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不登校息子と家族全員で地方移住

報告するのが随分遅くなってしまったが、昨年11月下旬に家族全員で地方に移住した。
こういったご時世なので、コロナがキッカケ?と尋ねられることもあるが、そうではない。

キッカケは息子Kの不登校だ。
これを機に自分の価値観が大きく変わった。

これまで「当たり前」と思い込んでいたことに疑問をもつようになった。
もっと「多様性」が認められる世の中であってほしいと思うようになった。
苦手なことは苦手なままでもいい、得意なことを伸ばせばいい」と思うようになった。

ふと自分に置き換えて考えてみた。
身内が近くにいない東京でこのままサラリーマンとして働き続けることが、自分にとって本当に幸せなのか。家族にとって本当に幸せなのかと。
何度も自問自答した。
満員電車で長時間揺られるたびに、その想いはどんどんと大きくなっていった。
その結果、「住む場所」と「働き方」を変えようと決断した。
幸運にも、自分には身内が経営している会社を手伝うという選択肢があった。
これまでの経験を活かして新しい挑戦ができると思った。
息子の不登校は、なるべくしてなったとすら思うようになった。

転校の問題もあったが、KはN中(オンライン授業)であったため、全国どこへ行こうと関係がない。
幸い、妹も転校することをすんなりと受け入れてくれた。

こうして無事に家族全員で地方移住することができた。
(気が向いたときに、家族の引越しに関する記事でもアップしたいところ…)

妹の方は、一定の自粛期間を経てから無事に小学校に通っている。
肝心のKは、引越し準備期間中に、いつの間にかオンライン授業を受けないようになり、引越しが落ち着いてからも、授業を受けていない。
理由を聞いてみると、ネット授業が少し物足りなくなった様子で、高校も通学したいと言っているが、どこまで本気なのかは分からない。

自分と妻は、今は新しい仕事に追われて、子どものことをゆっくり考える時間がなかったが、そろそろ今後のことについて少しずつ話し合っていきたいと思っている。

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