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自分のアセクシュアルについてちょっと考えてみた -LGBTとかQIAとか逆にうるさくない?-

皆さん、恋はしてますか?
私はしてないです。

LGBTという単語が広まって久しいのですが
案外身近にもいるんだなと思うことが昨年末にあったので
今回筆を走らせてみます。

まずは、私はこう思っています

やっと最近になって多様性の時代と言われていますが
類は友を呼ぶのか不思議と私の周りでは少なくなくて
当時から当人同士が幸せならそれでいいじゃないか、と思っています。

嫌悪感は微塵も感じていません。
もともとナチュラルラブのカップルを見るのと同様に
幸せそうでいいじゃない、と思うだけです。

生産性は、(特に昨今は少子化が叫ばれているので)
まぁもしかしたらないのかもしれないけれど
子供を作って育てている人に尊敬の念を抱くだけで
そうじゃない方への否定の感情には働かないです。


ただ、「自然ではない」という認識は持っていて
子孫を残し繁栄していくという
原初のコトワリからは逸脱しているかもしれません。

そうだからといって差別的な意思はまったくありません
BL(ボーイズラブ)・GL(ガールズラブ)に並んで
NL(ナチュラルラブ)という言葉の必然性はあると思っていて
区別をしているなという自覚はあります
これを不快に思う方がいましたら申し訳ありません。
以後はブラウザバック推奨です。

ただ、私は以下の方々へマイナスな感情は一切ないことを踏まえて
読み進めてくださいませ。


私の周りのLGBT

とある女性は、
あきらかに男性的なファッションをしているのが気になっていて
よくよく同棲をしている方との話を聞いてると
これ相手さんも女性っぽく感じるな……と思っていたら
あとあとその通りであることを教えてくれました。

その友人自体は、確かに洋服はゴシックな男装という格好ではありましたが
仕草とかは普通で、心が男性なわけではない、
つまりレズビアンだったのです。
見た目もハンドルネームも中性的だったので
どちらかといえば振る舞いは男性に寄っていたのかもしれませんが。

とある女性は、
オフ会で仲良くなって話してると
やたらと同席した女性を「あのひと素敵じゃない?」と教えてくれていて
そのあと友だちになり何度かカラオケに行った際にもそれを言うので
本気なら伝えてみてもいいんじゃない?と薦めるともじもじしだして、
あ、これ本気のやつやん、となった経緯がありました。

その友人は初めて会ったときからシングルマザーだったので
つまりバイセクシュアルだったのです。
本人はかっこよくなりたいと言いつつも(実際ちょっとワイルド)
背も小さくて振る舞い等は女性のままでした。
想い人の方は背は高かったですが普通に女性らしい女性。
凛としていて清楚な方ですね。

とある女性からは、
飲みに誘われるお店が毎度ゲイバーで、
言うなればそこが彼女の常連店だったわけですが
そこにいる店員さんはもちろんもれなくゲイの方。
もれなく、いわゆる"オネェ口調"で、イケメンへの愛を語っていました。

普通、そういう場所は
女性は男性の同伴がないと入店拒否するらしいのですが
その女性は仲良くなりすぎて特別に許可。
女性自身も確かに同性にはベタベタしますが(スキンシップも多め)
恋愛対象はゲイバーにまったく関連なく普通に男性なのでナチュラルです。

とある男性は、
口調がオネェ口調だなと感じていたことを吐露すると
実はお付き合いしている同性の方がいると教えてくれました。

そこから出てくるエピソードがとてもかわいらしく素敵。
それこそ無理なく自然体でその関係を楽しんでいるようで
聴いてるこっちが微笑ましくなってしまうような良好さでした。
なんだその理想形な恋愛観は。それこそナチュラルラブではないか。
そういう人と出会えることって超幸せじゃん。よかったね。

等など、私の周りでは
割合は少ないといえまったく他人事ではない身近な話題だったのです。


アロマンティックとノンセクシュアル

さて、私は以前の投稿でアセクシャルであることを明かしています。
上記でも若干触れていますが
カラオケに異性と二人で入ることは全然つい最近もありましたし
これまでも数え切れないほど体験しています。

……あれ、むしろカラオケじゃなく
映画やコラボケフェ行くときって異性と出かけることのほうが多いな。笑
9割以上が異性相手ですわ。

異性の部屋に泊まりに行ったことも何度かありますし
逆にうちに来て長時間過ごすこともあります。
(自分があまり自室に人を呼ばないので
こちらはそんなに多くありませんが。)

それはおそらく、これは当人に訊いたことないので推測でしかないのですが
私に恋愛的方向に持っていく雰囲気が微塵もないからこそ成立している
と思っています。

まぁ実際ないですし。

そして、同様に異性に対して不得手ということもありません。
普通に話しますし、なんなら友人の割合は半々くらい。
むしろここ10年に絞れば異性の方が多いくらい。


内面としてはどうでしょう。
昔から中性的な見た目に惹かれることは多かったです。
長髪の男性、短髪の女性が好き。

今でもガーリッシュな男性を見るとかわいいなと思うし
子供の頃からボーイッシュな女性が魅力的だなと感じていました。

かといってルッキズムを重視してるかといえばそんなことはなくて
清潔感があればあとは激しくどうでもいい。
私自身にあるかと言われればないのですが。リンス使ってないもん。

