気になる世界の天才たちの習慣とりあえず20個
「天才たちのライフハック」を読んで。
アルベルト・アインシュタインも投稿していた科学雑誌「サイエンティフィック・アメリカン」によると、大人の知的能力の60%は先天的なもので、40%は後天的なものらしい。
この数字をどう思いますか?
やっぱ、生まれ持った才能なのかぁーと思います?
気になるポイントは40%ですよね。
40%もあると捉えるのか、40%しかないと捉えるのか。
ポジティブに捉えるならば、天才達の習慣が参考になるかもしれません。
私も出来る限り取り入れて行こうと思い。早速アプリをダウンロードしました。80歳の誕生日にタイマーをセットしてっと、残り15,329日と7時間。
まとめ
アーネスト・ヘミングウェイ
1954年にノーベル文学賞を受賞した。作品は「老人と海」。彼はスタンディングデスクの上にタイプライターを置き立ちっぱなしで小説を書いていた。なぜか理由を聞くと、座って書くと1文が長くなりやすい、簡潔な文体を追求するためだそうな。
長時間座っているいると、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高まることが様々な研究により指摘されていて、立ちながら作業すると頭脳が活性化され、集中力が高まるらしい。
現Meta(旧Facebook)でも採用しているとのこと。
アガサ・クリスティー
イギリスの推理小説家、累計20億部以上の本が購入されているとのこと。小説なら世界1位。長編66、中短編150以上を書き続け、その作品の多くは、世界中でロングセラーになっている。彼女は、書き出しから執筆せずに、まあまあ殺人シーンから書きだすらしい。その後にストーリーを後付けしていくのだと言う。
確信部分に真っ先に手を付けて、残りはそれなりにと。まさにパレートの法則、20対80の法則なんて呼ばれたりもする。これは、ある特定の要素2割が全体の8割の成果を生み出しているというもの。
有名な著書「7つの習慣」でも、『重要なものを優先する習慣』が、人生を成功させるうえで重要と記されている。
スティーブ・ジョブス
アメリカの起業家、実業家、工業デザイナーで、NeXTやピクサーのCEOを歴任した。彼の「もし、今日が人生最後の日なら」と自問自答するというのは有名な習慣。
さらに彼は豊かな感性の持ち主で、感情に触れた時に泣く習慣を持っていたようだ。人前では泣くなと教わっている人もいるが、泣くのも悪くないのかもしれない。それだけ感動が多いのはすごいことだと思う。
パトリック・コリソン
時間を節約する習慣、人生の残り時間は有限であると意識することで、無駄な時間を削減できるという考えのもと彼のパソコンには、80歳まで生きると仮定して残りの寿命がカウントダウンされている。(1988年生まれ)
時間を浪費している人には、これを意識するのはいいかもしれない。私も早速アプリを入れて、人生を表示させてみた。まだまだあるようで、無いような。
ウォルト・ディズニー
アメリカの実業家、アニメーター、プロデューサー、映画監督、脚本家、漫画家、声優、エンターテイナーなどマルチで活躍。腹いっぱいランチを食べない。食べると頭の働きが鈍くなると考えていたようだ。
実際に、糖質を避けることで血糖値の上昇を防ぐことが出来る。これにより眠気や集中力の低下が避けられる。
ディズニーが書いたエッセイに「成功の秘訣」や「夢を叶える方法」について「働くしかありません」と綴っていたらしい。やはり、健康的な習慣を意識するべきなのだろう。
リチャード・ファインマン
アメリカの物理学者、量子力学の発展に貢献した。無駄に悩むのは、人生の浪費だと考え「デザートは常にチョコレートアイスクリームを食べる」と決め、決して覆さないことにした。アインシュタインやザッカー・バーグも何を着るか考えるのが時間の浪費だとして、毎日同じ服を着た。
日常の選択肢を最小限にして、生活をシンプルにする習慣。
イーロン・マスク
