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若い世代を教育して上手くオペレーションしていくには…中間管理職が今後やるべき事は

こんにちは、Hideです( ^ω^ )

4月になりましたよね〜

世の中では、新生活がスタートします。

新社会人として世の中に一歩踏み出す若者も沢山いることでしょう。

非正規雇用が増え始め、正社員として働くことが、学生の就活のメインコンセプトになっている昨今ですが…

人材不足とは言いながら、何故に正規雇用がされず溢れている人が出てくるのでしょう?

不思議なところです。外国人労働者も多く見られますし〜

自国に、働きたい若者が沢山いるのですから、そこをちゃんと育てて未来を任せていかなければいけませんよね

新卒で会社に入社する者は、多くの関門を突破して希望の企業に入ってきます。

そんな、希望に満ち溢れた新入社員たちの期待に応えられるような会社組織、そして社会にしていかなければいけません。

それは、私達世代の役目でもありますし、今後の日本を作っていく上でも重要なミッションです。

そんな未来を担う若者達をしっかりと育てるのが、管理職の大事な役目なのです。

今回は、新社会人を教育する立場の人が、どうやって人間を育てていくべきか、動かしていくか、についてお話ししていきます。


新人教育は、まず人間教育から

現代の会社には、全てにおいて余裕というものが無く、社員教育の面においても疎かになっている様に見えます。

新人さえ、早く仕事の即戦力として働いてもらえるようにしたい…

なんて目先の事にばかり囚われて、将来会社組織を任せられる人材を育成しようとしているとは思えません。

何故なら、教える側の中間管理職自体が、後輩達を育てられるような器に育っていないからです。

新入社員の教育を、会社が都合良く使える様にする為だけに、教育ではなく、洗脳じみた事しかしていないからです。

現在の若い人達は、そんな愚かな大人達の、意味のない考えを見抜いています。

建前上の言葉なんて、とっくの昔に若い世代には届いていないのです。

自分の立場だけを守ろうとしている、保守的な大人達の中身を見透かしているのです。

本来は新人を教育する人達へ、まず人間教育をするのが先かと思えます(笑)

とはいえ、先に入社している上司らが、新人に色々教えていかなければならないのは事実です。

新入社員に教えながら、且つ自分もまた新たな気持ちで、基本から学ぼうとしていくべきです。

人に物を教えるって事は、自分の勉強にもなりますから、未熟な上司も新入社員と共に学び成長していけば良いのです。

まずは、業務的な事よりも、挨拶や社会人として、一人間としてしっかりと教育していく事が重要だと考えます。

人は何の為に働いているのか?

誰かの役に立つ為には…社会に貢献する為に働く。

お金や自分自身の見栄や体裁ではなく、本当に何をしてどんな風に社会と関わり、役に立っていくのかを…教える事が最初にするべき事なのです。

昭和のゾンビみたいなおじさんに、刷り込まれた教えなんて、一度リセットして下さい。

勿論良い部分は、受け継いだまま。

自分が受けた教育を精査して、現代にアジャストするように、教育する側もアップデートしていかなければいけません。

教える時は、論理的にわかりやすく

私もそうでしたが、昭和の先輩や上司からは、ただあれをやれとか、これやれ、とかしか言われませんでした。

業務上の指示に関しても同様、そんな感じで。

なんでそれをするのか、こんな曖昧な指示では、指示される側も、何かをやる意味もよくわかりませんよね。

上記の指示の出し方は、非常に曖昧で、聞いている側からしたら、曖昧極まりありません。

以前いた会社で、リーダー研修会というのがあって、そこで聞いたのは
”部下や後輩に対して物を教えたり指示を出す時には、物事の背景を説明しなさい”
と教わりました。

具体的な例として、Aという取引先に行ってこの商品を取り扱ってもらうように商談してきなさい。

と、いった場合には、そこの得意先Aになぜお薦めするのか?

