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人気声優と石巻まで旅 仙石線マンガッタンライナー 陸前小野駅で海斗ショー

 JR東日本仙台支社は21日、人気声優の関智一さんらと一緒に鉄道の旅を楽しむ「仙石線マンガッタンライナーで行く!石ノ森萬画館の旅」を開いた。県内外から約70人が参加し、仙台駅から石巻駅間を運行する特別運行列車に乗ってトークショーなどを楽しんだ。

陸前小野駅では、関さんと海斗がコラボしたショーが展開された

 県制150周年記念で、萬画館と仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会、JR東日本仙台支社などが協力した特別企画。コロナ禍で1年先送りされていた。人気アニメ・ドラえもんのスネ夫役などで知られる関さんは震災後、萬画館との縁が深く、これまで多くのトークショーを催してきた。

 特別列車は午前9時39分に仙台駅を出発した。関さんが座長を務める「劇団ヘロヘロQカンパニー」のメンバーも乗り込み、約1時間の旅を盛り上げた。

ふあん☆ガールもアクションショーに加わった

 途中下車した陸前小野駅では、関さんのラジオ体操の掛け声に合わせ、参加者が体を動かしたほか、石巻のヒーロー「シージェッター海斗」も登場。石巻市地域おこし協力隊でお笑い芸人のふあん☆ガールを巻き込み、笑いありアクションありのショーを展開した。

 同市桃生地区の山内江太郎君(9)、紳次郎君(6)兄弟は「スネ夫の声でラジオ体操ができて、とても楽しかった。声優の人ってすごい」と目を輝かせた。

 列車はその後、石巻駅に到着。ホームでは齋藤正美市長や後藤謙次石巻駅長らが出迎えのセレモニーを行ったほか、参加者は萬画館での企画展や常設展も楽しんだ。【渡邊裕紀】





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