見出し画像

逃避の散歩 105.千代田区鉄道駅ラリー(その1:岩本町駅~水道橋駅)

いま自分はJR神田駅東口の中央通り方面側にいる。以前、東京現代美術館から思い付きでフラフラとここまで歩いた(37回)。

今回はこの出入口から千代田区の鉄道駅を歩く。

ルートは以下の通り。

都営新宿線岩本町駅→秋葉原駅→都営新宿線小川町・丸ノ内線淡路町駅→千代田線新御茶ノ水駅→JR御茶ノ水駅→神保町駅→JR水道橋駅→飯田橋駅→東西線竹橋駅→大手町駅→東京駅→千代田線二重橋前(丸の内)駅→有楽町駅→日比谷駅→有楽町線桜田門駅→霞ヶ関駅→国会議事堂駅→永田町駅→半蔵門線半蔵門駅→有楽町線麹町駅→市ケ谷駅

全部で22駅。銀座線神田駅と同線末広町駅(10回)、九段下駅の前(58回)は以前通過しているため、通過しないようにルートを構築する。また、この中で同一駅名でも運行会社が違う出入口があればできる限りすべてを通過ポイントとしていく。

何はともあれ移動開始。この出入口の前にある横断歩道を渡って奥のガードに沿った神田ふれあい通りを移動する。この通りは多くの飲食店が軒を連ねている。いつもは神田鍛冶町郵便局がある交差点の横断歩道の信号に2分以上待たされるのだが、今回は1分程度の待ちであっさり渡れた。

5分経過、靖国通りに合流する神田ふれあい通り交差点を右折し、次の須田町二丁目交差点を渡って二段階右折してすぐ、スタート地点となる駅の出入口が見えてきた。

7分で都営新宿線岩本町駅A2口前に到着。ここから改めてスタートとする。

この出入口の角を左折し、十字路を出て柳原通りへ出たら右折。泉橋南交差点を左折して神田川に架かる泉橋を渡ると、最初の通過する出入口が見えてくる。

2分経過、日比谷線秋葉原駅5番口前を通過。

秋葉原駅は続けてJR線とつくばエクスプレスの2路線の出入口か改札を通過するので、すぐ目の前の大きな交差点で信号待ちし、ここから早くも苦手な人混み地帯へ突入する。横断歩道を渡って少し北側へ。JR線(総武線各駅停車)の高架下に入り、日比谷線3番口前そばに次の出入口がある。

5分経過、JR秋葉原駅昭和通り改札前を通過。この横にあるヨドバシカメラ前の自由通路を抜けて横断歩道を渡ると矢継ぎ早に3社目の出入口が見えてくる。

6分経過、つくばエクスプレス秋葉原駅A2口前を通過。これで秋葉原駅に停まる3社の出入口を通過。

このままJR駅の中央改札前とつくばエクスプレス駅のA1口前を通過し、秋葉原駅前南通りへ。横断歩道を渡り右折、JR線(山手線、京浜東北線)のガード下をくぐって中央通りへ。

あと少しだ。あと少しでこの人混みから離脱できる。

万世橋交差点の横断歩道を西側に渡ってから万世橋を渡り、右のJR神田万世橋ビルがある方へ曲がる。国道17号とはここでお別れだ。このビルを通過するたび、かつてあった交通博物館(2006年閉館)のイメージが思い浮かぶ。幼いころは学校行事を含めて何度も行ったからだ。

このビルの前にある旧中山道との交差点を渡り、いつも行列ができている蕎麦屋の「神田まつや」本店の前を通過すると、靖国通りに出る。この通りの裏手は運よく第二次大戦時の空襲で焼かれなかった区域で、甘味処の「竹むら」のような歴史的建造物に選定されている建物もある。

「竹むら」といえば、揚げ饅頭やぜんざいが有名だが、冬から春先の間だけ売られる葛餅もなかなか捨てがたい。

須田町歩道橋の横を抜けて横断歩道を渡ると、すぐに次の駅の出入口が見えてきた。

14分経過、都営新宿線小川町駅・丸ノ内線淡路町駅A3口前を通過。すぐ先の淡路町交差点を右折して外堀通りに入る。実は、ここから地下に入ってこの2駅と次に通過する千代田線新御茶ノ水駅の改札口の前を通過しながら移動できるが、今回はあえて地上を歩いて行く。

