#3 学級通信がつなぐ3つの「嬉しい」+α
みなさん、こんにちは!そして初めまして!
公立小学校教員18年目のヒデと申します。
これまで学級通信が担任と保護者を繋いで、「共に」子育てを楽しむツールになり得ることについて述べてきました。
今回はもっと単純なお話で、通信がつなぐ「嬉しい」についてです。
せっかく書くのですから、喜んでもらいたいですよね。
以下、僕の学級通信に対して実際にいただいた声と共に紹介していきます。
それでは、よければお付き合いください。
▶︎児童の「嬉しい」
子どもたちにとっては担任の先生が書いてくれる「お便り」に自分が載っていると嬉しいものだと思います。
そこに自分の活躍や頑張りが載っていれば、持ち帰って親にすぐ見せたくなりますよね!
また、僕の学級では毎日発行されること自体を喜んでいる子もいて、「もうすぐ100号だね!」「おうちで全部取っているよ」と嬉しそうに伝えてくれます。
僕は毎日発行にこだわっていますが、その一方で「無理をしない」ことも気をつけています。
「無理をしないこと」と「できるだけリアルに伝える」ことを両立していくために、写真を多用しています。
このことについて過去に記事にしていますので、よければ合わせて目を通していただけると嬉しいです。
▶︎保護者の「嬉しい」
自分も小学生の子どもを持つ親なので、保護者の視点も忘れないように気をつけています。
また、僕は学級通信を基本的に保護者向けと捉えています。
▶︎担任の「嬉しい」
担任にとっては、せっかく書いた学級通信を喜んでもらえることが一番嬉しいことだと思います。
ここでは「嬉しい」というよりも、上の画像の3つ目4つ目のポイントについて述べていきます。
・日々の指導の記録になる
きっと先生方は児童の様子を日々細かく記録に取っていることと思います。
僕もできるだけそうしたいのですが・・・そうなっていません笑
しかし僕の手元には毎日発行している学級通信の束があります!
通信自体が学級日誌になっており、日々の指導の記録になっています。
これがいつ威力を発揮するかというと・・・そう、通知表の「所見」を書くときに一番の参考資料になるのです。
・児童を観る目を養う
せっかくの学級通信、これが日々連絡事項を伝えるだけのものとなってしまうと非常にもったいないです。
児童の頑張り、活躍、変化・・・そういったものを通信として伝えるためには、日々児童の様子を観察していなければ書くことなどできないのです。
学級通信を書く習慣をつけていれば(毎日でなくても)、自然と児童を観察する目が養われていくのです。
▶︎+α 学校
担任の仕事は学校という「組織」の一部ですよね。
とはいえ、保護者にとっては学級は子どもを預ける一番の場所。もはや「学校そのもの」といってもいいかと思います。
つまり、学級担任が信頼できれば、自ずと学校自体も信頼されるといってもいいかも知れません(それだけ担任には大きな責任が・・・)。
また、同じ校内でも隣の教室の様子は実のところそんなによくわかりません。
自分の学級で精一杯(少なくとも僕は笑)。
ましてや学年が違うともっとよくわからないかも。
しかし保護者にとってわかりやすい学級通信であれば、同業者である我々教師陣にとってもその学級の様子がよくわかるツールとなるのです。
余談ではありますが、管理職へのアピールにも・・・笑
▶︎まとめ
ということで、せっかく労力をかけて書く学級通信ですので、たくさんの人に「嬉しい」と喜んでもらえるものにしたいですよね!
かつ、日々の業務で忙しい中書くものですから、担任にとって一石二鳥、三鳥をねらいたいじゃないですか!
学級通信が苦手な先生も、全然書かないよという先生も、たまーに発行してみてはいかがでしょう?
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