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ドキノレパーク駅にて
悔しいことだが、もうすでに私の小さな計画は頓挫しはじめていた。ひとつにはナンシーの時間が足りなくなってしまったこと、ふたつ目には、私が市場から裏切られたことが原因だ。もうどうしようもない。パイン曹長が、ドキノレパーク駅に到着するしたのはちょうど仕事帰りの人たちが到着した電車から降りてくるタイミングだったという。ナンシーは彼を目撃していたと後になって言ったが、もうその時には駅前のロータリーから放射
もっとみるノートサボりすぎてる
さて少し真面目に書くか!
ブルナック・ヴァルハードのケツの穴
せまいくらいふかいくさい
つっこんだ私の頭とけていく
どろどろどろどろとけていく
くるしいけれどとてもえろい
ブルナック・ヴァルハードのケツの穴
えろいえろいえろいえろい
お手紙届いて大爆発
まちのおとなにくそがとぶ
焼けたくそがとびちって
断片整理 20240126
北側に向いた窓ガラスを通過して、例の小さな白い奴らが侵入してくる。部屋に入るなり一辺五ミリメートル程度の大きさの立方体に成長し薄いグリーンの光を放ちながら「ぶーん」という小さな音を立てて翔び回るのだ。国連は、奴らを〈やごりん〉と呼んでいて、世界中の「現実」に居住している人々に対し
ベッドに寝ている顔の周りを蚊のように煩わしいのでパチンと叩き殺してやりたくなるのだが、ひとつ叩けばそれが十くらいの
断片整理 20240121
銀座線
昨夜「消去」されたのはDJ・ハンプトン。大学は大騒ぎだが、世界に影響はない。一昨日ホイアンの繁華街で拾った細身で青白い顔の少年にギンザミツコシで服を買い与え、マンダリントーキョーのレストランでディナーを愉しんでいる。
歳のせいかすっかり少食になった俺に、コースは過剰だ。左手でメインの皿を押し出すと、少年は遠慮なく喰らいつく。フォアグラと仔牛が纏っていた無花果のソースが彼の薄情そうな唇
あと、十年余りの人生は
ノーガードで行くことにした。
やっと気づいたよ、東谷。
きみは偉大だった。
ローマ字打ちとか、あり得ん派
仕事の都合でローマ字入力の速度を上げなくてはならなくなった。派遣会社がそういうテストを受けさせるのだ。カナ入力ではテストが受けられないという。
どう考えたって効率的ではない。
もちろん、ローマ字入力もマスターしている。カナ入力の欠点は高速で文章を打つときにシフトが効かないときがあることくらいで、ほぼ考えるスピードで入力できるという大きなメリットがあるからそんなのは気にならない。
というわけで、この
Audibleでホロヴィッツ三昧
というわけで、さっき『ヨルガオ殺人事件』の下巻をさっき聴き終わった。Audible生活もすっかり板についてきて、通勤の電車、帰ってから仕事しながらなどながら読書(聴書)すっかり生活の中に溶け込んでいる。サブスクで利用し始めてから2ヶ月目くらいになるのだが、まず最初に、『三体』三部作を一度は単行本で読み通していたのだが、聴き通した。
その後、『プロジェクト・ヘイルメアリー』上下。このあたりで、A
文舵練習問題 第6章 人称と時制
〈練習問題⑥〉老女
時間がかかりすぎた。あまりいいできではなないし、時制と人称をひっくり返して書く二作品目もできていない。後半は明らかに手が抜けている。いろいろ反省してます。
【本文】
iPhoneの画面に白いヒビが入ってるように見え、あら、どこかにぶつけたのかしら、とちょっと気がへこんだ。ルーペを取り出してよく見ると、なんのことないシゲルの毛が一本張り付いていたのだった。キジトラなのにこん