南アフリカ共和国・プレトリア出身。実業家でありエンジニアであり投資家でもある。世界的な経済誌であるForbesで「アメリカで最も革新的なリーダー」ランキングでアマゾンCEOのジェフ・ベゾスと並び第1位の評価を受けた人物。彼は5分を単位として、スケジュールを管理しているらしい。
1日を細かい時間の単位に分けて、スケジュールを管理する習慣。イタリア人のフランチェスコ・シリロによって考案された。ポモドーロテクニックが良いらしい。
具体的には、『25分の作業+5分の休憩』のセットを1つの単位とする。短めの作業と短い休憩を繰り返すことで集中力が高いまま、継続するらしい。単に時間を区切るのではなく、タスクや目標を細かく区切るとなお良いとのこと。
私も早速、取り入れて見ます。
フョードル・ドフトエフスキー
『罪と罰』『白痴』『悪霊』『カラマーゾフの兄弟』など、宗教や生と死、精神と肉体を盛り込んだ、小説っぽく宗教哲学の事を書いて、世界の多くの文豪に影響を与えた。彼は、自身最後の作品だと考えて執筆していたらしい。
銃殺刑から恩赦を受けて生き延びたことから、毎回そう思って書くようになったそうな。死のギリギリで助かるとか、映画や漫画のよう。
お試しとかないってことで、これはなかなか難しいんじゃないかなっと…
死を前にしたからこそ、出来る習慣なのかもしれない。
フォン・ノイマン
ハンガリー出身で数学や経済学に貢献し20世紀の最重要人物となる天才。今使っているコンピュータの概念を作った人。彼は騒々しい場所を好んだらしい。彼の妻が「うるさければ、うるさいほど彼には良い。」と言うほど。静かな場所がすごい苦手だったみたい。
イリノイ大学の研究論文では、ある程度の雑音が、クリエイティブな活動の生産性を高めてくれると発表している。静かな場所を好む人もいれば、逆に音があって集中力が高まる人もいる。
自分にあった環境を整えるのが大事ということだと思う。
ジョナサン・アイブ
iMac、MacBook、iPod、iPhone、iPadなど現在の主要Apple製品のインダストリアルデザイン担当した人。彼はトランスミュージックが好きで、1日中トランスミュージックを聞きながら働く習慣がある。
「単純な作業をするときに音楽を聴くと仕事の生産性が高くなる」らしい。また自分が好きな音楽を聴くとドーパミンが出るようで、「ハリーポッター」の産みの親であるJ・K・ローリングもチャイコフスキーを聞きながら執筆しているらしい。
歌詞がついてるとあまり良くないと聞くが、先述のフォン・ノイマン同様自分にあった環境を見つけ集中出来ればよいと思う。
オノレ・ド・バルザック
19世紀のフランスを代表する小説家。長編・短編からなる90篇をまとめた『人間喜劇』を書いた人。バルザックは1日に15時間働いていようで、1日平均50杯のコーヒーを飲んでいたらしい。
音も環境、味覚や嗅覚も環境の1つ。何事もほどほどに、摂取し過ぎは良くないが気分が向上するなら、手元に置いておくのは良いと思う。
ベンジャミン・フランクリン
『Time is money』『時は金なり』という言葉を残した人。アメリカの憲法の草案を考えたひとり、また科学者・発明家でもあった。彼は、朝と夜に自問自答する習慣をもっていた。
朝「今日はどんな有益なことをするのか?」
夜「今日はどんな有益なことをしたか?」
彼もまた時間を大切にし、1時間刻みでその日のやる事をスケジューリングしてたようで「理想の1日の過ごし方」を図に作成している。
アレクサンダー・フレミング
イギリス・スコットランドの細菌学者で、1945年にノーベル生理学・医学賞を受賞している。彼もまた抗生物質を見つけた事による功績で最重要人物となっている。彼は、細菌を使って遊ぶ習慣を持っていたらしい。
細菌で文字や絵を描いて遊んでたみたい。それも仕事とは関係なく。そして、遊びはただの暇つぶしと言うから驚き。天才の功績には、意外にも同じようなケースが多いらしい。
「好きこそ物の上手なれ」とことわざがあるように、好きで楽しんでいる奴が最強ってこと!早く、楽しい事みつけなきゃ。
孫正義
