない」と明記されて います(腰痛診療ガイドライン2012監修 日本整形外科学会/日本腰痛学会)。


さらに! 以前、TVでも放映されてましたが、

近年の研究では、腰痛の原因のひとつは「脳の側坐核に存在する疼 痛の記憶」であるということもわかってきました。また、半年以上にわたって腰痛に悩む人の脳を調べたところ、痛 みの処理に関わる部分の働きが衰え、通常の人よりも痛みを「感じやすくなる」ケースがあることもわかっているの です。(J Neurosci. 2011 May 18;31(20):7540-50.)

ぎっくり腰になったら「痛みをなるべく早くなくし、できるだけ普段の生活をする」のがお勧めということなのです。


身体をよくするには元々人間が持つ力「自然治癒力」を強めることが有効なのです。


つまり、全身の「流れ(代謝や血流循環、脳脊髄液など)」をよくすることなのですね!

これは神経生理学でもよく 言われていることです。
結局何をいいたいのかというと......。 身体は情報を司る「脳」と「心」、物理的な「身体」が織りなす神秘的なものであるということ。


そして、その神秘的な現象は実に緻密に結び付けられているということ。
さらには! その結び付けられているものが何なのか? もわかってきたということなのです。

あなたの身体に革新を起こすなら

ずばり、適切な「身体軸」を身体に通すこと! なのです。

※ 身体軸とは、いわゆる姿勢でありますが、姿勢よりさらに細かく(内臓の位置関係や脳の機能、心理状態を含む)緻密な概念です。


身体には軸(地球上の物体には重力がかかっており、重力がかかっている物体はすべて軸が存在します)があって、それが脳と心、身体を密接につないでいます。身体軸を見るだけで、性格や特徴、好みまでも予想できてしまうぐら
い、その人の個性を映し出しているのです。身体軸を知れば、自分の身体を含め、他人の身体の見え方や捉え方も変わってくるでしょう。



著者:株式会社ALTUTA 代表取締役CEO/笹倉栄人

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株式会社ALTURA 
ALTURA Inc.

「健康」というキーワードで世界を一つにする

ALTURAは医療×ITのスタートアップです。
身体アルゴリズムを武器に、「受け継がれる技術と新たな価値の融合で世界中の人々のQOLを向上する」というミッションの達成を目指しています。
現在は、医療介護組織のタレントマネジメントシステムと、国内外の医療従事者向けのオンライン学習のプラットフォームの開発・運用、ALTURA創業時から続く自費リハビリのフランチャイズ、臨床におけるリカレント教育の提供をしています。

■ 医療介護組織向け「ALOLINK(アローリンク)」
紙で属人的に行われていた人事課題(採用/評価/教育)をITで自動化するサービスです。病院で働く医師や看護師はタブレットを使って360度評価、e-ラーニング研修をすることで、今まで疎かになっていた病院最大の人事課題を解決することができます。

■ 医療従事者向け「オンライン師匠」
医療従事者の方が専門知識や文献、最先端情報を学び、自らのキャリアに活かすことが出来るサービスです。1000本以上の動画コンテンツ、マイクロラーニング、スコアリング機能、マッチング機能、サジェスト機能を搭載しており、その人のレベルや適正に合った学習を提供できます。

Name(企業名):株式会社ALTURA
Headquarters(本社所在地):大阪府大阪市福島区福島7-20-1 KM西梅田ビル2F
Branch(支社所在地):東京都港区西麻布3-1-19 第一小山ビル803
TEL:06-7710-7037

コーポレートサイト
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医療介護特化型タレントマネジメントシステム
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医療・スポーツの専門家から学べる身体メディア「オンライン師匠」
https://online-shishow.com

臨床予備校
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株式会社ALTURA
代表取締役 CEO
笹倉 栄人 / SASAKURA HIDETO

医療福祉テクノロジー企業 株式会社ALTURA創業者 代表取締役CEO 1988年生まれ。2014年にフリーランスのセラピスト兼コンディショニングトレーナーとして独立後、2万件以上にアプローチ。ベトナム、シンガポール、中国上海、カタール、ドバイ、アメリカ等の海外を渡り、組織環境や身体重心からヒューマンパフォーマンスを予測するアルゴリズム「BC理論」を構築。コ・メディカル領域のフリーランスに対して経営サポート、臨床技術の講師として活躍し、2016年7月に株式会社ALTURA設立。2019年から個性、感情、マインドヘルス、能力、キャリア、成長環境を可視化し、PX(Patient Experience)を最適化する医療福祉特化型マネジメントシステム「ALOLINK」を開発。組織の従事するヒューマンパフォーマンスを向上させる環境予測アルゴリズムの研究を行なっている。2018年には世界新聞ニューヨークタイムズでアジアの若手リーダーとして香港で表彰。

臨床予備校
https://altura-academy.altura.co.jp/

■【著書】
身体に現れる「氷山の一角」を見逃すな!『身体革新』 身体をデザインする思考法
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000078.000021844.html

■【取材】
ニューヨークタイムズに掲載されました。
https://www.neltimes.com/persons.php/hideto_sasakura/

Next connect 企業インタビュー
https://nextconnect.jp/interview/detail?id=60


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