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#1 初めの学級懇談・個人面談

 みなさんこんにちは!または初めまして!
 公立小学校教員歴18年目のヒデと申します。

 ここのところ仕事にプライベートに忙しく、更新できていませんでした💦

 これまで3回にわたりプリキュアについて書いてきましたが、ちゃんと教員らしい投稿をします笑


▶︎学級懇談・個人面談が苦手…

 時期的に学年末の学級懇談などが行われている頃かと思います。
 懇談会といえば、保護者の皆さんの前で担任教師が懇談資料に基づいてクラスの様子などについてお話しして、質疑応答を受け付けて…何となーく静かな雰囲気で終わる。
 なんてことありませんか?

 いや、そもそも懇談会が苦手…。

 そんな先生も多いのではないでしょうか。
 かくいう僕も、若い頃はそうでした。

 自分自身が若いと、保護者のみなさんは自分よりも年上ばかり。
 なかなか自分の伝えたいことを効果的に伝えることができなかったり、話すこと自体にプレッシャーを感じてしまったり。

 そこで僕は次のように考えたのです。

▶︎せっかくならワイワイ話したい!

 自分ばかりが話そうとするから辛いんじゃないかな??
 自分が盛り上げないと、と自分にプレッシャーをかけているのでは??

 だったら、保護者の皆さんにもたくさん発言してもらえるように工夫すればいいのではないか。
 保護者の皆さんも発言せざるを得ない仕掛けをすればいいのでは。

 だって、本来保護者と担任教師は同じ子どもを教育する・見守るバディなのだから!

※この考えについては自分が大切にしている学級通信について書いた別記事にて述べています。

 せっかく同じ子どもを見守る同志が集まっているのだからワイワイ話したいじゃないですか😁

▶︎事前に配るもの第一弾「うちの子のステキポイント3選!」

 学級開きから数週間で、多くの学校において最初の授業参観からの学級懇談または個人面談(懇談)が行われるのではないでしょうか。
 最大で40人程度の児童をきちんと把握できる・・・訳はありません。
 少なくとも僕はそうです笑
 何ならまだ全員の顔と名前が一致していないかもしれません🤣

 そこで僕は、学級開きからすぐに以下のような紙を保護者のみなさんに配ります。

 

 見ていただいてわかるように、保護者さんに自分の子のステキだな、いいな、というポイントを3つ書いて懇談・面談の前に提出してもらいます。
 これをする理由・メリットは以下の通り。

①その子のよいところを見やすい

 担任して数日の自分よりも親の方が当然ながらその子のことをよく知っています。
 なので親にその子のよいところを教えて貰えば、その後の指導にとても役に立ちます。

②親がその子をどのように見ているかがわかる

 親としての視点と、教師としての視点は違います。
 時としてその違いから、保護者さんと教師との間で思いの違いからズレが生じて歯車が噛み合わなくなることも。
 年度の初めに保護者さんの視点を知ることで、そのズレを少しでも軽減させることができるのではないかと考えています。

③【個人面談(懇談)】話の種になる

 僕はこの点を重視しています。
 全体で話す学級懇談と違い、個人面談(懇談)の場合は話がストップしてしまった時に何ともいえない気まずい空気が…。
 ところがこの「ステキポイント3選」が手元にあれば、話の種にもなりますし、事前に話すことを用意することもできます。

④【学級懇談】自分の子をポジティブに紹介

 最初の学級懇談の場合、担任の自己紹介を行うので保護者の皆さんにも自己紹介をしてもらいます。
 その際に一旦「ステキポイント3選」をお返しして自分の子のステキポイントとともに自己紹介をしてもらうことにしています。
 親は自分の子の話題になると若干卑下して言うことありませんか?(日本人特有?)
「うちの子なんて○○で・・・、おたくの△△ちゃんが羨ましいわ」
なんて。
 お互いに自分の子のいいところを紹介しあって、明るく懇談をスタートしたいなと思います。
 そうすることで、親同士も他の子のいいところを知ることができ、他の子のいいところを知る過程で「あ!うちの子もそういうところあるかも!」と自分の子の再発見にも繋がるかもしれませんよね!

▶︎まとまらないまとめ

 以上のように、もっともらしいことを書きましたが僕の場合、結局は自分が楽したいんですよね
 保護者のみなさんに自分から話してもらえれば自分が話す時間は相対的に減るし、自分が見えていないその子のいいところを教えてもらおうという魂胆ですので🤣

 もうすぐ今年度が終わります。
 もう次年度の配置で職員室がそわそわしだす時期ではないでしょうか。
 来年度のスタートについて考える一つのヒントにでもなれば幸いです。


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 少しでもどなたかのお役に立つことができれば幸いです。
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