不登校息子とゲーミング環境
最近は筆が進まず、約3ヶ月ぶりの投函。
プライベートのイベントが少し立て込んでいたことに加え、オンラインのN中も夏休みということで、我が家の不登校息子Kの状況にあまり変化がなかったということもあるかもしれない。
ただ、この3ヶ月でKの「ゲーミング環境」に少し変化があったので、今回はそのことについて書こうと思う。
Kは以前からずっと「プレステ4」でゲームを楽しんでいた。
親としては同じゲームをするにしても、ゲーミングPCであれば、もしかしたらPC自体やプログラミングなどにも少しは興味を持ってくれるかもしれないという微かな期待もあり、「ゲーミングPCとかは興味ないの?」と何度か勧めていたが、Kはそこまでは興味がなく、そのままだった。
そんな中、同じように不登校のお子さんを持つお父さんから、最近、息子さんのために「ゲーミングPC」を購入したという話を耳にした。
どうやら、息子さんがフォートナイトで行き詰まって、これ以上強くなるためにはゲーミングPCでプレイするしかないと考えたとのこと。
やはり、ゲーミングPCだとグラフィックの繊細さであったり、音の聞こえ方などが全然異なるため、より素早く、より正確に動けたりするようになるらしい。
そう言えば、KもAPEXをやっていて、これ以上強くなれないというようなことをブツブツ言っていたなと思い、改めてゲーミングPCでも購入してみたら?と提案してみたものの、これまで一生懸命やってきたデータが引き継げないため、今やっているゲームをゲーミングPCでやろうとは思わないとのこと。
そこで、「ゲーミングモニター」だけでも購入してみてはどうかという話になり、それであれば、ゲームデータの引き継ぎ問題も発生しないし、ゲーミング環境だけをよくすることができる。しかも、よくよく考えてみたら、我が家ではテレビが1台しかないため、Kがゲームをプレイしている間は誰もテレビを見ることができないし、その間、妹は仕方なくスマホでYouTubeを見るという状況になっていた。
ゲーミングモニターを購入すれば、これらが解決されて、これは一石二鳥でしかない。何故今までそうしようと思わなかったのかとすら思い、すぐにゲーミングモニターを購入することにした。
ゲーミングモニターは、Kがネットで自分で調べた情報をもとに、いくつかのお店で店員さんの話を聞いて購入した。
早速、購入したゲーミングモニターを接続してゲームをやってみたところ、反応スピードが全然違ったようで、これまでAPEXでチャンピオンになるまでにかなり時間がかかっていたのに、短時間でチャンピオンになれるようになったし、スコアもだいぶあがったとのこと。モニターを変えるだけで、こんなに影響があるとはビックリ。
でもしばらくすると、この環境にも慣れたらしく、APEXにも少し飽きてきた様子。
今度は、新しくリリースされるPCゲームをやってみたいということで、家のノートPCにソフトをダウンロードして、プレイしようと試してみたものの、どうやらPCのスペックが足りず、プレイできないことが判明。
そして、これがキッカケで、やはりゲーミングPCが欲しいということになり、ちょうど特別定額給付金の下支えもあったことから、ゲーミングPCを購入することを決意。
Kがネットで調べたところ、パスコン通販の「ドスパラ」で購入するのがよさそうということで、Kと一緒にオンラインで注文。
ついでに、「ゲーミングキーボード」と「ゲーミングマウス」も注文。
【ゲーミングPC購入時の参考記事】
・ゲーミングPCはどこで買うのがおすすめ?
・ゲーミングPCの選び方
注文した時期にもよるのかもしれないが、届くまでに約3週間かかった。
「HDMI切替器」も購入して、プレステとゲーミングPCを一つのモニターで切替できるようにセッティング。
当初予定してたPCゲームはイマイチだったらしく、Kは他のゲームをプレイしたりしている。
今はまだプレステの方が中心ではあるが、PCに動画編集ソフトをインストールして、動画編集を楽しんだりもしている。
Kの夏休みはこんな感じで終わり、9月からはN中の授業が再開。
久しぶりの授業を受けるかどうか少し気にはなっていたが、自発的に受けていた。
自分が在宅勤務のために購入した「ゲーミングチェア」もあるので、これでゲーミング環境が一通り整ったことになる。
当面の間は、このゲーミング環境を活かして、Kと色んなことを試してみたいと思っている。
しかし、ゲーミングPC一つとってみても、初めて知ることは多い。
自分がゲームをやっていたのは大学生の頃までだったので、子供がこうした状況にでもならなければ、ゲーミングPCを購入することなんてなかったと思う。
おかげで、「Epic Games 対 Apple」のニュースを目にしても、状況をよく理解することができた。
子供を通して、自分自身も色んなことを学ばせてもらっていることに改めて気付く。
人生って、面白い。
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