#5 「おたより」の内容①学級の様子
学校はあくまでも教育の場。
したがって、保護者は自分の子がどのような授業を受け、どのように学んでいるか、どう成長しているか、頑張っているのか、楽しんでいるのかなど多くのことを知りたいのだろうと思います。
そして一番知りたいのは学級の様子ではないでしょうか。
仲良く過ごせているのか、学級は子どもにとって居場所になっているか、など。
今回は僕がどのように学級の様子を伝えているか紹介したいと思います。
子どもの表情に優るものはない。
どんなに「言葉」で表現して伝えようとしても、やはり我が子の笑顔に優る安心材料はないのではないでしょうか。
したがって僕は「おたより」に写真を多用します。
少しでもリアルな学級の様子を伝えることができます。
楽しそうに学習・活動をしている様子が「見える化」されると保護者は安心できるし、学級をより近しく感じてもらえるのではないでしょうか。
どれだけ言葉を重ねるよりも、よりよく伝わります。
写真は担任にも保護者にもWIN-WIN
保護者のために写真を多用する、ということをここまでに書きましたが、実は自分のためでもあります。
というのも、写真を載せることは学級担任にとってもメリットだらけ。
例えば・・・
写真を掲載した分のスペースが浮く→書く文章量が減る
児童の様子の記録が残る→評価の時期に大活躍
特に1. 僕のように毎日(でなくても数多く出す先生)にとっては日々積み重なる業務の中で一面びっしり文章で埋めることはなかなかの重労働です。それに日々そんなに書きたいことばかりあるわけではありません。
写真の分書く文章量が減るだけでずいぶん楽になります。
上の写真の「おたより」であれば大体20分くらいで仕上がります。
もちろん文章も大事。
写真にだけ頼るとそれはそれで「担任はどんなことを考えているのか、どう思っているのか」が何も伝わりません。
文章を通して
どのような学習・活動を行なったか
子ども達の様子は
どんな気づきや学びがあったか
子どもの発言
などを伝えます。
「伝える」を楽しもう。
我々教師の楽しさや達成感は、やはり子ども達の成長や子ども達と過ごす時間ではないでしょうか。
「子ども達がこんなことをできるようになった!」
「子ども達のこんな成長を見ることができた!」
「子ども達とこんなことで笑った!」
など、喜びを保護者と共有できたら素敵だと思います。
そのためには「伝える」ことが必要です。
正直、日によっては「おたより」を書くのがめんどくさいな、と思うことはあります。
しかし基本的には保護者に子ども達の様子を伝えることが楽しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?