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インフェリオリティ・コンプレックス

人形を被って暮らしているという女性の記事が上がっていました。

コンプレックスから着想され
こうして今やインフルエンサーとしても活躍されてる姿に尊敬を覚えます。

かっこいいぜ。


朝焼けを彩る瞬間

millnaさん。
まず名前に度肝を抜かれますよね。

ミルナ、と読めます。
どれだけ人に見られたくないんだと。


ですがその気持ちは良く分かります。

私はイラストや作詞作曲といった、
引きこもってもできることが大好きです。

音楽鑑賞と読書という趣味も該当します。

前職はマネージャーという、華やかな世界に於いて
裏方職のアルティメットとも呼べる位置にも就きました。

根本的に"人前に晒されたくない"
この気持ちはたぶん一生変わらないでしょう。

一見millnaさんのデザイナー活動、及びYouTubeは
そのコンプレックスとは相反しているようにも見えますが
表現することと表に出ないこと
必ずしも共存出来ないわけではないのです。

視点ハートを着替えればきっと叶うのです。


コンプレックスも武器になる

私はコロナ蔓延以前よりマスクを常備するタイプの人間です。

風邪とか花粉症とかの時期に関わらず、ある日を境に
「マスクってめっちゃ楽やんけ!」と気づいて、
以来自室と外食のとき以外は着用するようになりました。

幼少期から外見に対するコンプレックスは人一倍強く
写真なんかも極力映らないようにして
何かと写真に切り取りたがる母親とは葛藤の日々でした。
(今ではもっととっておくべきだったなと反省してますが)

髪を伸ばすのはもっぱら"顔が隠せるから"。
前髪を垂らしておけば周りの顔もよく見えなくなるし一石二鳥だなと。

田舎という閉鎖空間と学生時代では思いつきもしませんでしたが
上京してからは有事の際は化粧もするようになります。

ファッションも割りかし
人と違うデザインを好んで着用している自覚もあります。

そう、これらは性的アピールという武器で決してなく
自分のアイデンティディ守るための盾
だったのです。

この方の言う「性的ではない状態になりたい」というのもよくわかります。
それが絡むことによっていろんな関係性が崩れるのが悲しかったのです。

さすがにネットの書き込みだけで、
異性が全部同じ感情だとは思いませんでしたけどね。

外見が悪くてもコミュニケーション能力さえあれば受け入れてもらえる、
それは体験談として身にしみていたので、
実践することで今の私の人格は形成されていきました。

ただ、余談ですが
millnaさんは
性的対象に入りたくない一心で人形になることを選びましたが、
世の中というのは広いもので、球体関節に偏愛する人もいますけどね……


私も同じく、容姿にコンプレックスのある者として、
どのような創作が描けるだろう。

今振り返ると、描いてきた歌詞は
そういう人に届けたいものが多い気がします。

大丈夫、君は綺麗だ。変わらなくていい。
だから自信を持って、その活動を続けて魅せて。

今度はイラストでもそういう表現ができたら良いな。


ときめきを忘れないで、やるしかないのです。


Afterword

さて、今日もこれから用事があるので朝から投稿です。

意味深なタイトルが付いてますが、
実はもっとグロテスクな内容の記事が後に続いていました。

最終的には「四肢のない異性が理想の恋人なのではないか」
という過激な恋愛観に帰結したので、ばっさり2000文字くらい削りまして。

危ないとこでしたね。苦笑

まぁ、今回この記事を締めくくるとすれば

・性的対象になりたくない、から始まったデザイナー活動で成功
・表現の自由、コンプレックスこそ最大の武器になる
・むしろ希少な性癖だからこそ個性的な作品を描けるかもしれない

ということで、
私は全面的にmillnaさんの活動を支持します


漫画を描いてみたい。
それが今の目標かも知れません。

胸のアルバムにしまってある題材は結構あるんですけどね。

・性同一性障害を持つ主人公(彼氏持ち)×3人の友人の美少女日常群像劇
・イケメンの二次元ヲタク×冴えないヴィジュアル系マニアが出会う話
・五体不満足(五感の一つずつがそれぞれ欠損した)少女5人の萌え4コマ

等。

そのうちこれらが発表されたら「あのときの!」と笑ってください。
もしくは読みたいから誰か描いて!

よくイラストとして登場している吟遊詩人くんの物語も、
まだあるっちゃあるんだけど、
私が書く歌詞は彼が描いているという設定である程度消化できてるので
改めて描くことはもうないかなぁ。

頭の中が自動筆記できる能力があればいいのに。
とは、絵描き仲間の友人と常に言い合ってる戯言です。



最後まで長文お読みいただき誠にありがとうございました。 つっこみどころを残してあるはずなので 些細なことでもコメント残してくれると嬉しいです!