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「言語化しにくいこと」の言語化に取り組むことの大事さ

はじめに

以下の本が紹介されていたので、早速買ってみました。


13歳からのデータ活用大全

読み進めておりますが、これがなかなか面白い。ウチの娘に提供しよう。

ところで、そういえば #積読 になっていた本もたくさんあったなぁと思い、これを機に読んでみることにしました。


今回の本

将棋とラップの本が並ぶのは珍しい

中身については、実はどちらも筆者のブログがあるのでそちらを読んでいただいた方がよいでしょう。

所感

あらきっぺさんは、以前の著書でも「クリップ」や「種駒」といった、

「あー、それそれ」といった概念を言語化+図示するスキルに長けた方

という印象で、以前イベントで本にサインしていただいたことがあります(「十全」と書いていただきました)が、本書でも「エリアR」などという用語の定義はもちろん、居飛車側を持ってなぜ角交換振り飛車を相手にすると苦手なのかというのを考えたときに「そうか、自分は厚みを作るのが苦手だからか」という点に気づけました。これらもすべて「言語化がなされている」結果だといえると思います。

川原さんの書籍は、実はこの動画がなぜかYouTubeのサジェストで出てきたのが先で(※なぜ出てきたのかはわからない)

何気なく見ていたのですが、動画の中で特にデータ分析・統計の要素が出てきたことに感銘を受け本を買ってみました。いや、なるほどと感じるところが多く、これまで「データ分析」がほとんど試みられなかった領域で、

ガチでやるから価値が出る

というのはいいことを言うなぁと思いました。(韻も踏んでるし)

おわりに

どちらの本にも共通なのは「これまで『なんとなく』で捉えられてきたことを明確に言語化しようとしている姿勢」だと感じます。頭にボヤっと思っていることの言語化はとても難しいことで、これを意識してできるようになれば素晴らしいことだと感じています。

領域は違いますが、私の方でもDXというのもまさにこの「言語化」が必要な領域ではあるものの、言語化しにくいテーマだなといつも感じています。

今後も引き続き、この「言語化しにくいこと」の言語化には取り組むことになると思いますので、様々なジャンルの方の意見を取り入れて考えていこうと思っています。

(つづく)

2024.03.02追記

13歳まで待てない(?)データ活用人財向けに、小学生から「データエンジニア」を目指すための教育について書きました。


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