服装は基本男性的。
スカートも持っていますがガーリッシュに着こなすというよりは
ズボンの上に履いてあくまでアクセサリーとしての使用。

そもそも服を買う習慣がないので貰い物が多いのですが
当然異性からもらったものもデザインさえ気に入れば着回します。
ボタンが右前・左前の服装が半々かな。

化粧はオフ会やライブに行くときはしてました。
過去形ではあります。マスク時代になってしなくなりました。
まぁでもアイラインとファンデーションのみで
チークや口紅等はまったく使いません。
4年くらいしてないけど、またやってみようかなという意思はあります。

口調は「じゃない?」「ですわ」「だわ」は多用してますが
イントネーションは男性的でしょうか。
シナを作った覚えはほとんどないです。

女性向けコミックは大好きですが
過去のトラウマからキスシーンが苦手で
そこだけちょっと寒気を催しながら読んでいます。
男性向けコミックのほうが7割くらい。
ファッション誌はイラスト用に女性誌が多いかな。

同性と付き合うことを考えたことはなかったので
恋愛対象はおそらく異性。

以上のことから、体と心の性別に相違はなく
きっと私はアセクシュアルなんだろうな
と結論づけております。
実際はわかりません。
告白したこともされたことも経験としてはあるので。


ただ、よくよく調べてみるとアセクシュアルにも種類があって

厳密には「他者に対して性的魅力を感じない」がアセクシュアル、「他者に対して恋愛感情を抱かない」がアロマンティック、性的欲求・恋愛感情の両方を抱かない方は「アロマンティック・アセクシュアル」と言います。

しかし日本では「他者に恋愛感情を抱かない」という意味も込めてアセクシュアルと表すことがあり、「他人に恋愛感情を抱くものの性的魅力を感じない」人はノンセクシュアルと呼ぶことがあります。

©JobRainbow

らしいです。

うーん、ちょっと複雑になった!!

他人で性的欲求を満たしたいと思ったことはなく
幼少期は恋愛感情を抱いていたことはあるからノンセクシュアル?
いや、学生時代にしか好き嫌いとか言ってない気もするから
外的要因による後天的なアロマンティックかな?

ただ性的欲求を満たすとしたら異性を意識するから
ゲイやトランスジェンダーではない。
実はただの恋愛恐怖症?

いやちょっと待てよ。それは漫画やイラスト等、
つまり創作物でしか満たしていないから
逆にそれらでは満たせるから
ひょっとしたらフィクトセクシュアルなのかもしれない!

なんだかわからなくなってきたのでこの辺にしておきます。
アブノーマルなのは認めます。爆
現実感がないものや恋愛感情を伴っていないものが好き。


とりあえず私にとって恋愛はエンターテインメント。
傍から見てる分には面白いけど
いざ自分がそれをしたいと思うことはなさそう。
スポーツ観戦と一緒です。
感動もするしかっこいいと思うけど自分がそれをしたいかといえば違う、
そんな感じ。

音楽もラブソングは共感できないし
アニメもあまりラブコメは好んで視聴しないですしね。


Afterword

最後ちょっとお下品になっちゃったかもしれませんが
まぁ今更隠すことでもないでしょう。
描きたいと思ってる漫画はどちらかといえばそういうのですし。
(【生徒会役員共】くらいの下ネタ具合)

まぁ多様化だ多様化だっていってカテゴリ分けが差分化されて
それぞれに名前がついたからといって
無理やり区分する必要もないと思いますけどね。

なんとなく合うな、と思った人と付き合っていけばいいんですよ、
人間関係なんて。

存外悪い人ばかりではないですし、
大概の人は好意は受け入れてくれます。

無理に恋愛する必要もありません。

でも、これを読んでいる貴方に思いを寄せてくれる人が
案外近くにいるかも知れません。
もしもアセクシャルだと思い込んでそれを反故にするのももったいない。

私のように、情事に発展する可能性があるならないほうがいいや
と思っているわけではないのなら
その好意、一度受け入れてみるのも一興だと思いますよ。

何かを頑張っている貴方は、貴方が思っている以上に魅力的です。
あなたを好きな人は、必ずいます。

そのあとはその子の努力次第。
合うと思ったら続ければいいし
合わないと思ったら元の友人関係に戻ればいい。

世界はその手の中に。
自分の心次第で拡がりもするし閉じもする。

私はなるべく閉じこもりたいです。
「頑張らない」を頑張ってます。

ひょこっと顔だしたときにちょこっとだけ付き合ってくださると幸いです。
まさに今、付き合ってくれて(読んでくれて)ありがとうございます。

また次回更新した際はよしなに。



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多様性を考える

最後まで長文お読みいただき誠にありがとうございました。 つっこみどころを残してあるはずなので 些細なことでもコメント残してくれると嬉しいです!