白泉社の前を通り、淡路町二丁目交差点を左折し、千代田区立淡路公園前のしんさかを上っていく。最初の十字路の横断歩道を渡ってから右折し、次の角を左折。少し上りとなり、都道403号・本郷通りの坂にある重要文化財のニコライ堂前に出る。(トップ画像参照)

右折して坂を上り聖橋交差点に差しかかったところの右側、御茶ノ水ソラシティ前に次の駅の出入口がある。

20分経過、千代田線新御茶ノ水駅B2口前を通過。

この出入口は確か、日立製作所本社があったお茶の水セントラルビルが建っていた頃はもっと交差点の角寄りにあったと記憶している。なので道幅が狭い上に、その当時はすぐ目の前にJR御茶ノ水駅の臨時改札口があったため、朝は交差点が通勤する会社員と学生で渋滞していた。

信号待ちをしている交差点からは同駅のB1口と、2020年3月から工事中のJR御茶ノ水駅聖橋口が見えている。その手前にあるのが神田川を渡す聖橋。渡ると文京区になり、ちょうど同区を駅ラリーしたとき(104回)に同区側の手前を通過している。

淡路町交差点からここまでは今回の方法だけでなく、JR線の昌平橋ガード手前にある神田郵便局前交差点から線路沿いに淡路坂を上ってきても来れる。だが、歩道が意外と狭く人通りもあるため不採用にした。

これから通過するJR御茶ノ水駅の出入口は、現在行われている工事のため一時的に50メートルほど西へ設置されたもので、2024年度内に工事が完了すると廃止になるそうだ。

信号が変わり、新御茶ノ水駅B1口前を通過して横断歩道を更に渡ってから茗渓通りに入ると人混み地帯になる。22分経過したところでJR御茶ノ水駅聖橋口前を通過。今のうちしか見れないこの改札口の前にある横断歩道を渡り、御茶の水仲通りに入って南下する。

この通りのあたりから東にかけて明治、日大、中央など大学が集中している。日大歯学部の前を過ぎたあたりから池田坂を下り、駿河台道灌道と交差する十字路まで来たら太田姫稲荷神社がある右の角を曲がり、日大の情報教育研究センターが見える2つ目の角を左折してまた坂を下る。

27分経過、靖国通りの駿河台下交差点に出る。ちょうど対角線上には三省堂書店本店ビルの建て替え工事現場が見える。これも2025~26年には完成するそうなので、今だからこそ見れる風景だ。

最近は通っていた飲食店がどんどん廃業してしまったので足を運ぶ機会が減ってしまったが、学生の頃のこの辺りは本当に本屋街として充実していた時期だったので、電車賃を節約するため自転車に乗ってこの辺りまで来て本を買いに来た。

交差点を2段階で渡り、神田すずらん通りを入る。東京堂書店の前を過ぎ、横断歩道がある十字路を右に。有名な喫茶店「ミロンガ・ヌオーバ」がある最初の角を左折し、その突き当りから右へクランク状に進んで都道301号・白山通りに差しかかる手前に駅の出入口が目に入る。

32分経過、都営三田線、都営新宿線、半蔵門線が停まる神保町駅A7口前を通過。この横にある、大盛りスパゲティで有名な喫茶店「さぼうる」の行列は相変わらずだ。

城山通りに出たら右折し、神保町交差点に出る。この交差点を越えれば費込み地帯から離脱だ。横断歩道を2段階左折して同駅A3口前を通過して九段下駅方面へ進みはじめる。2つ目の角を右折し、一直線の道を北上。

突き当りまで来たら左へクランク状に移動し、日大法学部横の道をさらに北上すると飲食店街の六差路に出るので、そこから見て左奥の道に入って直進する。信号が見えてきたらそこで右折するとJR線のガードと駅の出入口が見えてくる。

41分経過、JR水道橋駅西口前を通過。

このガードを抜けると「後楽園ブリッジ」という陸橋があり、ウインズ後楽園がある東京ドームシティの黄色いビルに直結している。野球とプロレスと競馬開催時は混む印象がある。

同出入口前にある横断歩道を渡り、線路沿いの道を進む。

(その2:飯田橋駅~日比谷駅)へ続く。