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183.人生が問いかけてくるもの


こんにちは。

今回は、『人生最後の日にガッツポーズして死ねるたった一つの生き方』(ひすいこたろう)で、野村望東尼についての物語を読みました。

彼女は、多くの試練に出会いましたが、それらは高杉晋作をはじめ、多くの志士たちを優しく包み、彼らの雲を晴らし、恐れを溶かす、新世界の母になる物語のための伏線だったという見方ができます。

実子を授からなかった「悲しみの深さ」が、そのまま志士たちを包み込む「慈悲の深さ」に反転していました。


心理学者の、ヴィクトール・フランクルはいいます。

「私たち人間がすべきことは、生きる意味はあるのかと人生を問うのではなく、様々な状況に直面しながら、その都度、「人生から問われていること」に全力で答えていくことが大事である。

だから、人生に意味があるのか、と問うのではなく、「この人生から、自分はいま何をすることを求められているのか?」と問うのです。

人間は、人生から問われている者である、と。


起きた現実のなかに、人生から問われているテーマが隠れている。
それはドン底のとこきほど隠れている。

人生は、「点」で見ると幸・不幸は存在しますが、

「流れ」の中で見るとらそこには幸・不幸はなく、すべては伏線、全てが人それぞれのテーマを体験する物語であるとも言えます。


人生に立ち塞がる壁こそ、あなたの物語を「神話」にする扉になる。

あなたの人生に立ち塞がるその壁は、どんな未来へワープする伏線だと思いますか?

あなたの人生があなたに問いかけてくるテーマはなんだと思いますか?

この人生から、あなたは今何をすることを求められていると思いますか?

脚本家になったつもりで、あなたの人生という名の映画のシナリオとテーマを見つめてみるといいかもしれないですね。


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