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亡き父の言葉を命日に噛みしめる

「やりたいことがあるなら
やれるうちにやりなさい」

内定していた会社を辞退して音楽の道に進もうとした時も

父親の会社の社長職を退職してセミナー講師になろうとした時も

父はそう言って
僕が前に進む背中を押してくれた

僕がいま
やりたいようにやり
生きたいように生きることが
できるようになったのは
父の言葉があったから
 
 
1年前
母が急逝し
生きる気力をなくし
どんどん小さくなっていく父

少しでも父に
生きる気力を取り戻してもらおうと
片道3時間の道を車を走らせ
頻繁に会いに行くようにしていた

「またすぐ来るからね」
「気を付けて帰れよ」

そんな会話をした12時間後
父はベッドの上で
眠るように亡くなった

もう会うことができない

会いたくても会えない

やりたくてもやれないのだ
 
 
やりたいことがあるなら
やれるうちにやる

そうしないと
やらなかったことに
後悔する

やらない自分を
正当化して
自分を欺いた
生き方をすることになる
 
 
父が亡くなり
改めてそんなことを感じる
 
 
今日は父の命日

父の言葉を噛みしめながら

今日を生きることにしよう



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