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海外から見るTOKYO OLYMPIC 2020

僕は東京オリンピック2020に救われてます!日本ではコロナ感染の問題など解決しなければいけないことが山積みだと思いますが、僕個人の想いはオリンピックをやってくれて良かったな!です。オリンピックを通して世界中に与えるポジティブな影響力ってすごいんじゃないかと感じます。開会式の選手たちの入場行進を見て涙が出るほど感動しました。


今僕が住んでいるオーストラリア、シドニーは6月後半から突入しているロックダウンの真っ只中。(現在7月下旬)しかも8月いっぱいはロックダウン決定と政府からの発表でもう家にいるしかありません。なので、単純にこの時期にオリンピックというイベントが行われていることにも感謝ですし、プレイヤーの素晴らしいパフォーマンスから多大なパワーをもらい助けられています。


もちろんオーストラリアの民放でもオリンピックが見れます。チャンネル7が放映権を持っていて、常に何かしらのスポーツが放送されています。人気スポーツのサッカーや水泳も見ていて楽しいですが、試合展開が早いバスケや卓球、BMXも見ていてドキドキします。当たり前ですが、こっちではオーストラリアの選手を中心に放送しているので、日本人選手の試合がなかなか見れないのがちょっと残念。まだ始まって1週間ちょっとなのに既にメダルラッシュをしているそうで、速報で日本人メダル獲得のニュースが流れてきてはその都度彼女さんとハイタッチをしています。

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海外からオリンピックを見ていて思ったことをここで数点。


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① オーストラリアの放送の仕方と日本の放送の仕方の違い

どの分野でもそうですが、痒いとこに手が届くような気が利くサービスがあるのが日本の長所ですよね。オリンピックでもそうですが、試合をつけるとすぐに何をしているかわかるテロップやサインが画面についており、予選なのか決勝なのか、誰が注目選手でどういうストーリーが背景にあるのか、ちょっと見れば結構すぐにわかるようになっています。ここオーストラリアでは、テレビをつけてからこの試合がどのステージなのかを把握するまで時間がかかります。ナレーターの人も結構淡白に進めていくので、日本の放送の細かさ、親切さがとても恋しくなります。



②応援する幅が広がる

今までオリンピックやワールドカップのような世界大会は俄然日本のみ応援してました。日本とオーストラリアが試合になったら有無も言わさず日本の応援でした。ところが今は、どっちも頑張って欲しい!という気持ちになります。
おそらくオーストラリア歴が長くなってきたことで、選手たちがどんな環境で育ってきていて、どんな生活をしていたかが想像できるようになって感情移入できるからなのでしょうか。入り込み方が変わってきました。また、この国では他の国籍の友達もたくさんできることから、その国の試合を見たときには彼らのために応援したくなります。海外にいて経験してきたことが、世界大会のスポーツの見方にこんなにも影響してくるのかと実感しています。

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③金メダルよりも補助金

この国では(特にシドニー)ロックダウンの長期化で思うように仕事ができない、生活が苦しい、ライフに自由がない、などで不満が高まり、肌感ではオリンピック20%コロナ80%くらいの注目度です。シドニーシティーでは大規模なデモが行われ、政府に反発する人たちで溢れかえりました。自由になりたいという人々の叫びが爆発しています。それに対してロックダウンのために政府が出している補助金のサポートは手厚く、仕事ができない人に対しては最大週に$750支給されるということで、オリンピックよりも補助金の情報が大事!という人が多いですね。

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なんだかんだ言って。。。




シドニーから見る母国開催のオリンピック。結果として日本にいても観客としてして見に行く事はできませんでしたが、現地の人にのみ伝わる感覚や熱気を味わえないのは少し残念です。
東京オリンピック2020は残り約1週間!そしてその後パラリンピックもあります。日本の選手、オーストラリアの選手ともこれからの活躍が楽しみです!勝ち負けだけではなく、その試合にかける選手たちの気持ちを想像しながらハイボールをお供に応援して行きたいと思います。




シドニーロックダウンはあと4週間。。。。

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