hideroku〜不登校息子の父親〜

不登校の中学生(中3)の息子を持つ父親。息子が不登校になるまで、不登校になってからの日…

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不登校の中学生(中3)の息子を持つ父親。息子が不登校になるまで、不登校になってからの日々の出来事や親としての想い等を主に綴っています。 https://www.facebook.com/hidehaya99

最近の記事

不登校息子と地方移住~一年後~

早いもので、地方移住してから、もう一年が経った。 不登校息子Kの近況をいつか報告しようと思いながらも、仕事に追われる毎日で、あっという間に一年が過ぎてしまった・・・ この間、不登校息子Kには以下のような変化があった。 【引越してから半年くらいまで(中二)】 ・自分の部屋ができたことで、完全に自由な生活。何のゲームをしているのかもあまり分からなくなったし、昼夜逆転も増えた。当初は、余計引きこもったようにも感じた。 ・祖父母と話す機会ができた(これまでは親と妹ぐらいしか

    • 不登校息子と家族全員で地方移住

      報告するのが随分遅くなってしまったが、昨年11月下旬に家族全員で地方に移住した。 こういったご時世なので、コロナがキッカケ?と尋ねられることもあるが、そうではない。 キッカケは息子Kの不登校だ。 これを機に自分の価値観が大きく変わった。 これまで「当たり前」と思い込んでいたことに疑問をもつようになった。 もっと「多様性」が認められる世の中であってほしいと思うようになった。 「苦手なことは苦手なままでもいい、得意なことを伸ばせばいい」と思うようになった。 ふと自分に置き換

      • 懐かしのゲーム音楽

        先日、不登校息子Kのゲーミング環境に関する記事を書いたけど、そう言えば、自分が子供の頃はどうだったのかについても、少しだけ記しておこうと思う。 自分が主にゲームをしていたのは、小学校中学年~高校の頃で、ファミコン ⇒ スーパーファミコン ⇒ プレステという世代になる。 自分の中でトップ3のソフトをあげるとすれば、次のとおりだ。 1.FF(ファイナルファンタジー)Ⅲ~Ⅴ 2.ロマサガ(ロマンシング サ・ガ)1・2 3.ストⅡ(ストリートファイターⅡ) or バイオハザード

        • 不登校息子とゲーミング環境

          最近は筆が進まず、約3ヶ月ぶりの投函。 プライベートのイベントが少し立て込んでいたことに加え、オンラインのN中も夏休みということで、我が家の不登校息子Kの状況にあまり変化がなかったということもあるかもしれない。 ただ、この3ヶ月でKの「ゲーミング環境」に少し変化があったので、今回はそのことについて書こうと思う。 Kは以前からずっと「プレステ4」でゲームを楽しんでいた。 親としては同じゲームをするにしても、ゲーミングPCであれば、もしかしたらPC自体やプログラミングなどに

        不登校息子と地方移住~一年後~

          不登校息子とN中とゲーム~ゲームの可能性~

          N中のネットコースが開校して約3ヶ月。 約1年半もの間、「学校」という場に参加できていなかった我が家の不登校息子Kが、オンラインで授業を受けることができるようになったというのは、本当に大きな一歩であったと思っている。 1年半ものブランクがあったKが前進できたキッカケがどこにあったのかは明確ではない。単純に「通学不要のネット」という環境が良かったのか、それともコロナ禍の中、「普通の学校が休校中」であったことが少しは影響していたのか(例えば、小6の妹は家でYouTube三昧の

          不登校息子とN中とゲーム~ゲームの可能性~

          HSCとHSD~とても敏感なファミリー~

          我が家の犬(トイプードル、オス、もうすぐ3歳)は、『物音』にとても敏感です。 ちょっと物音がすると、すぐに吠えてしまいます。 玄関のチャイムや掃除機の音はもちろん、例えば、こんなものにも反応してしまいます。 「ウィーーーーン」 ハンドブレンダーを回した瞬間、 「ワン、ワン、ワン、ワンッ」 と吠えながら走り寄ってきます。 そして、こんな物にも。 はい、そうです。サラダを作るときに水切りとして使う、サラダスピナー。 これも回すと、少し音がしますよね。 「ブルブ

          HSCとHSD~とても敏感なファミリー~

          不登校息子の小学校卒業文集

          この週末、不登校息子Kの小学校の時の卒業アルバムを家族で見返す機会があった。 卒業アルバム作りが本格的に開始されたのは、小学校6年生の2学期~3学期頃。Kはちょうどその頃、不登校状態にあったことから、卒業アルバム用に写真を撮るという日にも、学校に行くことはできなかった。 そのため、卒業アルバムの集合写真では、お馴染みの上の方に顔だけ合成されるというかたちになっている。しかも、今は技術が進んでいて、顔だけではなく、身体全体をうまく切り取って、まるでその場にいたかのように合成

          不登校息子の小学校卒業文集

          在宅勤務とパソコン腱鞘炎

          今更なのですが、約2か月間の在宅勤務を通して、自分の身体に生じた不調について書いてみたいと思います。 緊急事態宣言が出された4月上旬、多くの企業で突如として在宅勤務が始まり、その結果、自宅の不十分な環境(机、イス、子どものいる環境など)を嘆く記事がネット上でも多く見られました。 自分も同じような状況で、在宅勤務中は自宅のダイニングテーブルでPCを開き、横では中2の長男がテレビゲームを行い、さらにその横では小6の娘がソファーに寝転びながらYouTubeを見ているという環境で

