人は言われた役割を演じたがる
人は、生まれてから見たもの聞いた言葉でつくりあげられています。
過去の経験、体験で自分自身が考えや性格が出来上がっていると言っていいでしょう。
あなたはどんな性格ですか?と聞かれたら何と答えますか?
性格を答える時に、自分が知っている性格と、過去に他人から言われたことのある事を答える人がほとんどだと思います。
過去に他人から、優しい、頑張り屋、男らしい、女らしい、思いやりがある、面倒見がいい、気が効くなどの言葉を聞けば効くほど、その人はその役割を演じようとします。
逆に悪い言葉の冷たい、ルーズ、気が利かない、面倒見が悪い、頼りない…と言われるとそう思い込んで、同じように演じようとするのです。
この言われた言葉を演じたがる人の心理を使って、友達、恋人、夫婦関係、子育てで相手をいい方向に変えることが出来ます。
優しいね!働き者だね!頼りになるわ!しっかりしてるね!思いやりがあるね!気が利かな!誠実だね!と相手に望むことを言うことです。
何もないのに言うと不自然なので、小さい事でも見逃さずに言葉にして言うことです。
例えば、いつもオシャレだね!と言われると、どんどんオシャレしていく自分がいるのがわかると思います。
子育てで子供に、グズグスする子やね!と言うとグズグスする子になってしまうので、言うのをぐっとこらえて、早く出来た時に早いねと言うようにすればグズグスがなおる可能性が上がります。
自分の周りの人に投げかける言葉がいい人は、いい人に囲まれるということになりますね。
言葉が人をつくると言ってもいいくらい重要ですね!
相手に演じて欲しい言葉を投げかけて、いい関係を築きあげてください!
最後まで読んでくれてありがとう!
学びと成長の為に書籍購入に使わせてもらいます。