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嫌がらせ〜退職de迷言〜

みなさま、こんにちは!

「ほどほど」な労力で
「そこそこ」なパフォーマンス

を出すことにこだわってきた

「ほどそこ」営業マン(自称)
ひでろうです。

転職を巡って
上司とのバトル第二話に入る前に
「第二話の要約版」といえる
僕が上司から受けた嫌がらせ(退職de迷言)
をご紹介します。

↓こちらも併せてご覧ください。



0.なぜ嫌がらせをするのか


僕が新卒で入った企業を退職するとき、
上司にされた嫌がらせを
いくつか紹介していきます。

まずは、
上司は退職する僕に対して、
なぜ嫌がらせをするのか

あるいは
嫌がらせをしたくなるのはなぜか

について解説します。

・嫌がらせの根源

結論としては、
部下の総合職が退職すると、
上司の人事評価にバツがつくから

です。

このため、
「僕の退職により、上司のキャリアに傷がつく」
ということです

このやり場のない怒りをぶつけられるのは、
他でもない僕しかいないのです。

というわけで、
今回の主人公、
MARCH卒の上司(以下M)からの
嫌がらせが始まるわけですw

僕が退職の意思を伝えてからの3週間。
重ねての嫌がらせにより
本当に気分の悪い日々が続きました。

・日本企業のカルチャー

ひでろうがいた会社は、
いわゆる「the日本企業」です。

・学閥主義
・定性評価>定量評価
・減点評価
・出る杭は打たれる
・the縦社会

といった文化が根強い企業でした。

今回のキーポイントは
・定性評価>定量評価
・減点評価

この二つです。

僕の退職によりMの定性評価にバツがつきます。
そしてこのバツの効果を倍増させるのが、
減点評価です。

このバツは、会社にいる限りずっと
十字架として背負い続けることになります。

こんな背景から飛び出したトンデモ迷言。
今回は3つのトンデモ迷言を見ていきましょう。


1.法律より大事なことがある


今回の主人公、Mからの一言。
正気の沙汰じゃないですよね。

当時のやりとりを要約すると、
こんな感じです。 

ひでろう→以下「ひ」
MARCH卒上司→以下「M」

ひ「3週間後の今月末に退職します」
M「認めない」
ひ「退職させない、ということですか?」
M「今までの行いを償うなら認める」
ひ「?」
M「退職時期は2ヶ月後だ」
ひ「法的には退職する2週間前に…」

M「法律より大事なことがある!

ひ「…日本は法治国家じゃないのですか?」
M「ここは社内だ!
  ここにはここのルールがある
ひ「???人事部に聞いてみますね」
M「やめろ!」
ひ「あなたにそんな権限がないことを分かったうえで話しています。
  速やかに手続を進めてください」

ここまで言ってようやく話が進みました。

Mは営業拠点のNo.2。  
次の異動で拠点長に昇格するだろう
と言われていましたが、
僕の退職直前に他の拠点にNo.2(横滑り)での人事異動の辞令が出ました。
おそらく、僕の退職でバツがついたから昇格できなかったと言われています。


2.お前の家族が退職に同意しているか確認する


子供か!
と言いたくなるような一言です。

これも実際にMが言い放った迷言です。
この言葉は
先輩や同僚の前で、
Mの自席前に立たされた上で言われました。

M「お前の退職、家族は知っているのか?」
ひ「もちろん。知らないわけないでしょう」
M「家族に確認させてもらうぞ」
ひ「いやです」
M「人事がそう言っている」
ひ「いやです」
M「そもそも家族に迷惑をかけている自覚はあるのか?」
ひ「家族の理解を得ています」
M「じゃ、それを確認するくらいいいだろう」
ひ「他人にする話ではありません」
M「俺はお前の上司だ!!!
ひ「2週間後には他人です」
M「今は上司だ!
ひ「私も家族を守る責任があります。嫌がらせならやめてください」
M「じゃ、人事に話してみろ」

人事に確認すると
「差し支えなければ」
と人事がMに指示を出したようです。

人事が確認するならよいよ、と回答し、
人事から僕の妻にその確認がありました。

それにしても
「家族の理解がないと辞めさせない」
なんて言う自信満々な企業、
なかなかありませんよねw


3.お前の送別会はない!


別に頼んでませんけどw

と言いたいところです。

僕の最終出社1週間ほど前のある日の朝。
わざわざ社内回覧で、
「○月末付でひでろうさんが退職します。
これに伴う送別会はありません 以上」

という、嫌がらせ以外の何物でもない書類が
回ってきましたw

しかもその書類は、
回覧の最後をひでろうと指定し、
ひでろうがMにその書類を手交するという流れになっていました。

もう笑えますw

ヤツがいないときに
書類を机に置いておいたら
「必ず手交せよ」
とのフセン付きで無言の返却。

暇なんだなぁ、このオッサンw
と同僚に話したのを懐かしく思います。

実は、謎の回覧物騒ぎのあったこの日の夜、
このMとその上司の拠点長を除いた
多くの有志の方々によって
僕の送別会を開催して頂きました。

面倒臭いオッサン2人がいないだけで、
飲み会ってこんなに楽しくなるんだなーと
最後の大規模な飲み会を満喫しました。

ちなみに僕の最終出社日は
部署のオフィシャルイベントを入れられましたw
意地でも僕の最後の日に
有志で集まることは認めんぞ!

という、しょうもないメッセージですね。


4.おわりに

結論、日本企業の悪いところが
全部出ていたように思います。

・変化を許容しない
・裏切り者は村八分
・失敗を許さない文化
・定性評価重視
・無意味な過干渉

考えただけでぞっとします。

実際にはもっと生々しい、残念なやりとりがありました。
続きはまた後日!


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