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男性性・女性性が調和されていく叙事詩になる予感

すべてが詩からはじまる国は
2度目の滅亡の後には
人間の意識が圧倒的にアップデートされた
そのように感じる

2度目の滅亡までは
男性性のエネルギーが強く
それ以降は
男性性と女性性
それぞれのエネルギーが調和されていった

すべてが詩からはじまる国を読むと
僕はそのように感じる

2度目の滅亡というのは
男性性優位の社会の限界で
女性性の目覚めのきっかけとなり
次第に調和へと
向かっていったのだろう

滅亡した直後の混乱期
男性性優位の人もいれば
女性性優位の人もいて
調和がとれた人もいただろう
それが時間とともに
国の再建が進むにつれて
個々のエネルギーの調和が
取れていったのだろう

男性性と女性性
達成と充実
与える力と受け取る力
これらの調和がとれていなければ
愛の国として栄えようがない

そう考えると
僕が綴ろうとしている
すべてが詩からはじまる国の叙事詩は
なんとなくだが
ヒーローズジャーニーではなく
ヒロインズジャーニーになるのではないか

男性にも女性にも
男性性・女性性のエネルギーが存在している
叙事詩の主人公が
男性であれ女性であれ
男性性優位の社会の中で
失われていった女性性を取り戻し
調和されていく

そんな要素が含まれた叙事詩になっていくのではないか

そして
この叙事詩を読むだけで
男性性・女性性が調和されていく
そのような仕上がりになるのではないか

僕はそんな予感がしているんだ



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