低GIチョコレートで健康チョコ習慣
日々、健康を意識した生活を心がけているけれど、毎日おやつを食べる習慣だけはどうしてもやめられない。
少食というほどではないけれど、一回の食事であまり多く食べられない分お腹が空くのも早く、毎日15時台に何かしらおやつを食べている。
おやつの内容は、チョコレートやクッキー、おせんべいなどがメインで、たまにスイーツを買ってきたりする。
健康意識が高いわりに、健康のことを考えるとあまりよろしくない内容だ。
でも、美容にしろ健康にしろ、我慢してストレスをかけるのは私のやり方ではない。
そこで思いついたのが、おやつをやめるのではなく、おやつの内容を変えること。
それも、完全に変えるというよりは、一部を変えるといったほうが近い。
具体的にどうしたかというと、おやつのはじめに低GIのチョコレートを食べるようにしたこと。
GIとは、糖質の吸収度合いを示す値。
この値が低いほど、糖質の吸収がおだやかだといわれる。
低GIは、このGI値が低いということだ。
最近は、ダイエットでもカロリー制限をするより、いかに血糖値をあげないようにするかがポイントだと聞く。
ダイエットに限らず、血糖値の急な上昇は糖尿病の原因にもなりうる。
そんなこともあり、私がおやつに取り入れるようになったのが低GIのチョコ。
いま食べているのは、「明治 チョコレート効果カカオ86%」。
小ぶりの個包装なので手軽に食べられるし、バッグに入れても邪魔にならない。
高カカオチョコ特有の苦味があって、じっくり味わって食べていると1、2個でもじゅうぶん小腹が満たせる。
なので、おやつにはまずチョコレート効果を1、2個食べて、それでも物足りなければ好きなおやつを食べることにしている。
そうすれば、すでに低GI食品を食べているので糖質の吸収が穏やかになるという安心感もあるし、意外とチョコだけでもお腹がふくれるので食べ過ぎ防止にもなる。
それと、毎日おやつを食べる人間にはありがたい研究報告がある。
それは、1日3食をしっかり食べただけの場合よりも、1日3食に加えて午前と午後にそれぞれ1度ずつ間食をした場合の方が、1日の血糖値の変動が小さいというもの。
あまりに空腹状態だと、次に食事をしたときに血糖値が上がりやすいということだろう。
もちろん、食事やおやつの内容によって数値は変わると思うけれど、適度におやつを食べる分には問題ないということだ。
さらに、おやつを低GIのものに変えたら、鬼に金棒だ。
もっとも、おやつくらい好きなものを食べたいとか、そんな数字気にしてまでおやつを食べたくないとかいう考えもあると思う。
もちろん、おやつを食べるも食べないも自由だし、何を食べようとその人次第だ。
だけど私は、毎日のちょっとした選択によって健康でいられるなら、そちらを選びたいと思う。
あまりに健康に躍起になるのは疲れるけれど、身近な病気持ちの人なんかを見ていると、つくづく健康のありがたみを実感する。
まずは正しい知識を得て、それから自分はどうすべきかをよく考え、これからも健康でいられるような生活をしていこうと思う。
悲しいのは、これを家族に言ってもあまり真剣に捉えてもらえないことだ。
またそんなことばっかり、と呆れられてしまう。
本当は家族にも実践して欲しいことがたくさんあるけれど、人は変えられない。
でも、この記事を読んでくれた人の中に、少しでも健康への意識を高めてくれた人がいると嬉しい。
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