→Aは薦める商品をよく販売してくれるし、売り上げ金額も得意先の方でも多いので、Aに売り込むと自社としても売上利益ともに上がるからだ。
それにあそこの〇〇課長とは、長い付き合いでコミュニケーションも築いているし、自社の商品を推してくれているので、扱ってくれる可能性も高いだろう。

と、Aにお奨めするする理由と、きっと上手くいくというエビデンスを語ることが大切です。

部下だって、ただ上司に行けと言われたから行くのと、理由とエビデンスを説明された方が、商談もしやすいはずです。

ちゃんと教えられる側に対して、わかりやすく論理的に説明すれば納得して、何をすべきかを頭の中を整理して商談に向かえるでしょう。

業務指示でもその背景である、何故そうするのか、こうだからこうして欲しいと、聞いている側に迷いが生じない様に明確に指示を出さなければないけません。

自分達が、入社した時には、こう教えられたからそうする、なんて考えは捨てた方が良いです。

若い社員が嫌う昭和の上司の言葉の一つに「自分の時はこうだった、こうさせられた〜」みたいな事は、現代では通用しません。

仕事は見て覚えろ!や、上司や先輩が次何を考えてどうするかを察しろ!

なんて考えは古典的過ぎます。

上司や先輩は殿様でも無いし、部下は家来や奴隷ではありませんから、その辺は絶対に昔の考えから切り替えて下さい。

あと新入社員に対して絶対言っては行けない言葉の一つに「お前、そんなこともわからないのか!」だそうです。

このセリフが駄目だというのは、落合博満氏もテレビで話していました。

もう昭和時代には当たり前だったと教えられた事を、こちらの常識として若い社員に押し付けては行けないのですよ!

時代は日進月歩で進んでいる ”今”にアジャストしていかなければいけない

我々昭和世代も、現代にマッチしていかねければ部下を教育していくことなんて出来ないですよね。

なので、上司や先輩も日々勉強するのを怠ってはいけません。

いくら偉そうなことばかり下の者へ言っても、自分自身が出来なければ説得力はありませんから〜

経験年数が多いだけでは、下の者を納得させる事など出来ないからです。

あくまでも”理”と教える側の”行動”を持って接していかなければいけないのです。

”言って聞かせて、やって見せて、やらせてみて、褒めてやらねば人は動かず”

という山本五十六氏の言葉は有名ですが、本当にごもっともな理屈なのです。

それをきちんと出来るか否かで、部下がしっかり育つかどうかが決まってきます。

もっと言えば、社会に出て初めて教わる人って、教わる人にとってはかなり影響されるものですから。

ちょっと大袈裟な表現にはなりますが…新人教育をする人は、その人の人生をも背負っていると言っても過言では無いのです。

そして、教える方が見本とならなければいけません。

故野村克也氏が、「エースと4番は、チームの鏡にならなければいけない」と話していました。

V9時代の王・長嶋も他の選手の見本となるべく、グランドでは人一倍練習し、私生活においても若い選手の見本となる行動をしていたそうです。

”学ぶは真似る”と言いますが、新人達は、先輩や上司をよく観察していて、こんな人になりたいと感じる先輩などの真似をしたりしますから、日頃の行動から新人や後輩のお手本となる自覚を持って行動しなければいけないのです。

教えるということは自分自身をも高めることにもなりますので、教える方の成長にもつながりますから。

世代が違うと、考え方も大分変わってしまうのは当たり前です。

現在役職が付いた上司が若い頃だって、上の人からよく
”今の若いものは〜”
と言われてきたわけですから…

若い世代の考えも理解しつつ、社会人としての心構えや振る舞いについては、厳しくもわかりやすく教育していくことが重要なのです。

私も、サラリーマンを辞めて、早くも7年も経過しましたが、若い息子への教育や自分自身も勉強していく気持ちは今も忘れてはいません。

より良い日本にする為にも、将来を背負っていく若い力を育てていきましょう。

そして自分も死ぬまで勉強ですから~自身の成長の為にも立ち止まる事なく進んでいきましょう。

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