          在宅勤務とパソコン腱鞘炎

          不登校息子とゲームとの距離感~ゲームディスタンス~

          我が家の「不登校息子」と「ゲーム」について、ここ最近の取り留めもないことを綴ってみようと思います。 3月末にイタリア市長による「家でプレイステーションをしてろ!」発言がありましたが、我が家の不登校息子には、まるで『神様』のように映ったようです。 ニュースで「ソーシャルディスタンス」が話題になっているときに、息子に暫くの間、ゲーム機を自分から遠ざける「ゲームディスタンス」を提案してみたのですが、すぐに断られてしまいました。 息子は、私が「在宅勤務」を行っているすぐ隣で、私

          不登校息子とゲームとの距離感~ゲームディスタンス~

          理想の社会と家庭(~「天国と地獄の長い箸」の話を参考に~)

          今日は、子どもたちと一緒に「理想の社会」について話し合ってみました。 みんなから出てきた意見は、 ・戦争のない平和な世界 ・対等、平等、公平(大人や子ども関係なく、上司や部下関係なく。平等であって欲しいけど、頑張った人が報われて欲しい。) ・色んな考え方が受け入れられる ・一人一人が相手のことを思いやれる ・自分の好きな仕事ができる  などなど 結局、我が家では、一番大事なのって、「平和」だよね、となりました。 では、平和な世界を実現するためにはどうすればいいの

          理想の社会と家庭(~「天国と地獄の長い箸」の話を参考に~)

          不登校に関する備忘メモ②(取り得る選択肢と我が家の事例)

          前回は、子どもが不登校になったときに知っておきたい「キーワード」等をまとめてみましたが、今回はそのキーワードを図に落とし込みながら、具体的に取り得る選択肢について整理してみました。パッと見で分かるような図って、意外となかったのではないかと思っていますので、同じ悩みをお持ちのご家族の方に少しでもお役に立てたら嬉しいです! また、我が家の事例や近況にも触れてみたいと思います。 なお、前回同様、以下の記載は、あくまで自分たち家族の経験をもとに、現時点で把握した情報を元にしています

          不登校に関する備忘メモ②(取り得る選択肢と我が家の事例)

          不登校息子Kが小学1年生のとき(約6年前)に描いた絵

          外出自粛中の中、昔の写真を眺めていたら、不登校息子Kが小学1年生のときに描いた絵の写真が出てきました。 「う、うまい! これが小学1年生の発想力か!スゴイ!!」 自分たち親は、こんなにも自由で想像力に満ちた子どもに対して、どれだけ型にはめようとしてしまっていたのか・・・ 今からでも遅くない。 過去は取り返せないかもしれないけど、『今』という時間を大切にしたい。改めて、そう思いました。

          不登校息子Kが小学1年生のとき(約6年前)に描いた絵

          見やすいnoteの作り方(見た目)

          前回の記事を作成していたときに、箇条書きを多用していたこともあり、単純に「太字」を用いただけでは、かなり見辛い見た目となってしまいました。 ワードであれば、色んな編集機能を備えているので、自由に装飾できますが、noteはシンプルな機能しか備えていないため、どうすれば見やすくできるのかが気になり、少し調べてみました。 「見やすいnote」でググってみたところ、以下の記事があり、早速参考にさせて頂きました。 プロから学ぶ❗見やすいnoteの作り方🎨 ■修正前の記事がこちら

          見やすいnoteの作り方(見た目)

          不登校に関する備忘メモ①(キーワードなど)

          自分の備忘メモも兼ねて、子どもが不登校になったときに知っておきたい「キーワード」を中心に、取り得る選択肢等について、まとめてみました。 どなたかのお役に立てれば幸いです。 なお、以下の記載は、現時点で自分がこれまでに知った情報を元にしていますので、不十分または偏った部分もあるかと思います。その点は、あらかじめご了承頂ければと思います。 1.不登校に関するキーワード ※各キーワードの意味等については、敢えて記載していませんので、ネットでググるなどして調べてみてください。

          不登校に関する備忘メモ①(キーワードなど)

          二冊の本(ゲームは人生の役に立つ、ケースワークの原則)

          今更ですが、この間の年末年始休暇中に読んだ二冊の本を紹介したい。 いずれも、「不登校新聞」がキッカケで知った本。 一冊目は、「ゲームは人生の役に立つ。」という本。元不登校経験者で今は会社経営までされている小幡和輝さんの著書。小幡さんの既刊本「学校は行かなくてもいい」は既に読ませて頂いており、この本には本当に本当に本当に救われたけれども、新刊を出されているということは知らなかった。昨年末に不登校新聞主催のイベントに参加して、たまたまそこで知り合った方に教えてもらって知った。

          二冊の本(ゲームは人生の役に立つ、ケースワークの原則)

          2020年はクラウチングスタート

          通勤電車の中で見かけた大日本印刷の中吊り広告。 そうか、クラウチングスタートもイノベーションか! 分かりやすくて、なんか素直にいいなぁと。 「イノベーション」も時が経てば「当たり前」に。 「当たり前」に慣れてしまうのって怖い。 改めて自分に言い聞かせる。 2020年、皆さんにとって、良い「スタート」が切れますように!

          2020年はクラウチングスタート