日本の実業家で日本長者番付の常連。彼は1日に5分だけ使って一つ発明をすることに決めた。考えるのは5分だけアイディアが無ければ、その日は諦めるというもの。
この習慣は発明だけではなく、色々な別の習慣にも使えると思う。5分という時間は意外と細切れで存在している。トイレに入ってる時とか、シャワー浴びてる時、エレベータを待ってエントランス出るまでなど。
時間とノルマを区切ってやるのが効果的。
クエンティン・タランティーノ
アメリカの映画監督、脚本家、俳優、映画プロデューサーとマルチで活躍する天才。独特の世界観を持った映画作りで有名。彼は予想を裏切る展開を作るのに、日頃の会話やジョーク、友人との雑談のなかで出てきたことをメモする習慣を使っているらしい。
メモのストーリーを組み合わせてタイトルの構成を作り上げるそうな。いきなりではなく、小さな積み重ねが大きなことを生む1%の習慣と一緒で、継続する事で大きな成果を生むんですな。
成功者は一日にして成らず。今日からでもまた何かに挑戦しよう。
J・K・ローリング
イギリスの作家、慈善家、映画プロデューサー、脚本家。「ハリー・ポッター」シリーズを書いた人。彼女は作品を執筆する前にカラーペンで登場人物の相関図を作る習慣があるそうな。
色分けして情報を整理することで、複雑な事を単純に把握し易くなるようです。色を活用することで脳が活性化するとかしないとか。割合などは色のついた円グラフに視覚的に見ると分かりやすい。
色と効率化などをキーワードに調べてみるのも良いかも。
是川銀蔵(これかわ)
日本の事業家、投資家、相場師、慈善家。兵庫県赤穂市で貧しい漁師の七人兄弟の末っ子。戦前、独自の経済予測により儲けたが、戦後に全てを失った。ただ正確に経済を予想したことで、相場の世界に入り財産を築いていく。
そんな彼の習慣は、相場から離れていても経済動向を観察し、2年後の変化を予測するというもの。観察も経済紙からだったようです。よく将来を考えろって5年後や10年後を指定されるけど、ぶっちゃけ長いんだよね。
想像力に乏しい私でも、2年後ならなんとか、割と身近だしギリ想像出来そう。
広中 平祐(へいすけ)
日本の数学者で日本人で2人目のフィールズ賞受賞者。フィールズ賞は4年に一度で40歳以下の若い数学者のすぐれた業績を顕彰し、その後の研究を励ますことを目的に作られた賞。
そんな、すごい賞を受賞した彼の習慣は、難しい問題を解くには「私はバカだから」とつぶやくらしい。心理的負担を減らす効果があるとのこと。
近年では自己肯定感が流行っているようだけど、謙虚な自己否定で能力をあげることも出来るんだなっと勉強になった。
私が使うと、ただ事実を述べてるに過ぎないのでどうなんだろう。
小島秀夫
日本のゲームクリエイター、実業家で『メタルギアシリーズ』を作った人。彼の作るゲームは多くの層で人気があり映画のような展開が特徴的。そんな彼の習慣は、出社後に映画を1本見ることらしい。どんなに忙しくても。
そんなことが許されるのもすごい。けど、結果を残してる人はこのぐらい自由なのだろう。この映画を見る習慣がゲーム作りに生かされ他の監督の作品とは一味も二味も違った魅力を持った作品に活かされている。
毎日なにかをインプットすること。どんなに忙しくても、ちょっとしたことを続けることで、のちのち生きてくることがあると信じよう。
イブ・サン=ローラン
アルジェリア出身のファッションデザイナー。世界的ファッションブランド「イヴ・サンローラン」の創業者。クリスチャン・ディオールの愛弟子として経験を積み、2002年の引退まで40年にわたり活躍した。
幼少時代の彼の習慣は、着せ替え人形を作って遊ぶことだったらしい。また奇妙な習慣と思うなかれ、これが彼のファッションセンスを高めた修行となっていたようです。
無駄や意味の無い事、珍妙・奇妙であっても、何がどう繋がって能力に跳ね返ってくるか分からない。アレクサンダー・フレミング同様、やっぱり好きで楽しんでいる人の能力はおのずと高まっていくのだろう。
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