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湿気が多い日本で暮らす犬に与えたい生薬

愛犬の身体に良い生薬を与えたいと思っても
「いったい何をどこで入手できるんだろう?」
「どうやって与えれば良いんだろう?」と悩む飼い主様が多いのではないでしょうか。

今回は簡単に活用できる生薬についてご紹介するのは『ヨクイニン』です。

ヨクイニン


ヨクイニンとは聞きなれないかもしれませんが、「ハトムギ」と聞くと知ってる!という方も多いと思います。

ハトムギといえば夏に美味しいハト麦茶を一番に思いつきますね。

またスーパーなど身近なお店でも購入できます。

ハトムギの種皮を取り除いた種子を乾燥させたものが「ヨクイニン」(生薬名)になります。

ちなみに、ハトムギの名前の由来は鳩がよく食べるからだそうです。

ヨクイニンの特徴と活用方法

ヨクイニンは、有毒にも無毒にもなるので長期服用は避けた方が良いです。

なので湿気の多い夏に少しずつ摂り入れて養生しましょう。

栄養的にはたんぱく質の含有量が多く、他にもビタミン類や食物繊維を

多く含みます。

また薬膳的には、利水作用によって脾臓の働きを健やかにし、肺の働きを助ける作用があります。

日本では美白やイボ取り効果が期待される「ハトムギ化粧水」や「ヨクイニン配合乳液」など人の化粧品を見かけることが多いですね。

薬膳では「白い」食材には体を潤す作用があります。

湿気が多く暑い日本では、汗をかいても、体に熱がこもりがちになり、脾臓の働きを弱めてしまいます。

ましてやワンちゃんは人のように汗をかいて体温調節することができないので、利水作用、熱を取る作用のあるハトムギを適度に食事に取り入れ、
ジメジメと蒸し暑い日本の夏を乗り切って健康長寿に繋げていけると良いですね。

愛犬に与えたい【ハトムギ入りスープ】

①ハトムギ大さじ1を軽く洗い、水を入れたら鍋に入れて火にかける

②沸騰したら中火にして柔らかくなるまで茹でる。
 途中、水が少なくなってきたらさし水をしながら指で簡単に潰れるくらい  柔らかくなるまで茹でて、茹でハトムギを作っておく。

※茹でたハトムギは冷凍保存も可能なので、多めに茹でて保存しておくといつでも簡単に使うことが出来ます。

③別の鍋に300mlのお水を入れて、愛犬用に細かく刻んだズッキーニ、パプリカ、ブロッコリーなどの夏野菜を茹でる。

④沸騰したら鶏胸肉と加え、火が通ったらトマトを加えてひと煮立ちしたら完成です。

※鶏胸肉は50〜80g前後、各夏野菜は20〜30gほどで、愛犬のサイズに合わせて調整してください。

※与える際は人肌程度に冷まし、食べやすい大きさに切ってから与えましょう。

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おやつにも最適なおすすめのハトムギポップ

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本日も最後までご拝読いただきありがとうございました。


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